甥っ子一家と針ノ木テン泊 台風来る前に‥
- GPS
- 28:46
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,502m
- 下り
- 1,484m
コースタイム
天候 | 9/17土:晴 9/18日:曇り&強風一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝4:00時点で無料駐車場は全て満車。さすが3連休初日。 針ノ木小屋併設トイレは有料。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
針ノ木雪渓はもう無く、全コース高巻道。 高巻道の方が鎖場岩場ありで実は注意必要。 最終水場から山頂まで約30分。この日は増水しており、かなり砂利混じりの水であった。小屋でも購入可。 |
その他周辺情報 | 薬師の湯。 |
写真
感想
今年の夏は、週末天候不良が続き、
甥っ子たちとテン泊したのは台風で急遽下山した涸沢のみ。
今回の3連休を楽しみにしていたが、またまた台風が‥。
今回も出かけられないなと思っていたが、
妻が、「台風来るのは連休最終日。北アルプスは初日の土曜は晴れる。日曜日にすぐ降りて来れば台風の影響は殆どないと思う」とのことで義妹と談合して強行。
渋る男性陣を追い立てて、行先は針ノ木に。
実は義妹は雪渓嫌い。小学校の時に父上と白馬大雪渓を歩いた時のトラウマがあるとか。
今年は針ノ木雪渓はもう雪は無し。高巻道に若干岩場があり、我々的には雪渓の方が断然歩きやすいと思うのであるが、まあ、雪渓を通らないで行けるということで出発。
台風が近付いているが、土曜は好天予報とあって扇沢無料は案の定満車。
これは折り込み済みであり、有料へ駐車。
トロリーバスの行列を横目に見ながら針ノ木へ。
台風の影響で気温は高く湿度も高い。
汗が止まらず。
もう閉まっている大沢小屋で朝飯にする。
ここからは、テンバ確保のため、妻と甥っ子の先行隊と後発部隊に別れることに。
高巻道の岩場で義妹のエスコートしつつ進む。振り返れば爺ヶ岳が綺麗に見える。
最終水場で2ℓ水を汲む。水はかなり砂利を含んでおり、義妹夫婦は胡散臭そうにしていた。
針ノ木峠到着。
既に1時間前に到着していたという妻と甥っ子が、既にテント設営完了していた。本日は台風の影響で風が強まりそうなので、厳重にペグを打つ。
今日は槍も見える好展望。
テンバでゆっくり昼食。
昼食後は腹ごなしに針ノ木へ。
針ノ木山頂は10回以上は来ているが、今日が1番良い眺望であった。
大体ガスがちばかりであったが、今日は剱立山から白馬、後立山、裏銀座から水晶、薬師、赤牛、槍もくっきり。
立山へのロープウェイの動きもよく見える。
甥っ子たちは初針ノ木でこんなに良い眺望とはラッキーだ。
山頂でずっと景色を堪能。
昼寝もした。
少し灰色の雲が広がってきたのでテンバに戻ることに。
降りる際、雷鳥の一団に遭遇した。
後はテンバに戻ってのんびり。
しばらくすると灰色の雲は消え去り、また晴れてきた。
妻と義弟は、ビールを飲みまくっていた。
夕方もクッキリした眺望のままで、宴会兼夕飯。
風も予報に反して強まらず、夜は星も綺麗であった。
翌朝。日の出時は辛うじて景色も見えたが、その後は深い霧に覆われて、
7時半ごろから雨が強まりカッパ着用。
しかも1番気を使う鎖場の高巻道で酷い降りに。
全員無事に通過するまでかなり神経使った。
大沢小屋手前あたりで雨は止み、カッパが暑苦しくなったので脱ぎ、しばし休憩。
明日、台風が来るというのに、人数はそれほどでもないとはいえ登ってくる人がいたのには驚いた。
下山後、温泉に浸かっていたらまた晴れて暑くなってきた。
三連休は初日のみ晴ということで、日帰りの人が大多数であった。
自分たちも最初に針ノ木に来た時は日帰りしたが、日帰りしたのは初回だけ。針ノ木サーキットしたり船窪に向かったり。
なによりも、天気が良い日に上でのんびりするのは何物に代え難い。
いつも混んでいるテンバであり、週末は登山道上にも溢れていることもあるが、この日は台風予報のためか適度な数であった。
しかし、雨の中の高巻道の下山は義妹一家には少しハードであったか。
怪我もなく全員無事帰還して良かった。
温泉に入ってそそくさと帰宅し、三連休最終日に来るという台風に備えた。
初日だけでも何とか晴れて良かった。
連休に針ノ木行って種池山荘まで縦走ルートを
計画していましたが、天候悪そうで取り止めていました。
また、こちらは未踏峰なんですが・・・
縦走はちっと厳しそうでしたね
薬師の湯は先日立ち寄ったら、かなり混雑してましたよ〜
のように金曜お休みできれば、2日とも天気は良かったのですが
土曜の白馬は確かにこちらから見ていても終日晴天でした。槍は雲に覆われている時間もありましたが。
針ノ木から種池の縦走は、アップダウンが多くて妻はとても好きですよ
針ノ木、スバリ、赤沢、鳴沢、と。
雷鳥もいつもそこここで見かけますので、
ぜひ周回なさってください
この時期になると雪渓はなくなるのですね。
針ノ木は一度だけテント泊したことがありますが、テンバ争奪レースに敗れて上の方に張ったのですが、隣に気のいいご夫婦がテントを張り、地元の大吟醸酒をいっぱい勧められた思い出があります。
もう飲めないと言うのに遠慮するなとしつこく勧められ往生しました。
こういうパターンが私の場合何故か多い(笑)。
雪渓は、大抵9月初旬に大沢小屋が閉まると同時に無くなります。
雪渓時の方が歩きやすいですが、高巻道の方が変化に富んでいて面白いです。ただ、大沢小屋のトイレに入れないのとコーラを買えないのが秋の難点ですが‥。
ここのテンバは混んでいると、とんでもなく上の登山道沿位になってしまうので、夜にトイレに行くには急なガレ場の投降が大変かと
でも、大吟醸ご夫婦のお相伴に預かるとは、流石hakkutuさん
のご縁がありますね!
この時期になると雪渓は全くないんですね。
ワタシも雪渓歩きのほうが好きだなあ。
テントは甥っ子ちゃんが張ったの?
すっかりたくましい山男だね
針の木から種池への周回は真横を走る稲妻に襲われ生きた心地がしなかった思い出があります。
一人直撃され、顔中包帯巻きのミイラ男みたいになって翌朝ヘリで引きあげられていくのを見ました。
くわばらくわばら・・・
安全第一とはいえ、雷はなかなか回避できないよねえ。
姐さんは、種池周りで雷に遭って以来ここは鬼門とよく仰ってましたねえ。
覚えてます。
自分も雪渓歩きの方が好きです。が、ここは夏の終わり頃から高巻道になることが多いです。緩みやすいのでしょう。
テントはウチは妻が背負ってますが、
甥っ子の方は本体は義弟が背負っていて甥っ子は食糧担当です。
あちらのテントはモンベルのデカイ4人用なので
最近不参加が続いてますが、一応、お兄ちゃんもいるんで。
甥っ子と妻は先行隊としてよく一緒に歩いてますが、
「僕が高校生くらいになったら、荷物持ってあげられると思うから、ずっと一緒に山に行こうね」と言われたとかで感涙してました。
頼もしや。
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