幌尻岳【渡渉初体験、幌尻山荘泊】
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- GPS
- 29:43
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 1,933m
- 下り
- 1,916m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 10:42
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
飛行機
●9/17:幌尻岳登山、幌尻山荘泊 ●9/18:下山、旭川へ移動、旭川駅近くのホテル泊 9/19:大雪山旭岳登山 9/20:旭川観光(旭山動物園)、新千歳(20:10発)→羽田 ●とよぬか山荘、幌尻山荘の予約等はHPから可能です http://horoshiri-biratori.jp/ ●とよぬか山荘4時発第一便のシャトルバスにてゲートへ バスは要予約、往復4000円/一人、片道約50分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●トイレ ゲート(バス停)に仮設トイレ 北海道電力取水施設に携帯トイレブース 幌尻山荘にバイオトイレ(使用料1000円) ●登山道 ・取水施設までは林道 ・取水施設から渡渉開始地点:へつり部分は鎖はあるが慎重に、砂地が崩れて高巻きする場所はちょっと歩きにくい(渡渉開始地点の少し手前、前方川沿いにピンクテープがあるが、斜め後に高巻きするように登って行く道がある。これが見つけられなくてここから渡渉開始かと思い準備をしていたら登り口を見つけた。) ・渡渉、山荘のすぐ手前まで続く、大小あるが20くらい渡ったと思う ・幌尻山荘から命の水の少し上のピークまでは急坂が続くが歩きにくいことはない ・稜線〜頂上、多少のアップダウンが続くが歩きやすく、北カールの景色が素晴らしい |
その他周辺情報 | ●とよぬか山荘 4000円/一人、現在食事提供なしで素泊まりのみ 廃校になった校舎を利用した宿泊施設 学校の雰囲気を残しながら、トイレやお風呂はとてもきれいです 当日の宿泊者は私たち2人で貸切にて、静かでゆっくりできました ●幌尻山荘 2000円、1000円/バイオトイレ使用料+携帯トイレ1つ付き、計3000円/一人 要予約、当日の宿泊は14名くらいだったかな 2階を7名で利用と広々使えました 食事は屋外、沢水ですが水が出ているので浄水器でろ過して使いました 小屋への持ち込みは寝具や貴重品のみで、ザックは倉庫のような場所に保管 バイオトイレは夜間は使用できない ビール:700円(350ml)、コーラなど:520円 ●シャトルバス 1日3便、バス内で飲料販売、ペットボトル飲料は200円 ●びらとり温泉「ゆから」 http://www.biratori-onsen.com/spa/ 500円/大人 広くてゆっくりできてこの値段は近くなら確実にリピ決定 |
写真
http://www.biratori-onsen.com/spa/
500円/大人、お風呂も脱衣所も広く高炭酸風呂なども楽しめてこのお値段と素晴らしい
一緒に下山してきた皆さんとここでまた会いました
感想
百名山の中でも難関と言われる幌尻岳を残していることが、ずっと胃痛の原因でした。
本当は今年の7月にチロロから登る予定でしたが、天気が優れないので中止、その時はトムラウシと十勝に登りました。
その後、新冠山荘の予約が取れたので、今回はそちらから登る予定でしたが、8月の豪雨による林道崩落で通行止めにて断念。
チロロ林道も途中崩落で余計に歩く必要があるもののなんとか行けそうなので、2泊で登る予定を立てていましたが、出発の4日前に幌尻山荘の空きが出たのを発見し予約、急遽コースを変更しました。
こちらのコースは幌尻山荘の予約が取れる気がしなかったので、渡渉があることくらいしか予備知識なし、急いで徒渉の準備とパッキング済みの荷物も入れ替えるというあわただしさ。
ただ沢登りもした事がないので渡渉グッズが何もない。
会社帰りに登山用品店をハシゴしながら沢足袋のような沢用靴下は購入、沢靴までは今後使わないであろうことと、季節商品なので今はあまり取り揃えがないと言われ、安くて簡単に用意できるものはないかとポチポチとネットで調べると、ビニールテープで手作りできるワラジを発見。
PP(ポリプロピレン)ロープを購入し、YouTubeを見ながらワラジ作成に着手。
自分の分は出発前に何とか出来上がるが連れの分は間に合わず、登山前日のとよぬか山荘で夜な夜な作成し2人分のワラジが完成。
これで渡渉は防水ではないトレランシューズに手作りPPロープワラジで挑みましたが、これが予想以上のできで全く滑らない。
実は川の中の石って全く滑ることなんてないんじゃない?と思うほど快適に徒渉ができました。
ポリプロピレンというのがフェルトの原材料だから同じ効果があるというのは本当でした。フェルト底の靴は履いたことないので比べたわけではないですけどね。
山荘から上は急坂を登ってカールに出ると紅葉もあいまって素晴らしい景色が広がっているのは分かるのですが、ガスの中であまり堪能できず。
山頂もガスの中で眺望なし、こんなものですよね。
ただ、下山時は山頂から少し下るとガスが晴れて、青空は望めないものの、紅葉とカールを見ながら楽しく稜線歩きが出来ました。
徒渉を越え、森の中の急登をを抜けると広がる稜線、その奥にそびえる山頂、百名山にふさわしい素晴らしいお山でした。
これが家から近くにあるのなら、また行きたいと思える山ですね。
天気や準備など色々とバタバタしましたが、今回無事登頂でき、肩の荷が下りました。
いつもはテントであまり山荘泊はしないのですが、小屋番さんも一緒に泊まった登山者も皆さん良い方ばかりで楽しい山行となりました。
下山時、渡渉区間でテレ東の「Youは何しに日本へ?」の撮影隊と遭遇、幌尻で100座目だそうで、この日も天気が心配でしたが無事登頂できたみたいですね。
オンエアが楽しみです。
私たちもこれで98座目、ラストスパートです!
18日からまたシャトルバスが運休となり、皆さん無事に下山できたのか心配しておりました。
遅ればせながら、百名山完登おめでとうございます。私も後5座、早く百名山ロスとやらを味わいたいものです。
メッセージありがとうございます。
実は先にshibataroさんの幌尻岳の記録は、「朝、バス停に居た方だ!」と思い、拝見させていただいておりました。
第2ゲートの小屋は結構快適そうでしたよね。
shibataroさんも完登まで5座ですか、残りが少なくなると次の山行の選択肢が少なくなるので、なかなか進みませんよね。
私たちは残り5座の時は白馬岳以外は全て北海道でした。しかも幌尻が残っているという。。。
九州方面を残されているようで、近場ではないですが、ラストスパート!頑張ってください!!
百名山ロス、確かに言われてみればそんな気がしてきました。
次なる目標に向かって、楽しみながら登山を続けて行きたいと思っています。
前回拝見した時は記載がありませんでしたが、お怪我をなさったのですね。
確かにあの崩れている場所は危険でしたよね。
私たちも登山道が消えたと言いながら右往左往しましたが、高巻きの道を見つけて笹をかき分け通過しました。
無事に全快されることをお祈りしておりますので、お大事にしてくださいね。
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