くじゅう連山


- GPS
- 15:10
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,261m
- 下り
- 2,267m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:38
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:24
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
連休に合わせて休暇を取ったものの、台風が直撃。予定が大幅に狂って縦走が難しくなった。でも、せっかくの休みなので、天気がマシそうな九州の百名山巡りをすることにした。最初はくじゅう連山へ。坊ガツルでテント泊をして東西の山を歩く。
[1日目]
早めの新幹線で行き、小倉からレンタカーを使う。ところが、高速の一部が通行止めで下道をひた走ることに。結局、11:30過ぎの出発になった。久々のテント装備なので、意識してゆっくりと歩く。法華院でテント場の手続きと温泉の支払いをして、アタック準備をしていたら既に14:30になっていた。
大船山と平治山くらいなら行けるかと思い、スタート。大船山への登りは思ったより長い。基本的に石がゴロゴロした道が尾根まで続くし、尾根から山頂もそれなりの距離がある。ガスで眺めもないので、すぐに平治山へ向かう。この尾根道はあまり歩きやすくはない。6月であればミヤマキリシマが咲いていて綺麗らしいが、今は枝が服に絡むだけだ。枝の間を抜けたり、草を漕いだりして、なかなかスピードを上げられない。
そうこうしているうちに、時間が過ぎていく。できれば日没までには戻りたい。日没1時間前で切り上げることにして、とりあえず平治山の山頂を目指す。平治山は上りと下りの道が分かれていて比較的歩きやすい(九州電力さん、ありがとう)。ただし、アザミやトゲのある木が多くてそこそこ痛い。登り切った所で道がわからなくなったが、ここはGPSを使って切り抜けた。なんとか日没1時間前に山頂をクリア。一気に下山して(これも長い)ギリギリセーフ。ゆっくりと温泉につかって1日目を終了した。
[2日目]
いつも通り日の出とともに出発...と思ったが、いつも通り手間取って遅れてしまった。まずは鉾立峠へ。ここで、標識に従って草むらに突っ込んでみたが、少し先で藪に阻まれた。素直にガレ場を登るのが正解だ。
たまに道を外しながら木の間を抜けたりして登って行く。白口山から全景を見ると、結構アップダウンがあるように見える。久々の山歩きで疲れているのか?とりあえず、次の稲星山を目指して歩く。ゆったりとした尾根を進んで到着すると、頂上の標識が倒れていた。ここからは祖母山や阿蘇山がよく見える。
次は中岳に向かう。途中の峠は風が吹き抜けて気持ちがいい。中岳を越えて降りた付近に小屋がある。小屋までの高低差はあまりないが、時間節約のためにパス。この後の天狗ヶ城は岩場があったので記念撮影してみたが、写真では後ろが断崖には見えず、ぼーっと突っ立っているように見えた(笑)。
ここからメインの久住山を目指す。これは意外に距離があった。久住山からも阿蘇の眺めがよい。一旦引き返して、星生山へ向かったが想定より時間がかかってしまった。なんとなく疲れが出てきたのかも。星生山に向かう尾根からは噴気が上がっているのがよく見える。どうりで温泉があるわけだ。さすがは火の国。帰りは西千里を歩くことにした。この降り口には標識がないので、つい見落として行き過ぎてしまった。ちなみに、峠の小屋はとてもきれいだ。
11:00までに三俣山の麓に着いていれば登る予定だったが、30分遅れたため諦めることにした(疲れ気味だったので無理はしない)。法華院で卵入りカレーを食べて、くじゅうの山上活動は完了。重い荷物を背負って長者原に下り、ソフトクリームを食べて終了した。
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今回はせっかくなのでフルサービスの法華院を活用した。ここはとにかく水が豊富な場所だ。温泉はよかった。山の中なので石鹸は使えないが、汗を流して暖まれるのはありがたい。外トイレも水洗できれいだ。テント場は台が設置されているので、雨の時も安心だ。
久々のテント泊だったので、いろいろな手順がモタモタしていた。今回、モンベル#3のハーフを初使用してみたが、想定よりは寒かった。やはり充分に暖かくないと眠りが浅くなる。また、わかりやすいコースなのに、あちこち道を間違えたのはよくない。出がけに時間がなく地図の印刷を忘れたので、歩いている間に地形確認ができなかったのも問題。改善の余地は大きい。
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