萩往還ハイク（防府・三田尻〜萩）

2022年09月22日(木) ~ 2022年09月23日(金)

• GPS: 13:39
• 距離: 68.5km
• 登り: 1,735m
• 下り: 1,602m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:16
• 合計: 4:07

距離 25.7km 登り 347m 下り 326m

12:44 三田尻御舟倉跡
12:48 12:51 英雲荘
13:18 13:20 防府天満宮
13:31 13:36 天神山
13:48 防府天満宮
14:26 右田ヶ岳勝坂登山口
14:51 鯖山峠
15:47 15:52 柊神社
16:30 16:31 鰐石
16:51 堅小路交差点

2日目

• 山行: 9:06
• 休憩: 0:21
• 合計: 9:27

距離 42.8km 登り 1,388m 下り 1,276m

6:08 堅小路交差点
6:27 6:31 瑠璃光寺
6:54 一の坂ダム
7:21 7:24 錦鶏の滝
7:49 7:51 六軒茶屋跡
8:15 板堂峠
11:15 一升谷 十合目
13:00 13:02 道の駅 萩往還
14:05 14:10 唐樋札場跡
15:14 15:19 萩城跡
15:35 指月山

天候

1日目：晴れのちくもり
2日目：くもり一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート：山陽本線「防府駅」→三田尻御舟倉跡（徒歩移動）

ゴール：萩城跡→山陰本線「東萩駅」（徒歩移動）

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし
※「落合の石橋」近辺で通行止め（迂回）あり

その他周辺情報

宿泊は山口駅近く。

二日目、山口の町を出ると、しばらくは飲食を補給できる場所がほぼありませんので、不安な場合には、佐々並にある道の駅「あさひ」へ立ち寄ることをお勧めします。

写真

9/22 12:48

スタートは三田尻御舟倉跡。長州藩（萩藩）にとって瀬戸内側の海の玄関口。

9/22 12:54

三田尻御茶屋（長州藩の公邸）跡。萩往還の起終点。

9/22 13:20

防府天満宮到着。旅の安全祈願を兼ねて背後にある天神山に登ってみます。

9/22 13:37

天神山頂から瀬戸内方面。

9/22 13:38

天神山頂からこれから向かう山口方面。一番高い山（右田ヶ岳）の麓から峠を越えて行くみたい。

9/22 14:01

防府天満宮前で東西を結ぶ旧山陰道と合流、しばし並走。

9/22 14:09

旧山陰道と別れ北へ進路を取り、佐渡川を渡り、前方の右田ヶ岳の麓へ。

9/22 14:44

鯖山峠へ向かう途中、振り返って防府（三田尻）の町とお別れ。

9/22 14:51

最初の峠「鯖山峠」を越えます。「従是南佐波郡」（反対は「従是北吉敷郡」）の標柱。

9/22 15:03

鯖山峠越え完了。案内表示がよく整備されています。

9/22 15:15

爽やかな秋風を受けながら進みます。

9/22 16:51

山口の町に到着。萩往還は米屋町・中市商店街の中へ。初日はここまで。

9/22 17:04

山口の町を散策��
京都の鴨川に見立てた「一の坂川」

9/22 17:22

山口の町を散策��
幕末に藩庁を萩から山口へ移した際の藩庁(正)門

9/23 6:16

2日目スタート。

9/23 6:20

時代を感じる建物が多く残っています。（＠山口市）

9/23 6:37

国宝「瑠璃光寺五重塔」に立ち寄り。

9/23 7:22

錦鶏の滝（雄滝・雌滝）に立ち寄り。

9/23 7:14

萩往還最大の難所「板堂峠」を目指して石畳の道へ入って行きます。

9/23 7:40

彼岸花が往還道を彩ります。

9/23 7:56

一の坂御立場跡。殿様一行の休憩場所。

9/23 7:59

一の坂一里塚跡。

9/23 8:21

ようやく板堂峠（萩往還最高地点）を通過。

9/23 8:23

板堂峠を越え山口市から萩市へ。イラストも萩往還。

9/23 8:24

長門国・周防国　国境の碑。

9/23 8:31

道中、吉田松陰先生のいくつかの逸話に接して胸が熱くなります。

9/23 8:45

のどかな田園風景を進みます。

9/23 9:45

重要伝統的建造物群保存地区である宿場町「佐々並市」。

9/23 10:09

佐々並市を後にします。

9/23 10:20

千持峠を通過。

9/23 10:28

山口県内特有の工法で造られた「落合の石橋」。

9/23 10:33

雰囲気がいい落合の石畳を進みます。

9/23 11:07

途中何ヶ所か害獣除けの柵を開閉して進みました。

9/23 11:16

一升谷へ向かいます。

9/23 11:20

一升谷（十合目）到着。山口方面から進んでくるとすぐに最高点（十合目）。

9/23 11:25

一升谷の石畳。

9/23 11:57

一升谷の沢沿いを下って行きます。

9/23 12:05

一升谷を抜けて明木市の町へ。赤間関（下関）街道との分岐。

9/23 12:11

しばらく明木川沿いを進みます。

9/23 12:35

倅坂の石畳と烏帽子岩。

9/23 12:50

明治10年代に完成した鹿背隧道。萩往還はこの上を越えて行きます。

9/23 13:03

萩往還は「道の駅萩往還」内へ。

9/23 13:03

高杉晋作・吉田松陰・久坂玄瑞の3志士の像。

9/23 13:22

涙松跡。萩から出立すれば、城下町が見納めとなる地点。

9/23 13:46

白い外観が印象的なレトロなJR萩駅舎。

9/23 14:10

萩往還の起終点「唐樋札所跡」に到着。萩往還の案内は一方を示すだけ。

9/23 14:22

更に萩城跡を目指して御成街道を進みます。途中城下町エリアを散策。

9/23 15:11

萩城跡到着。背後の指月山へ登ってみます。

9/23 15:39

指月山頂には萩城要害跡があり、城下町を見下ろせます。この後時間が許す限り、萩の町を散策して往還道旅を終えました。

撮影機器：

SHV41 SHARP

KYV46 KYOCERA

感想

BATA5555

今回は歴史の道「萩往還」を瀬戸内の港町「三田尻（防府市）」から日本海に面した城下町「萩（萩市）」へ向かって、Run＆Walkで進んでみました。
参勤交代や商業目的、そして幕末には維新の志士が往来したとも言われるこの道は、道中に様々な風景や逸話、遺跡を残しており、昔の人々に想いを馳せながら進むことができました。
ここまで長い距離で歴史を感じることができる整備された道は、他にはないだろうと思えるほど、満足な旅となりました。