尾瀬


- GPS
- 32:00
- 距離
- 47.7km
- 登り
- 3,736m
- 下り
- 3,056m
コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 10:10
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 5:16
- 合計
- 14:20
天候 | 5/6くもり 5/7くもりのち雨 5/8くもりのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
装備
個人装備 |
テント泊装備
|
---|
感想
5/5(土)北千住=会津高原尾瀬口駅=駒ヶ岳登山口
sLのMが不参加となったため、北千住でL装と株主優待の切符を受け取る。どうやら株主優待を使うと200円だか300円だか安くなるらしい。少しでも安くしようという気持ちは大事だ。
電車を降りて、他の乗客が1人しかいないバスに乗る。しばらくするとフライを持っていないことに気づく。そういえば電車に乗っている時足元に置いたままだった。沈鬱たる気持ちでNにフライを電車に置き忘れたと告げると、なんと知らぬ間にNが自分のザックに移し替えていたらしい。そうならそうと早よ言わんかい。でも敗退にならなくてよかった。
バスを降りると雨が降っていたので、トイレの軒下とトイレの中に分かれて寝た。
5/6(日)曇り
駒ヶ岳登山口(トイレの前)0505―0532本当の登山口0543ー0626たるみ0636ー0710水場(水汲み)0730−0821たるみ0831−0835駒の小屋0900ー0920駒ヶ岳0925ー0955中門岳(中門大池)0910ー0947駒の小屋1000ー1157たるみ1215ー1232大津岐峠ー1300たるみ1310ー1400たるみ1410ー1432キリンテ1445ー1515七入キャンプ場
車道を40分ほど歩くと本当の登山口の前にテントを張れそうな場所があった。前日中にここまで移動しても良かった。水場は登山口からかなり近い上に、前日の雨のためか水量も十分あった。駒ヶ岳山頂は木に囲まれてなんだか山頂っぽさがない。中門岳はだだっ広く、山頂もその直前コルもあまり景色が変わらなそうだったので、中門大池までにしておいた。ベンチが水没していたのが印象的。
七入キャンプ場はトイレも綺麗、水道も引いてあるし、ゴミも捨てられる。テン場代は一人500円。疲れたし明日は早いので宴会もせず早々に寝る。夜中にかなり雨が降った。
5/7(月)曇りのち雨
七入0210ー0300たるみ0310ー0400御池0500ー0555広沢田代0650ー0650熊沢田代0705ー0755ー0805俎0835ー0840柴安0900ー0910俎0930ー0940新道分岐1000ー1055たるみ1120ー1155ー1225たるみ1235ー1250沼尻(水くみ)1252ー1313白砂峠ー1326たるみ1335ー1415分岐ー1425見晴(水くみ)1455ー1515竜宮ー1540たるみ1550ー1600牛首ー1630山の鼻
御池まで2時間強かかると見込んで、1時起床2時半出発の予定だったが、サイトが20分で出来たので早めに出発した。こんなに早く起床したのは初めてである。街灯の一切ない国道を堂々と歩けたのだからTはさぞ嬉しかったことことだろう。御池に思ったより早く着いたので、トイレの前でうつらうつらしながら日の出を待つ。広沢田代と熊沢田代は綺麗だった。燧ヶ岳では何も見えなかった。柴安手前に洞窟を見つけてワクワクしたが深さ3メートルしかなかったのでがっかり。なんだ。
ここからの下りがつらい。前日の睡眠不足が睡魔となって隊員に襲いかかり、じわじわと集中力を奪ってゆく。岩が湿っているため下りに時間がかかってしまった。あまりに辛いので、Mにもらったアミノバイタルをここで飲んでしまった。Lは飲んですぐ眠気が取れた気がしたが、どうせ気のせいであろう。どうせ明日は至仏山の後ER下山するつもりだし、結構疲れたので、今日は見晴までにしようとこの時決めたが、見晴まで行ってみるとまだ時間に余裕があったので、折角だから山の鼻まで進むこととした。
ここからは小雨の中ひたすら木道を歩いてゆく。ガスは出ていないので一応尾瀬の景色を見ることは出来た。竜宮では川が伏流する所と湧出する所が見られ、これを竜宮現象と称するらしい。面白い。牛首あたりで小屋泊の2人に抜かれて悔しかった。山の鼻のテン場代は一人800円と高い。このお金は尾瀬の環境保全に使われるらしいが、日帰りの人も多いのだから、それなら入山料を取ればいいのに。宿泊する人だけから銭を取るのは不合理ではないか?
みゆき汁とかいう味噌汁みたいな夕飯は量が多くてLは大満足だったがTは食いきれなかった。人間は食った飯で動いているのだからもっと食おう。今日は14時間も行動して疲れたので宴会もせず寝る。ユル山行が好きだってsLがいうから信じてたのに…。
5/8(火)曇りのち雨
山の鼻0525ー0605たるみ0610ー0700たるみ0710ー0818至仏山0850−0930小至仏0940−1005分岐ー1030原見岩ー1035たるみ1050−1140鳩待峠
4時起床5時半出発の予定だが、今日もサイトが早かったので4:45に撤収。しかしパッキングが遅い。もっと早くパッキングするように。
至仏山への登りはかなり滑る岩だらけなので、下りに使っていいと言われても使いたくない道だ。途中のたるみで尾瀬が一望出来たが、花の季節と外れていて一面の草地なので、Lにはゴルフ場のように見えると発言したら、Mが悲しそうな顔をしていた。ティーからホールまで何ヤードあるのだろう。至仏山では何も見えなかった。この山行は終に山頂の眺望ゼロであった。ここからの下りがまたツルツル滑ってつらい。原見岩というからには尾瀬ヶ原が見えるかと思いきや、ガスで何も見えない。標識も何もないのでつい通りすぎてしまったが、差し渡し3メートルくらいの平らな岩がそれだったのだろう。鳩待峠までけっこう木道が多い。IのGPSによると3日間で50km歩いたらしい。大したものだ。鳩待峠でバスを待っていると片品観光タクシーの運転手がバスの運賃の500円増しで乗せてくれると持ちかけてきたが、30分後に来るバスを待つのは苦でないので300円増しなら乗ると言ったらバスと同じ値段に負けてくれた。何でも言ってみるものである。この日は雨なので登山者がほとんどいなかった。
先日、一緒に朝日連峰に行った先輩に、2015年の尾瀬山行の記録をあげてもらいました。もう7年も経ってしまっていますが、当時のことは鮮明に覚えています。会津駒ヶ岳の登山口に着いた時、雨のせいで公衆トイレの中で寝たことに始まり、1時起きで14時間歩いたことも今となってはいい思い出です。
朝日連峰で2日目に14時間歩いたことで、この山行がフラッシュバックしてきました。当時、下山後数日間は体調不良で寝込んでいたことを思うと、今は翌日からバリバリ働いていて、自分も強くなったなと思います笑
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