[鹿児島] 冠岳（西岳）

2022年09月23日(金) [日帰り]

• GPS: 03:30
• 距離: 4.1km
• 登り: 237m
• 下り: 229m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:09
• 休憩: 1:41
• 合計: 3:50

14:36 スタート地点
15:27 15:27 天狗岩
15:38 17:18 冠岳
17:25 17:25 天狗岩
18:27 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■冠岳展望公園駐車場(30台以上駐車可。照明付きトイレあり。トイレに登山届ポスト。水道飲用不可。自動販売機なし)
■西岳登山口(=お遍路マップでは鎮国寺入口)までの林道(車道)も整備されているので、西岳ピストンなら西岳登山口駐車場を使うとより手軽かも。西岳登山口駐車場、鎮国寺(駐車場あり)には西岳四差路(冠嶽八十八カ所の84番 千手観世音菩薩堂。ヤマレコマップの256ｍ地点)を北上するようです。お会いした尼僧さんに鎮国寺の駐車場に駐車して登山してよいかを伺ったところ、ダメなことはないが車が残っていると心配になるので、一言声を掛けて欲しいとのことでした。西岳登山口駐車場のほうが登山道に近く、迷惑にもならないでしょう。トイレは鎮国寺方向に下った所にあります。(写真参照)
■マップでは車道に見える林道西口(徐福像登山口)から鎮国寺までの参道は、車両通行不可。

コース状況／危険箇所等

■鹿児島県 いちき串木野市と薩摩川内市の境界にある冠岳(西岳)。冠岳展望公園〜鎮国寺頂峯院〜西岳山頂のピストンコース。
■冠岳=冠嶽。西岳(=西嶽)は冠岳三山(東岳、中岳、西岳)の最高峰で、ネット等では冠岳≒西岳として扱われることも多いですが、地元の標識等ではしっかり区別されています。漢字表記はバラバラ。
■家族連れでも問題なく楽しめるハイキングコースです。ピストンコースでは鎖やロープなし。距離は短いが急登箇所あり。
■冠嶽八十八カ所巡りのコースでもあり、ルート標識などが朽ちることなく、よく整備されています。
■西岳登山口・鎮国寺までの林道(舗装車道)も折れ枝や落石が無く、車の交通量も予想以上にありました。普通車通行可。
■ただ、西岳登山道入口〜山頂は、鉄製の土留めで区切られた階段道のステップ幅が25cm位しかなく、登山靴（トレッキングシューズ）では、つま先が当たって登りにくい。個人的に一番苦手な整備道。下りでは問題なし。階段道の真ん中に杭があるので躓き注意。
■ほぼピストンですが、復路は車道を歩いたりショートカットしたりしたので、往路と若干異なります。
■アブ等の羽虫は少なかったです。ヤマビルも全くいませんでした。

その他周辺情報

■冠岳温泉：展望公園からやや離れていますが、設備が新しく、露天風呂もありオススメ。大人360円。脱衣所に100円返却式のロッカーあり。
■冠嶽八十八ヶ所お遍路マップ：88ヶ所の名称と場所を記したマップが鎮国寺や市役所のHPで見つけられませんでしたが、Web検索で見つかります。

写真

9/23 13:06

冠岳展望公園はこの看板の左の道を上がります

9/23 13:07

「歴史をたどる道」看板

9/23 13:07

左です

9/23 13:08

冠岳(西岳)遠景

9/23 13:16

冠岳展望公園駐車場。照明付きトイレあり(水道は飲用不可)。登山届のポストはトイレの入り口にあります。自動販売機なし。

9/23 13:17

「霊峰冠岳登山ルート案内図」看板 @展望公園駐車場

9/23 13:17

案内図アップ

ルート詳細

9/23 14:27

徐福像 @冠岳展望公園。秦の始皇帝から不老不死薬の探索を命じられてここに辿り着いた徐福が景色に感動して冠を置いたことから、冠岳と名付けられたという伝説があるそうです。

9/23 14:28

冠嶽山 鎮国寺 頂峯院に至る階段。ここを通り過ぎ、徐福像前の坂を上がった林道西口(徐福像登山口)に向かいます。復路はショートカットしてこの階段を下りてきました。

9/23 14:30

林道西口(徐福像登山口)の標識。

9/23 14:30

徐福像登山口(林道西口)。整備された林道です。車両通行不可。鎮国寺頂峯院、西岳登山口へ車で登る場合は、展望公園駐車場より下の交差点(西岳四差路。冠嶽八十八カ所の84番 千手観世音菩薩堂)を上がるようです。西岳四差路の名称は、Web検索すると見つかる「冠嶽八十八カ所お遍路マップ」に掲載されています。

9/23 14:42

整備された参道

9/23 14:50

鎮国寺への石段。

9/23 14:53

鎮国寺に着いたら左折して西岳登山口に向かいます。ここで尼僧さんに「お参りするならいつでもお堂を開けますよ」と優しく声を掛けて頂くが、遅めの山行なのでお断りをして先を急ぎます。

9/23 14:54

西岳登山口に向かう林道(車道)

9/23 15:01

途中、数カ所にトイレあり。

9/23 15:02

西岳登山口(=お遍路マップでは鎮国寺入口)。芹ヶ野・鎮国寺分岐標識。冠嶽八十八カ所第3番 釈迦如来堂

9/23 15:02

西岳登山口駐車場(10台ほど駐車可)。冠岳(西岳)・阿弥陀堂分岐標識。(芹ヶ野・鎮国寺分岐標識の向かい)。今回は阿弥陀堂には行かず。軽トラは阿弥陀堂を巻いて展望公園駐車場下の交差点(西岳四差路。84番)に向かって道を下っています。鎮国寺に至る車道なので、意外に交通量があります。

9/23 15:02

「霊峰冠岳登山ルート案内図」看板 @西岳登山口駐車場

9/23 15:03

冠岳(西岳)登山道方向。

9/23 15:04

芹ヶ野分岐。山と渓谷社の「分県ガイド」によると荒れているとのこと。

9/23 15:05

芹ヶ野分岐を過ぎて、西岳(冠岳)登山道を目指します。

9/23 15:05

西岳(冠岳)登山道入口。ここから登らずに車道を直進しても上で合流します。復路は車道を下りました

9/23 15:09

車道との合流点。鳥居が本当の登山口になります。

9/23 15:09

西岳の北側に巻いている林道。鳥居に向かって左側。背後(写真の反対側)は西岳登山口駐車場に至る。車道は折れ枝、落石が少なくよく整備されています。

9/23 15:12

冠嶽八十八カ所 第4番 大日如来堂。

9/23 15:17

整備された登山道。ただ、鉄の土留めで区切られた階段はステップ幅が25cmくらいしかなく、登山靴ではつま先が当たって登りにくいです。下りは問題なし。

9/23 15:23

天狗岩標識。生福は鎮国寺の方向を言うようです。

9/23 15:23

天狗岩(標識から)

9/23 15:23

天狗岩案内看板

9/23 15:24

天狗岩上からの眺望。天狗岩の積み石を見るための天狗岩直下へのルートはわかりませんでした。次回山行の探索課題です。

9/23 15:34

冠岳(西岳)山頂。西嶽神社があります。

9/23 15:35

西嶽神社

9/23 15:35

忘れ物？

9/23 15:36

西岳山頂標識(516m)

9/23 15:36

「西嶽」看板

9/23 15:36

冠嶽八十八カ所 第5番 地蔵菩薩堂。

9/23 15:38

冠岳(西岳)山頂からの眺望

9/23 15:39

冠岳(西岳)山頂からの眺望。台風15号が九州東方を通過中で雲多め、ガスっています。

9/23 15:42

経塚・天狗岩分岐標識 @山頂

9/23 15:42

天狗岩方向 @山頂

9/23 17:12

山頂から徐福像が見えます

9/23 17:17

山頂三角点

9/23 17:18

山頂三角点の緯度経度(スーパー地形)

9/23 17:17

ベンチ等はありませんが、この岩に座って休憩&アマチュア無線運用。冠岳山頂はSOTA(Summits On The Air)にJA/KG-068として登録されており、1時間かけて4局と交信できたので、世界初(笑)の冠岳Activatorになりました。

9/23 17:38

復路は途中から車道を下りて西岳登山道入口に戻りました。

9/23 17:39

西岳登山口駐車場前(3番 釈迦如来堂)に戻ってきました。

9/23 17:44

冠岳(西岳)山頂の近影。

9/23 17:57

鎮国寺から林道を下ります。夕暮れになってきました。

9/23 17:58

9/23 18:02

復路は徐福像登山口には向かわず、ショートカットして階段で展望公園まで下りました。

9/23 18:03

改めて徐福像を見物

9/23 18:04

徐福像

9/23 18:04

徐福像

9/23 18:03

徐福像からの夕焼け。展望公園駐車場には愛車がポツンと1台。徐福像直下には野外ステージがあり、車のところにロープが張られているので、手前の広場は車両進入禁止です。祝日にも関わらず、山行開始が遅かったせいか、西岳登山口〜山頂では誰にも会いませんでした。冠岳温泉で汗を流して帰途につきます。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

装備

個人装備

ヘッドライト レインウェア上下 アマチュア無線機 TH-D74 アマチュア無線機 FT5D iPhone12mini SIMあり iPhone6plus SIMなし iPad air2 SIMなし 予備電池 モバイルバッテリー USBケーブル ココヘリ発信器

備考

■八重岳に引き続き、トレッキングポールを駐車場の車内に忘れてしまいましたが、登山口をちょっと登ったところで気付き、今回は駐車場まで取りに戻りました。トレッキングポールは使ってみるまで要らないだろうと思っていましたが、今回も特に下りで助けられました。ヤマレコの軌跡はリセットして再スタートしました。

感想

SUMIN

■今回は、展望公園〜冠岳(西岳)山頂のピストン。次回は早い時間に山行開始して周回コースを歩きたい。
■子供連れでも問題なく登れる整備された登山道です。冠嶽八十八カ所巡りをされる方も多いようです。
■次回山行ではトレッキングポールを忘れないようにしよう。