記録ID: 4706773
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳 網笠山から蓼科山まで
2014年09月17日(水) ~
2014年09月19日(金)
1192fujiwara
その他7人
- GPS
- 56:00
- 距離
- 36.0km
- 登り
- 3,959m
- 下り
- 3,797m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 9:17
- 合計
- 12:43
2日目
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 10:15
3日目
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 21:29
- 合計
- 27:38
TWVの山行。詳しい記録はこちら
https://twv-geneki.blogspot.com/2014/09/blog-post.html#more
9/16(火) 晴れ
小淵沢17:30集合のところが、定刻に来られない人が2名いたので、18:00集合とした。駅で話しかけてくれた古参の登山者はなんでも八ヶ岳にホれ込んで近くに越してきたらしい。保田がうっかり1.5Lのポリタンを買ってしまったので、500mLのペットボトルで容量を増やす。
去年はここから小淵沢までタクシーを使ったが、タクシー代が惜しいので、2時間半かけて歩く。着いてから気づいたのだが、ここで既に800m高度を上げたらしい。0日目とは思えない行程だが、丁度いいウォーミングアップである。観音平近くの延命水なる水場は、水量が少ない上、飲用不可との看板がわざわざ立っていたので、当てにしないほうがいいだろう。登山口に熊注意の立て看板があるのを寝る直前に見たせいか、熊が現れる夢を何度も見て、よく寝られなかった。
9/17(水) 曇り
観音平5:40-6:17雲海6:28-7:19タルミ7:30-8:15編笠山8:30-8:50青年小屋9:13-10:12権現小屋10:20-10:35権現岳10:45:12:00キレット小屋
5時半出発の予定だったが、思ったよりも暗かった上に、隊員の殆どが惰眠したので、5:40に出る。編笠山まで順調に登る。雲が多いが、雲底が高いので、視界は良好だ。しかし寒いのでタルむのはほどほどにしておいた。青年小屋でおいしい水を汲んで、危なげなく権現岳へ。巨大な剣が差してある岩の上で皆一服するのを他所に、野呂さんは寒いと言ってずっと岩陰に坐っていた。
12時にはキレット小屋に着いてしまったので。今日中に赤岳を経ていったん行者小屋まで降りれば明日楽になると提案するが、明日登り返すのが嫌だという意見が多かったので、今日はここに幕営する。夕サイトまで時間があるのでしばらく自由時間とする。昼寝する者(ドメスとL)、野呂さん考案のよく分からないカードゲームをする者あり。
ここで村田が体調不良を訴える。ワンゲルで八ヶ岳に行くと必ず誰かが体調を崩すという例のあれかと心配するが、きっと明日には治っているだろう。カレーライスはかなりうまかった。
9/18(木) 曇り
キレット小屋5:20-5:55タルミ6:08-6:50赤岳7:22-8:15タルミ8:22-9:17硫黄岳9:48-10:47根石岳山荘11:00-11:30東天狗11:30-11:44西天狗11:40-12:00東天狗12:10-12:45中山峠12:45-13:05中山13:15-14:00高見石小屋13:05中山13:15-14:00高見石小屋14:15-14:25丸山14:35-14:45高見石小屋15:08-15:30白駒池15:30-15:35青苔荘
朝食の鮭茶漬けはとても美味しかった。赤岳までの上りはガレた急坂だが、歩行に慣れていて空いているならそんなにはかからないだろう。赤岳山頂は曇りだが、今日も雲底が高いので視界は良好。小屋前の温度計は摂氏3度で、細かい雪もちらついている。ただし風が無いのでさほど寒く感じなかった。小屋の人によると、早朝には0度だったらしい。
青苔荘までの時間を考えると阿弥陀岳までピストンするか微妙なところだったが、積極的に登りたい人が宮崎さん1人だったので、阿弥陀岳は省略した。後で少し飛ばせば間に合っていた筈なので、どうせなら行けばよかった。阿弥陀岳を切ったおかげで時間に余裕が出来たので、ここからは主要な山頂で長タルミを取って進む。
硫黄岳の三角点は火口のヘリに沿って進んだ先にあるはずなのだが、ロープに阻まれたので諦めた。丸山は思った以上のイモピークなので行ってもつまらないだろう。高見石はなかなか良かった。今日のサイト地である青苔荘は白駒池に面しており、ボートにも乗れるようなので、1年会がサイトしている間遊んでこようかと思ったが、さすがに止めておいた。今日のけんちん汁はかなり美味しかった。Lが米を紛失(実はザックの底に沈んでいた)したので、偶然持っていたα米を食べる。
9/19(金) 晴れ
青苔荘5:25-5:55麦草峠5:55-6:13タルミ6:23-6:45茶臼山6:45-7:05縞枯山展望台7:15-7:20縞枯山7:30-7:45雨池峠7:45-8:30タルミ8:40-9:20北横岳9:45-10:25亀甲池10:25-10:48天祥寺原10:55-11:52蓼科山荘12:03-12:29蓼科山13:05-13:50タルミ14:00-15:40蓼科山登山口
朝食のパスタは大変美味しかった。カルボナーラソースをハヤシライスのルーを併せて使うと甘ったるさが抑えられて食べやすい。
今日中に私が大阪まで行かねばならないという私的な都合のため、8:00までに北横岳に着けば本ルートを使って大岳、双子山から蓼科山、それより遅ければ天祥寺原を通って直接蓼科山を踏むこととする。北横岳まで思ったよりも時間がかかったため、結局双子山は行かなかった。北横岳からは南八ヶ岳の山々がよく見えて心地よい。
長野県民は遠足で蓼科山に来るという話を聞いたのだが、実際中学1年生の集団が来ていて、引率の先生は大変そうだ。さすが長野である。蓼科山山頂でドコモの電波が入ったので、2時間後にタクシーに着てもらうよう電話をしておいた。エアリアの地図では登山口にすずらん峠と書いてあるが、より正確には女乃神茶屋登山口である。登山口に着くと少し早めに来てくれていたので、すぐに乗って茅野駅から帰った。
https://twv-geneki.blogspot.com/2014/09/blog-post.html#more
9/16(火) 晴れ
小淵沢17:30集合のところが、定刻に来られない人が2名いたので、18:00集合とした。駅で話しかけてくれた古参の登山者はなんでも八ヶ岳にホれ込んで近くに越してきたらしい。保田がうっかり1.5Lのポリタンを買ってしまったので、500mLのペットボトルで容量を増やす。
去年はここから小淵沢までタクシーを使ったが、タクシー代が惜しいので、2時間半かけて歩く。着いてから気づいたのだが、ここで既に800m高度を上げたらしい。0日目とは思えない行程だが、丁度いいウォーミングアップである。観音平近くの延命水なる水場は、水量が少ない上、飲用不可との看板がわざわざ立っていたので、当てにしないほうがいいだろう。登山口に熊注意の立て看板があるのを寝る直前に見たせいか、熊が現れる夢を何度も見て、よく寝られなかった。
9/17(水) 曇り
観音平5:40-6:17雲海6:28-7:19タルミ7:30-8:15編笠山8:30-8:50青年小屋9:13-10:12権現小屋10:20-10:35権現岳10:45:12:00キレット小屋
5時半出発の予定だったが、思ったよりも暗かった上に、隊員の殆どが惰眠したので、5:40に出る。編笠山まで順調に登る。雲が多いが、雲底が高いので、視界は良好だ。しかし寒いのでタルむのはほどほどにしておいた。青年小屋でおいしい水を汲んで、危なげなく権現岳へ。巨大な剣が差してある岩の上で皆一服するのを他所に、野呂さんは寒いと言ってずっと岩陰に坐っていた。
12時にはキレット小屋に着いてしまったので。今日中に赤岳を経ていったん行者小屋まで降りれば明日楽になると提案するが、明日登り返すのが嫌だという意見が多かったので、今日はここに幕営する。夕サイトまで時間があるのでしばらく自由時間とする。昼寝する者(ドメスとL)、野呂さん考案のよく分からないカードゲームをする者あり。
ここで村田が体調不良を訴える。ワンゲルで八ヶ岳に行くと必ず誰かが体調を崩すという例のあれかと心配するが、きっと明日には治っているだろう。カレーライスはかなりうまかった。
9/18(木) 曇り
キレット小屋5:20-5:55タルミ6:08-6:50赤岳7:22-8:15タルミ8:22-9:17硫黄岳9:48-10:47根石岳山荘11:00-11:30東天狗11:30-11:44西天狗11:40-12:00東天狗12:10-12:45中山峠12:45-13:05中山13:15-14:00高見石小屋13:05中山13:15-14:00高見石小屋14:15-14:25丸山14:35-14:45高見石小屋15:08-15:30白駒池15:30-15:35青苔荘
朝食の鮭茶漬けはとても美味しかった。赤岳までの上りはガレた急坂だが、歩行に慣れていて空いているならそんなにはかからないだろう。赤岳山頂は曇りだが、今日も雲底が高いので視界は良好。小屋前の温度計は摂氏3度で、細かい雪もちらついている。ただし風が無いのでさほど寒く感じなかった。小屋の人によると、早朝には0度だったらしい。
青苔荘までの時間を考えると阿弥陀岳までピストンするか微妙なところだったが、積極的に登りたい人が宮崎さん1人だったので、阿弥陀岳は省略した。後で少し飛ばせば間に合っていた筈なので、どうせなら行けばよかった。阿弥陀岳を切ったおかげで時間に余裕が出来たので、ここからは主要な山頂で長タルミを取って進む。
硫黄岳の三角点は火口のヘリに沿って進んだ先にあるはずなのだが、ロープに阻まれたので諦めた。丸山は思った以上のイモピークなので行ってもつまらないだろう。高見石はなかなか良かった。今日のサイト地である青苔荘は白駒池に面しており、ボートにも乗れるようなので、1年会がサイトしている間遊んでこようかと思ったが、さすがに止めておいた。今日のけんちん汁はかなり美味しかった。Lが米を紛失(実はザックの底に沈んでいた)したので、偶然持っていたα米を食べる。
9/19(金) 晴れ
青苔荘5:25-5:55麦草峠5:55-6:13タルミ6:23-6:45茶臼山6:45-7:05縞枯山展望台7:15-7:20縞枯山7:30-7:45雨池峠7:45-8:30タルミ8:40-9:20北横岳9:45-10:25亀甲池10:25-10:48天祥寺原10:55-11:52蓼科山荘12:03-12:29蓼科山13:05-13:50タルミ14:00-15:40蓼科山登山口
朝食のパスタは大変美味しかった。カルボナーラソースをハヤシライスのルーを併せて使うと甘ったるさが抑えられて食べやすい。
今日中に私が大阪まで行かねばならないという私的な都合のため、8:00までに北横岳に着けば本ルートを使って大岳、双子山から蓼科山、それより遅ければ天祥寺原を通って直接蓼科山を踏むこととする。北横岳まで思ったよりも時間がかかったため、結局双子山は行かなかった。北横岳からは南八ヶ岳の山々がよく見えて心地よい。
長野県民は遠足で蓼科山に来るという話を聞いたのだが、実際中学1年生の集団が来ていて、引率の先生は大変そうだ。さすが長野である。蓼科山山頂でドコモの電波が入ったので、2時間後にタクシーに着てもらうよう電話をしておいた。エアリアの地図では登山口にすずらん峠と書いてあるが、より正確には女乃神茶屋登山口である。登山口に着くと少し早めに来てくれていたので、すぐに乗って茅野駅から帰った。
天候 | 9/17 曇り 9/18 曇り 9/19 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
装備
個人装備 |
夏山テン泊装備
|
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感想
TWVで八ヶ岳に行こうとすると合宿疲れのせいかいつも誰かが体調を崩して敗退する。今回は珍しく完遂できた。また八ヶ岳に行きたい。
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [3日]
北横岳・天狗岳・硫黄岳・赤岳・権現岳・編笠山(北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅→小淵沢駅)
利用交通機関:
電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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