初めての伯耆大山:元谷・行者道から。
- GPS
- 05:02
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 943m
- 下り
- 954m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 5:01
天候 | 晴れ少し雲あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
乾いて良好。 |
その他周辺情報 | 雪花荘に前泊。 下山後はビジターセンターでコインシャワー 5分200円 |
写真
感想
前日に『烏ヶ山』に登り、大山寺周辺の宿に前泊。
雪花荘。ご飯が普通に美味しいです💮
早朝5時、わずかに空が白んできたくらいで出発。
まだまだ暗い。ライトは使わず。
読んだ本・雑誌のほとんどで『夏山登山道』から登るのを勧めていますが、一冊だけ『元谷・行者道』から登るコースを紹介していました。
「大山北壁を前面に見ながらの登山」
また、現地でも「大山寺で身を清めてから登りましょう」と、元谷からのコースを推奨していましたのでこのコースに決定しました。
先に言うと、こっちのコースで良かったです🙂登りに変化があって楽しい。
夏山登山道ピストンはダメ!と言いたいくらい。
暗い中、闇の怖さはありますが、大山寺奥の大神山神社まで参道の石畳みを歩くので迷いはなく、傾斜も緩やかなのでウォームアップ的にも良いです。
大神山神社脇にトイレあり。
そこから山道。
暗闇の中を小さな白い虫(蝶か蛾か)が沢山舞い飛び、少し幻想的な散歩でした。
右手に川の音。
ゆっくり明るくなる中、緩やかな坂道を登ります。
少し開けた場所に出ると、すぐその先にゴツゴツの枯れた河原。『元谷』です。
河原の大きさにも驚きますが、その上流に見える大山の北壁が圧巻。
これが見たくてこのコースに来たわけですが、本当に素晴らしい景色です。
登山道は、河原の岩に直に書かれた矢印→を次々追って、前方に見える木の分かれ目が小道のようです。
そこを目指して河原を横切ります。
また少しだけ林道を歩くと、再び河原。
左手には立派な避難小屋が見えます。
この二つ目の河原は、一つ目よりもゴール地点が分かりづらいかもしれませんね。
矢印も急に右に曲がり、赤い紐が垂れた木が登山道の入口です。
ここからが『行者道』。
ここまでは緩やかでしたが、ここから急に傾斜が出て、丸太階段の急登が続きます。
左手に時折見える大山北壁や東尾根を楽しみながら登れます。
夏山登山道との合流点付近からは、右手にも眺望があり、所々に見晴らしの良い場所がありました。
今日はここでようやく人と遭遇。
この先もずっと丸太階段が続きますが、『六合目避難小屋』から先は大小の岩がゴロゴロとしています。
簡単に下に転がり落ちていきますし、踏めば滑ることもあるので注意。
この頃から下りてくる人達と次々すれ違います。
年配の女性も多数。
いったいどんだけ早くから!?と思いましたが、あまり汗をかいてもいない様子。
どうやら山頂避難小屋に泊まっていたようです(あくまで推測)あるいは御来光登山か。
低木に小鳥が住み、人馴れしているのか、結構近くで鳴く姿を見ることができました。
九合目くらいからは傾斜が緩やかになり、丸太階段終了です。
代わりに木道とキャラボクの群生が始まります。
木道はしっかりしていますが、幅広くはないので、すれ違う時は気をつけて。時々広めのスペースあります。
植生を守るためにも、木道を降りたりしてはいけませんので、物を落とさないように注意。
避難小屋の入口付近に一木一石運動の石置き場があります。
コロリと一つ、置いてきました。
山頂は、『剣ヶ峰』へ渡るのはもちろん禁止ですが、『弥山』の山頂へも立入禁止になっていました。
崩壊がひどいのでしょう。
手前の山頂碑まで。
遠くの眺望も、山頂のキャラボク群生も見事。
山頂を周回して石室を見て帰ります。
石室の案内板に「毎年一度、水を汲み」と書いてあったのですが、振り返るとすぐそこに池がありました。
山頂付近はこの季節ですが蝿が多く、池があるせいかなと思いました。
こちら側は崩落がよく見えます。
ダイセンキャラボクの予備知識もなく来ましたが、偶然可愛らしい赤い実を発見。
よく見ると、ほっかむりのように被っているだけなんですね。
成長前の緑の時は被りきらずで。
段々と伸びていくのかな😌
たくさん実の成っている季節ではなかったようですが、出会えて良かったです。
帰りはまた小石の階段。
六合目避難小屋までは慎重に。
石がゴロゴロしているので、普通にズルッと滑ります。
一回、尻餅をつくほど転びました。他人の目の前で見事に😅焦らずにね。
六合目避難小屋から夏山登山道はずっと下までずっと丸太階段。
ここは駆け足で下りました。
文字通り、走って下りまして、予定では全7時間の所を、最終的に5時間で山行終了。
夏山登山道は、ずっと丸太階段で、眺望も無く、変化も少なく、本当に元谷から登った今回のコースで良かったな、と。
いつも下山は割とただ下ることに専念しがちなので。早く帰りたいから。
予想以上に早く帰ってきてしまったため、何とまだ『豪円湯院』さん、営業前でした!11時から。遅いよ〜。
風呂を諦めて、汗だくで帰ろうかと思いましたが、昨日散策中に見たシャワーを思い出し、ビジターセンターへ。
200円で5分のコインシャワー。
さっぱり。最高。ありがとうございました😊
今日は天気予報ではずっと曇りの予報でしたが、午前はとても良い天気で、晴れ時々曇りといった感じ。登山日和でした。
平日早朝も早朝でしたが100人くらいには会いました。
土日祝だったらどんなに混んでいたことか。。。
山道はずっと道幅広くはないので、空いた日に登ることをオススメします。
※余談です。大山が好きな人は読まなくていいよ😌
大山寺周辺の街は、店は少ないですが観光地化していて、cafe2件入りましたが、全体的には安っぽい感じ。お土産やパンなども。
滋賀県伊吹山のほうが、ステキな地元紙があったりして、料理も美味しく(行った店が当たりだっただけかもしれませんが)、愛されている感じがします。
まぁ、山はすごく良かったんですけどね(大山、伊吹山、どちらも)街は面白味に欠けるかな。
ただし、泊まった宿は料理○
コインシャワーがあるのは◎
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