旭岳〜間宮岳〜中岳温泉〜裾合平〜山麓駅

2022年09月25日(日) [日帰り]

• GPS: 11:02
• 距離: 16.6km
• 登り: 959m
• 下り: 1,436m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:30
• 休憩: 0:32
• 合計: 11:02

距離 16.6km 登り 959m 下り 1,455m

6:59 姿見駅
7:23 7:26 姿見の池
9:27 9:28 金庫岩
9:41 9:59 大雪山
10:58 裏旭キャンプ指定地
11:38 11:40 間宮岳分岐
11:42 間宮岳
12:22 中岳分岐
13:00 13:06 中岳温泉
14:43 裾合平
16:43 旭岳石室
16:45 16:46 姿見の池
16:48 16:49 旭岳石室
18:00 旭岳ビジターセンター
18:01 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

無料駐車場

写真

9/25 6:42

旭岳ロープウェーの車中より。ガスが立ち込め視界が悪い。

9/25 7:22

姿見の池でも視界がきかない。

9/25 9:10

寒風が吹き荒れ苦行のようだった。

9/25 9:53

旭岳の山頂に到着！依然、強風とガスが酷い。

9/25 9:51

一瞬白雲岳の方向のガスがパッと開けた瞬間があり、周りから「わぁっ！」と歓声が上がった。しかし、しばらくしてまたガスに包まれた。

9/25 10:45

裏旭を下山中に雪渓が。まだ残っているんだと思った。

9/25 10:47

裏旭を下りるとしばらくの間晴れ、素晴らしい景色を味わえた。

9/25 11:36

間宮岳分岐。また風とガスが酷くなってきた。

9/25 11:50

間宮岳に到着。

9/25 12:25

地獄を彷徨っている気分。

9/25 12:50

中岳分岐を過ぎると先ほどの荒天がうそのように晴れてきた。

9/25 12:58

9/25 13:07

湯気の出る水たまりのようなものが見えてきて、これが地図の中岳温泉だと分かった。

9/25 13:14

まさに天然中の天然の温泉。感動！

9/25 13:16

成分で白くなっている。

9/25 13:17

足湯をしてみた。少々熱めで丁度よく、ものすごく気持ちいい。今までで一番の足湯。つい長居をしてしまった・・・。

9/25 14:00

振り返って撮影。

9/25 14:19

ここら辺の景色は素晴らしい！こちらのコースに来てよかった。

9/25 14:20

木橋上を歩いていくが、かなり朽ちた箇所が目立つ。

9/25 14:30

旭岳の頂上付近もすっかりガスがなくなり今なら眺望がよさそう。すごく悔しさを感じながら歩いた。

9/25 15:05

9/25 15:08

9/25 15:17

9/25 16:10

夫婦池より。

9/25 16:30

9/25 16:45

ガスがなくなっていたので再度姿見の池に立ち寄る。噴煙と旭岳の山容がよく見えた。

9/25 16:42

すごい勢いで噴煙が出てる。自然の神秘で感動！

9/25 17:11

ロープウェイを使わず歩いて下山する。山が夕日で染まってきれい。

9/25 17:11

この後写真も撮らず必死に下山するも真っ暗となり、修羅場となった。

撮影機器：

Canon PowerShot G11 Canon

感想

ary

念願だった北海道の旭岳への登山を計画して、美瑛に3泊4日で滞在し、2日目の9月25日に決行した。旭川の天気予報は、降水確率10パーセントの晴れだったので、なんの心配もせず5時に起床し車で向かったが、高度が上がるにつれ空が雲で暗くなり暗澹たる気分になった。ロープウェイに乗った時点でガスで視界がきかなくなった。

旭岳山頂までガスで視界が悪く、冷たい強風が吹き荒れ寒い。思ったより急登もあり、ただただつらい苦行のような感じとなった。同行してくれた嫁にも申し訳なかった。

あまりにも天候が酷いので、嫁に山頂からピストンで姿見まで戻ることを提案したが、意外にも、急登を下りるのが恐いので、遠回りでも緩やかに下りれそうな中岳を回るルートを行きたいと回答がきた。自分もそちらを回りたい思いはあったので、そうすることにした。

裏旭を下りている時、ガスが晴れて素晴らしい景色が見れるようになり、こっちに来てよかったと思った。しかし、熊が岳の火口原を見たかったのに、再び強風とガスが酷くなった。中岳分岐を過ぎるとガスは雲散霧消して素晴らしい景色が見れるようになってきた。中岳温泉はまさに天然で最高の温泉を味わうことができたし、裾合平の景色も素晴らしくて、やはりこちらのコースに来て良かったと思った。嫁に感謝した。

姿見駅が近くなってくると、噴煙も見えるようになってきた。せっかくなので姿見の池まで登って噴煙を近くで見たいと思ったが、嫁は疲れていたので、別れて先にロープウェーで下りさせて、旭岳駅で休んで待っているように言った。噴煙が登る様子を存分に味わい悔しさも半分晴れたので、自分も帰途につくことにした。

既に夕日で山が染まっていたが、ロープウェーはものすごく料金が高いので、嫁はまだしも自分だけは復路だけでも歩いて下山すると決めていた。案の定、途中で真っ暗になってしまい不安で窮地に陥ったが、道が終始はっきりしていたのが救いだった。遅くなり嫁や一緒に待ってくれたロープウェーの方に申し訳なく、ただただ平謝りした。

何よりも後悔が残ったのは、ガスの状況を見て次の日に順延することもできたのに、順延しなかったこと。2日目を美瑛観光にして3日目を旭岳登山にしたら最高だった。次の日に美瑛の各所から旭岳に雲がない様子が見えるたびに「今日だったら眺望や景色が素晴らしかったろうなぁ」と思った。また行きたいが、そうそう北海道まで来れないし、十勝岳や羊蹄山等他にも登ってみたい山が北海道に多いので、また行けるかは分からない。