大国見山 (天理 ) 〜 「桃尾の滝」からピストン

2022年10月02日(日) [日帰り]

• GPS: 04:33
• 距離: 4.8km
• 登り: 390m
• 下り: 405m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:41
• 休憩: 0:57
• 合計: 3:38

距離 4.8km 登り 398m 下り 408m

13:25 桃尾の滝
13:43 13:47 大親寺
14:42 15:15 大国見山
16:04 大親寺
16:31 16:51 桃尾の滝
17:03 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・西名阪東ICから県道(天理環状線)を南下、布留(ふる)交差点で左折、旧国道25号線を東へ行き、「桃尾の滝」案内看板に従い左折、程なく駐車場。
＊旧国道は狭くカーブが多いので、低速で慎重に。　布留交差点をこえて石上神社前を行き、新国道25線を行く方が好ましい。

・交通機関なら天理コミュニティバス東部線(天理駅〜下山田系統）に「桃尾滝口」がある。190円(ICカード可)　自由乗降区間なので、詳細は近鉄天理駅前案内所でご確認ください。https://www.city.tenri.nara.jp/material/files/group/47/15651705.pdf

コース状況／危険箇所等

*滝前広場の左側が登山口。すぐ先に🚻有り。
登り始めると、徐々にコンクリートの急坂、滑り止めのギザギザで転倒すると、衣服か皮膚を傷害する可能性有り。

*山頂近くの急登も、登山道や木の根っこの間が雨で流され、要注意。

その他周辺情報

天理市嘉幡町　国道２４号線沿いに
「奈良健康ランド」あり　　　行ったこと無いけど...😅
2200円シニア1320円
https://www.narakenkoland.net

写真

＊この山行きしてから...

ジャコウソウ(麝香草)

＊もう17日になろうとしています...

＊なんだかんだ有って、病気入院中...

＊皆さんの記録に癒やされながら、病床で慣れないスマホ編集をしています😓💦

＊“うん日前の古新聞”のような山行記録ですが、悪しからず...m(_ _)m

自宅から西名阪自動車道法隆寺ICが近いが、昼過ぎにヒョイと思い立ち、天理東ICから比較的近い、名瀑と山へ。

＊画像は西名阪自動車道天理東IC付近上空。（Google3Dマップ活用）
＊三峰山、尼ヶ岳、堀坂山の表示はオマケ😁...出っ張ってるので寄って辿って行ったら、やはりいずれも"名山"でした！

12:30頃🅿駐車場着、この直ぐ上方が...

滝前の広場。神仏の祠とお経の石標、滝案内など。
滝は、奈良県"やまとの水"に選定されている。

特に注意書きがないが、お参りや修業の方が往来し、子供連れの方も見かけるので、ここへの駐車は遠慮したほうが良い。

滝壺がなく、水落ちは岩を叩きつけ、広範囲に飛び散り...

背後に、不動明王様が剣を持っておわします。

折しも、ご両親と娘さんかのような3名の方が滝へ進み...

先に、お若い女性の方が滝の中へ...

この水量の落差の中へ...凄いメンタルな修業...仏具を振り挙げお経を唱え、結構長い時間続けられておられ、その祈りの姿に、思わず手を合わせて拝見させていただいた。　

さて登山開始　滝の左手が登山口で、道沿いに🚻...きれいに清掃されている...🙇‍♂

小川に沿って、コンクリート道を登り行くと...

仏像や梵字の石柱が祀られている大樹を巻くように上り行くと、一段と急坂...。滑り止めを施したコンクリート急坂だが、ここで転ぶと、とても痛い目に遭うだろうなあ、と慎重に...。

急坂を過ぎると「大親寺」...
この一帯、「龍福寺跡」。

境内はきれいに清掃され、苔が美しい。
奈良時代に義淵(ぎえん)が開き、行基によって16坊の大伽藍が築かれたが、明治の廃仏毀釈で廃寺となった跡が、周辺にひろがる。

お参り後寺を出て、先へ進むと道沿い石仏様...
何かしら？...手に持っておられるのがコブラのようにも🐍...。

廃寺跡のようで奥に石仏が点在、33観音巡りができるようだ。

しっかり補修された木道...だがこの先で道は小川の中に...ごく浅い流れの中を石伝いに渡渉。

小滝の水音が響く場所に、広場...
火を炊きあげ、修験の祀り事を行う場所のようだ。

このあたりから、道が掘れていたり、倒木が塞いでいたりして、荒れた様相を呈していく。

岩屋方向への分岐を過ぎ、いよいよ大国見山の山頂を目指す。

頂上近くは、大きな岩石がゴロゴロ...。

奇岩の間を縫うように、頂上へ向かう...

そして山頂到着。

大小の穴を掘った岩が点在...狼煙を上げるための穴だったらしい。

そして山頂標識500m...あれれ？？？
ヤマ情報ではヤマコレ、ヤマケイ、と天理市観光協会がが498m　　ヤマップと天理ライオンズクラブ案内板には500m...
なんでかな〜何でんかな〜🎵オモロイな〜😅
ええけんどな〜ちょっとでも高い方が得した気分やし、へへ😋
とりあえず素直に感動しとこ〜っ...(^^)／

モヤッてるけど、眺望を楽しもっ！
木の間から生駒山方面...

北東寄りの眺望やったか.な..？中央やや上に阪奈道路のようだが...忘れた　サ〜センm(__)m💦

緑広がる大和平野、白川ダム貯水池の向こうに煙がたなびき、まさに...

大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ 海原は 鴎立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島 大和の国は （万葉集 巻1・2）

舒明天皇が、国見をされたときの歌とされる景観を彷彿とさせるね〜　場所も高さも違うけど、国見の山　😅。

西名版自動車道天理料金所あたり...横切る跨道橋はダム湖や、天理大学白川グラウンドへ通じる「白河大橋」。
遠く生駒山のTVアンテナ塔もおぼろげに...。　

さて、奇岩を眺めつつ、戻ろう...

ここは下を潜れそう...。
こそっと試したヒト、手を挙げて〜　何人くらい挙げはるかな〜(^^♪/

奇岩奇岩いわいわいわ~

下りは地面がソフトで、スピードアップ！

岩屋への分岐...またの機会にね...さいなら、サイナラ、さいならっ...　淀川長治さん 風に♪...古う〜💦

倒木💥箇所...登りと同じように、ロープ外を跨ぐ積りだったが、ちょうど登ってくる若者、登り優先...待って「こんちわ〜」と声をかけたが、無言でさっさと跨いで行っちゃった。どってことないけど...山マナーがね~😓

小滝だけど、ちゃんと行場だ。

寺近くに戻ってきた...

静寂(しじま)の拡がる空間に、ひときわ白く浮かぶ...

清楚な、ムクゲ(木槿)の花...。

このハイク道は、スピリチュアルな”祈りの道“なんだ。

寺の立派な石垣わきを戻り行く。
これも行基の時代の造設なのか...一部が崩れている...修復・補強等を施し、歴史的遺産を後世へと願うのだが...。　

意味は明瞭だが、何だか端折った感じがムズい...。

滝近くコンクリ急坂手前の小分岐、何も掲示が無いが右へ登ると峠に六体地蔵さん。
墓地入口辺りによく見られるが、左奥に進んでみると...

GoogleMapに表示されている「滝本墓地板碑石仏群」。
滝本地区から寺院(跡)に至る古道に沿っているようです。

コンクリ道へ戻って下り行く先、小川の山側に板碑石仏と仏様の彫られた巨岩...

上が平らで、切り出されて、石仏か石垣用にでも加工されるものだったのかな...。

ここにも仏様たち。

滝近くまで下り来て、あれっ?
ずつと小川に沿って歩いていたが、小川は滝の下で合流している...ならば、滝本体の流れはいずこから...?

少し戻ると、落ち葉とぬかるみの急坂への脇道...

登る先に流れとコンクリート小橋。

上方から屈曲し、段々と小滝を重ねた美しい流れは...

橋の先で消えて...

落ち口から広場が見える...こわ(°°;)💦

春日断層崖沿いに形成された大滝...面白いことに、橋手前の流れが屈曲せず、あと数メートル直進して小川側に合流していれば、こんなダイナミックな滝は形成されていなかったことになるね。

ビビって、脚がガクガク、サッサと車へ😰

出会った花たち...

ヌマダイコン(沼大根)

道沿いに、よく咲いていた。

独り凜として...ミズヒキ(水引)　葉の模様が変わってるかな。

シソ(紫蘇)

他の草と混じってたくさん咲いていたので、多分栽培地(畑)が荒れ地になったかも。

ハキダメギク(掃溜菊)
牧野先生、いくら見つけた場所だからって可哀相な名前を...可憐なお花なのにね。

ジャコウソウ
＊もう咲き終わったろうね...。

里山は、すつかり静かな秋の風情...

ゆっくり...帰ろ...。

コメント

アヤチャン🐱

こんにちは😊

まだ入院中なのでしょうか。心配です🥺
春には大好きなお花探しができますように。ゆっくりご自愛くださいね。

SS-KINKON

SS-KINKON

ayachan0611さんの優しい、お気遣いのコメント....嬉しいですね🤗

お礼の返信は、ayaちゃん･woodさんの、凄い燃えるような紅と黄色の世界から、一転して空の青と霧氷でモノトーンと化した木々の、これもまた美しい景観にワープしたような、素敵な山行記録...そのコメントに併せて記させて頂きました。

　　甲武信ヶ岳 紅葉狩りのつもりが、まさかの霧氷にビックリ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4882603.html

素敵なショットとお二人の絶妙な掛け合い...拝見した感動は、多くの方々が記されておられるコメントに尽きますね！