記録ID: 4751312
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
尾瀬〜燧ヶ岳〜会津駒ヶ岳
2022年10月02日(日) ~
2022年10月04日(火)
福島県
群馬県
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 17:10
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 2,297m
- 下り
- 2,106m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:41
距離 5.9km
登り 23m
下り 29m
2日目
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:54
距離 10.7km
登り 1,051m
下り 968m
3日目
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 7:44
距離 13.9km
登り 1,246m
下り 1,152m
13:26
ゴール地点
天候 | 一日目:晴れ 二日目:曇り 三日目:晴れのち曇り時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
二日目:見晴新道(燧ヶ岳)までは前泊した「温泉小屋」からアクセス。帰りは御池ロッジからバスで「かわばたキャンプ場&バンガロー」まで。 三日目:「かわばたキャンプ場&バンガロー」からキリンテ登山口(会津駒ヶ岳)まで徒歩。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・尾瀬(鳩待峠口) この日は晴れてはいたが、景色は期待していた程ではなかった。空は綺麗で池も見慣れてくるまでは良かったが、日曜日であったために人が多く、いい加減に歩いている人間も多かったため、歩行にも注意を払う必要があった。 木道は序盤で既に壊れている。シーソーみたいになっててかなり危険。なぜ放置されているのかわからないレベル。木道は長い時間休まず歩いていると足裏が痛くなる。竜宮小屋以降、木道がさらに荒れていてかなり歩きづらい。 尾瀬の奥地と言えども、あれだけ頻繁に小屋への輸送をヘリコプターで行えているのだから、数年に一度の頻度でも木道の補修・刷新を考えるべきだと感じた。あれほど大勢の人が集まる観光地なのだから・・・。 ・温泉小屋(宿泊) この日はメインの小屋が集まっている場所から少し(20分くらい)離れた「温泉小屋」に泊まった。小屋の主人の感じも良かったし、個室の部屋は綺麗で快適だった。夕食前に本館前のテラスで生ビールとピニャコラーダを頂いた。 夕食は手作りカレー、小鉢、サラダ、ご飯、味噌汁、デザートを頂いた。滋味的なものは出なかったが、味は美味しかった。 温泉は赤褐色で鉄の香りだった。2回入ったが温度は2回目の方が暖かかった。なかなかいい湯だったが、湯上がり時に体を流すシャワーが、いつまで経っても冷水しか出てこず冷たかった。 就寝時、部屋の壁が薄いこともあり、隣の部屋の人間のいびきがかなりうるさくなかなか眠れなかった。それでも22時過ぎには眠れたと思う。次の日は4時に起き、5時30分過ぎには小屋を出た。思ったよりも空が明るくなるのが早く、5時に出ても良かったかも知れない。 ・燧ヶ岳(見晴新道) 前日まで晴れていた割には道がドロドロの箇所が結構あった。雰囲気的にはいつ熊が出てもおかしくないと感じた。コース的に難所と呼べる箇所はないが、10数キロの荷物を背負っていたためか、前々回登った谷川岳の西黒尾根なんかよりも斜度がきつく感じ、重力と戦いながら登った。山頂付近はザレガレが若干ある。風が強くて砂煙が目に入るので注意。この日はやや曇っていてそれほど眺望はなかった。柴安瑤釆撕瑤瞭擦狭くて譲り合う必要がある。帰りは岩と木道のコースを繰り返す感じ。大小の岩が入り交じり結構歩きづらかった。もちろんここの木道も壊れているし、板のない階段などもある。途中一ヶ所だけ新しい木道があったため、もうそろそろ下山口かなと思ったが、そこからが長かった。だいぶ歩いて山の駅御池に到着。チューハイやスポドリを買って一息ついた後、再び翌日の会津駒ヶ岳登山用のスポドリを買い込んだ。その後、宿泊地の「かわばたキャンプ場&バンガロー」までバスで移動した。 晴れていれば山頂付近は楽しかったかも知れないが、やや曇り気味の天気だったため、個人的にはただただ疲れる山行だった。 ・かわばたキャンプ場&バンガロー(宿泊) キャンプ場もあるが、今回はバンガローに宿泊した。夕食は1日目に買っておいた唐揚げ弁当を食べた。管理人のおばちゃんが近くの温泉「燧の湯」まで車を出してくれたので、予期せず風呂に入ることができた。ここがいい硫黄泉で、透明だがトロっとした体の回復に良さそうな湯だった。やはり人気の温泉だったようで、次から次へとひっきりなしに人が入ってきた。ちなみに「かわばたキャンプ場&バンガロー」に宿泊すると、「燧の湯」に無料で入れるパスカードを貸してくれる。 宿泊した部屋自体は、一人で泊まるには十分な広さだったが、前泊した「温泉小屋」よりさらに壁が薄く、隣の部屋に泊まっていた夫婦が夜中まで妙な音楽を流していたため、0時くらいまで眠れなかった。今山行の宿泊は本当に運がなかった。 ・会津駒ヶ岳(キリンテ登山口) 前日の燧ヶ岳が疲れた割には大して面白くない山行だったし、疲労の溜まり具合も考え、当日調子が良ければ登ろうと考えていた。そして当日起きて、ほとんど疲れがたまっていなかったため、意を決しキリンテ登山口から登ることにした。出発は5時50分くらいだったと思う。このコースは朝早いと熊が出ると管理人のおばちゃんに言われたため、少し遅く出発した。 結果的にこのコースは登りやすかった。道は左右に傾いているが、土の道は前日の木道のように足裏が痛くならずに快適だった。分岐までずっと森の中を歩いている感じで、こりゃ熊も出るだろうなと感じた。分岐過ぎに下山するツアー客と会うまでは誰とも出会わなかったので、常に熊の気配を聴き逃さないように耳を澄ませ、フォームを少し大きく見せながら登った。 景色的には草紅葉も下山時に利用した駒ヶ岳登山口コースよりキリンテの方が多く、いい選択をしたなと後から思った。分岐あたりからは、個人的には今までで1番の山の景色を見ることができた。少しだが木の紅葉もあったため、付近の偉大な山々とのコントラストが素晴らしかった。この時点で私は満足だった。 その先は岩綾帯と呼ぶ程ではないが、駒の小屋前のやや狭い&急な稜線で若干疲労した。 駒の小屋で水を購入し、少し木道を歩いたら頂上に到着した。見晴らし的には分岐から駒の小屋までの方が良かったが、ここからも山々が見えたためまずまずの景色だった。 帰りもキリンテコースがいいと思ったが、王道の駒ヶ岳登山口も気になったため、帰りはそちらのルートにした。 駒ヶ岳登山口ルートは岩と木の根のコースだった。だんだん足裏の痛みがぶり返してきたのと小雨が降ってきたため、早く下山したいと思い少し走ることにした。意外なことに走った方がむしろ足裏の痛みは少なかった。また、自分が山道をこれほど早く走れるとは思っていなかったので、自分自身少し驚いた。私は膝が弱いので、下山時は必ずサポーターを付けて膝に負担をかけないようにゆっくりと降りていたからだ。しかし、走ったところでサポーターのおかげか足裏以外の痛みもなく、はじめて楽しいと思える下山だった。結果的に一本早いバス、電車で帰宅できたため、その点も良かった。 |
その他周辺情報 | 前述したように「燧の湯」はかなりオススメ。 |
写真
感想
今回初めて二日連続で山登り。
意外と最終日の会津駒ヶ岳が楽で楽しい山行だった。知ってはいたが、福島の方は既に首都圏の真冬!日が出る前の朝の気温は5℃くらいだった!私はダウンベストで登ったが、今は昼でもダウンジャケットの方がいいかも。
・服装
ニット帽、夏登山用革グローブ、上は長袖コンプレッションウェアをベースに、ユニクロのヒートテック、ヒートテック極暖、レインウェア、ウルトラライトダウンベスト。下はヒートテックタイツに中厚手の登山パンツ。
※一日目の尾瀬、スマホのバッテリー設定がおかしくてGPSがブツブツ飛んでます。
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