八紘嶺・七面山(梅ヶ島温泉からピストン)
- GPS
- 13:32
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,256m
- 下り
- 2,252m
コースタイム
- 山行
- 13:18
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 13:32
04:08 登山口
05:07 八絋嶺登山道入口 05:22
05:43 安倍峠分岐
05:59 富士見台 06:02
06:52 八絋沢の頭
07:11 八絋嶺 07:20
07:56 四ノ池
09:19 1964m峰 09:30
10:27 希望峰 10:29
10:50 七面山(山頂標・三角点) 10:55
11:17 七面山山頂(1989m)分岐
11:31 希望峰
12:35 1964峰
13:53 四ノ池
14:40 八絋嶺 14:52
15:07 八絋沢の頭
15:50 富士見台
16:17 八絋嶺登山道入口
17:15 登山口
17:27 梅ヶ島温泉駐車場
天候 | 快晴(早朝駐車場:12℃、日中稜線:15℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(都内−静岡IC:193km/静岡IC−梅ヶ島温泉:38km) ■復路:梅ヶ島温泉ー県道29号ー県道27号ー静岡ICー新東名高速道路ー東名高速道路ー首都高速ー都内 ■駐車場:梅ヶ島温泉駐車場 マップコード:483 790 388*47 梅ヶ島温泉の交差点を安倍峠方向に曲がらずに三段の滝方向に50mほど直進すると右側に駐車場があります。 駐車場は無料で40台ほど、すぐ下には公衆トイレがありますが、現在断水で閉鎖されています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口−八紘嶺登山道入口 梅ヶ島温泉の駐車場から林道豊岡梅ヶ島線を安倍峠方向に15分ほど歩くと、林道をショートカットして八紘嶺登山道入口への登山口です。ちなみに林道豊岡梅ヶ島線は災害により通行止めとなっており、八紘嶺登山道入口にある駐車場まで車で行けません。(徒歩もダメ) 登山口から八紘嶺登山道入口までの登山道はよく整備されていて道幅も広いのですが、(おそらく)整備後の雨で土や砂などが流れてしまい、ガレ石だけが残った登山道となっています。底の薄い登山靴だと痛いと思います。 ■八紘嶺登山道入口−八紘嶺 八紘沢の頭までは急登が多いです。ヤセ尾根だったり、ザレ場のトラバースだったり、お助けロープが多く掛けられていますが、危険箇所もありますので、慎重に... 八紘沢の頭まで来れば八紘嶺まで快適な稜線歩きです。 ■八紘嶺−1964m峰 このルート上、もっとも困難な場所...そう倒木地獄です。規模的には奥秩父青笹尾根の数十倍、いや数百倍規模の大きさで、地獄に足を踏み入れても先に進むのは難しく、抜け出すのに相当な時間を費やすでしょう。 通過するのが困難な倒木帯には、巻くようにピンクテープが付けられています。また、歩いて越えられる倒木帯にも、細かい間隔でピンクテープが付けられ、倒木帯の中で迷わない配慮がされています。 倒木以前の踏み跡や、色あせたテープも散見されますが、新しいテープを追った方が間違いないでしょう。 ■1964m峰−希望峰 1964m峰の先にも倒木はありますが、それほど大規模な倒木帯はなかったと思います。 希望峰は八紘嶺から七面山間でもっとも展望が開けた場所で、白峰南嶺の展望がすばらしです。 ■希望峰−七面山 希望峰から七面山間には目立った倒木はなく、コルから先はササやシダ類の登山道になります。登山道は刈り払いがされていて藪はありません。 登山道は七面山(山梨百名山)の山頂標や三角点に続いていますが、七面山の山頂は通っていません。山頂標がある場所の手前に、最高峰の山頂へ行く道標がありますが、シダに覆われていて殆ど気がつきません。最高峰の山頂へは登山道はありません。 |
写真
感想
久々に好天の週末、土日とも晴れ予報にテン泊の準備を始めた。どこも激混みであろう北アを避けて、以前から山行計画に入れてあった南南アの一泊ルートをGPSに転送した。
ところが、こんな時に限って金曜夜のお付き合いが入ってしまった。断る事もできたが、現役で仕事をしている以上お付き合いも仕事のうち、山を優先するわけにも行かず山行を日帰りに変更した。
久々の好天なのでチョット距離も歩きたかった。
山行計画は作ってなかったが、以前から気になっていた七面山から八紘嶺を歩いてみることにした。
ところが安倍峠が山梨側からも静岡側からも災害により通行止め。八紘嶺登山口の駐車場へは林道崩落で行かれない。
仕方がない、東名で静岡県に入り、梅ヶ島温泉で車中泊をして八紘嶺から七面山をピストンすることにした。
ルート上に特別危険な箇所はなかったが、八紘嶺から希望峰間の倒木帯はチョット手こずった。
最初、倒木帯の攻略方法が分からず突っ込んでしまったが、進むことも出来ず、戻るのも大変。途方に暮れてキョロキョロしていると、まだ新しいピンクテープがあちこち目に付いた。
越えられない倒木帯は、倒木帯を巻くようにピンテが付けられている。通過できる倒木帯にも迷わないように細かい間隔でピンテが付けられ、倒木をくぐり抜ける場所、乗り越える場所にも丁寧にピンテが付けられていた。おかげで難なく倒木帯を通過できたが、往路は1時間ほどロスってしまった。
天気は最高で、真っ青な空に雲一つない。惜しむらくは、このルートで展望が開ける場所は八紘沢の頭と希望峰の2箇所のみ、八紘沢の頭では西から南にかけての展望が、希望峰では西側の南アルプスが広範囲に見ることができ素晴らしい展望だった。
このルートは、当初25kmほどと考え、日帰りはそれほど難しくないように思えた。
往路、倒木帯でのロスはあったが、七面山まで7時間もかかっている。このまま帰ると途中で日没になるかも知れない。チョット焦ったが、なんとか明るい内に駐車場に戻ることができた。
今日お会いしたのは2組3名のみ。七面山では参道を登ってきたペア1組。いくむし山のコルでソロの男性、どこまで行ったのだろう。
いずれにしても、とても静かな山行が楽しめた。
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