雨の小東岳「どこさ行く?」
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 896m
- 下り
- 896m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車場から裏コース樋の沢避難小屋】沢を何度も渡ります。鎖場には岩にステップが刻まれています。注意すれば大丈夫です。 【樋の沢避難小屋から小東峠】登山道は沢に入ると藪になります。滑りやすので要注意です。 【小東峠から小東岳】踏み跡明瞭な登山道です。 |
写真
感想
去年の7月14日に、大東岳を表コースから登り、樋の沢避難小屋経由で小東岳に行く途中、藪で転倒し負傷しUターンして裏コースから下山しました。今日は去年行けなかった小東岳をピストンしました。
秋保ビジターセンターで登山届とトイレを済ませ、朝8時に大東岳登山口駐車場に駐車しました。私の車で10台目でほぼ満車状態でした。登山者の姿はすでに無く、皆さん表コースから登っている様です。裏コースから小東岳に行くのは私一人でしょうか?そうかも知れません。去年途中まで行ったコースですが、樋の沢避難小屋までなだらかな登山道を約2時間かけて歩き、その後、雨が降って来たので、レインウェアを着て、去年転倒した藪の登山道を進むとコースが藪の中の沢になっていて、足元が見えにくいので苦労しました。小東峠まで藪でしたが、ここから普通の登山道になりました。小東岳分岐から小東岳を見ると、地図で見るより立派な感じの三角すいの山で、「来るなら、来い」とでも言っている様な感じがしました。山頂で昼食を取り、雨が少し強くなってきたので、来たコースを戻りました。藪の沢のコースを下るのに苦労しましたが、無事に藪を抜けて、樋の沢避難小屋まで後30分くらいの所で、50代と思われる登山者に会いました。
登山者「どこさ行く?」
私「駐車場です。」
登山者「え!」
私「駐車場です。小東岳をピストンし、帰るところです。」
登山者「え!駐車場はこっちだったの?」
私「そうです。このまま行くと藪になり、小東峠に行きます。」
登山者「そうだったの?」
聞くと、朝6時半に大東岳登山口の表コースを出発し、大東岳を登り、裏コースから駐車場に戻ろうとしていたそうです。雨が降っていたので、樋の沢避難小屋前で地図を出さずに、踏み跡をたどって来てしまったと言っていました。あとをついて来ても良いかときかれたので、どうぞ、来てくださいと言って、話しながら樋の沢避難小屋まで行って、中で行動食を取り休憩しました。青森県から来た方で、50歳から登山を始め、山渓の「青森県の山」を全て制覇し、今は東北100名山を制覇目指しているそうです。あと26座残っていて、今日はその一つの大東岳を登ったそうです。私に合わなかったら、気付かずもっと進んでしまっていたかもと、言っていました。偶然でしたが人の役に立てて良かったです。山で人に会ったら、「こんにちは」だけで無く、「どこさ行く?」と確認するもの良いかも知れません。その後、青森の方を駐車場まで無事に案内しました。何か山岳ガイドにでもなった気になりました。
コメント
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こんにちは。
27、30枚目左の山はP1216の猿鼻山です。
すれ違った人は、MAX155さんと出会ってよかったですね。
そのままだと深い山に入り駐車場どころでないですね。
juanさん、アドバイスありがとうございます。
南面白山ではなく、P1216の猿鼻山だったんですね、
地図に載っていなかったので分かりませんでした。
稜線に出ると周囲の山のスケールの大きさを感じました。
また行きたいです。
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