ザ・ナツヤマの唐松岳。ぺん妻、手術後初の脱・水平歩行!
- GPS
- 05:16
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,111m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八方尾根は例年同時期よりまだ雪多し。 雪渓歩き3~4か所あり。 雪道に慣れているのであれば不要であるが、心配な方は軽アイゼンを。 滑っている人が結構いました。 上部はまだ夏道が開通せず、尾根通しの冬道へ。一旦ヘリポートまで登って山荘まで下る道となっています。 |
写真
感想
手術後3ヶ月。妻がなかなか回復しないまま、遂に夏山シーズンが来てしまった。
いつもであれば、嬉々としてあちこちの山を歩きたがる妻であるが、さすがにまだ自重して「水平歩行」に甘んじていたが、東京は金曜日最高に蒸し暑く、しかも台風一過の晴れそうな週末ということで「こんな暑い東京にいるのは嫌だ。重いものを持たなければ、上下に動いても大丈夫と思う。唐松だったら無理せず行ける。」と言い出した。
でも、「ズボンは傷口に擦れてちょっと痛いからワンピースで。」とのこと。うーむ。いくら唐松でもワンピース姿の人はちょっといないのでは・・・。
まあ、天候も良さそうだし、何度も歩いている慣れ親しんだ唐松だし、八方尾根なら途中まででも気持ちいい道だし、歩き始めて無理そうだったら八方池まで、もしくは丸山ケルンまででもいいか。妻は「一昨日の術後健診で、先生が『もう重いもの持たなければ、普通に運動しても大丈夫』って言ってたし」とヤル気満々ではあるが、でも無理は禁物。「傷が痛くなりそうだったら上でのんびり1泊したっていいしね」
ということで八方へ向かう。ワンピース姿がマズそうであればズボンに履き替えるとのことで妻はズボンも持参。
八方尾根を登る場合は、いつも不帰キレットから白馬、もしくは五竜鹿島槍へ縦走して行ってしまうので、帰りを考えていつも下の八方の駐車場に駐めているが、今日はピストンだから初めて黒菱リフトを使ってみることにする。おりしも本日が黒菱リフト開通日。
黒菱林道が思ったよりもずっとくねくねして遠かったので、黒菱駐車場に着いたら、リフトは既に長蛇の列になっていた。やはり値段が安いからこちらから行く人も多いらしい。
ということで少し列が短くなってから並ぶことにする。往復で一人1120円はやはり安い。
リフトを乗り継ぎ、お馴染の八方池山荘からスタート。
妻は久しぶりの上下移動であるが、天気は良くて白馬が輝いているし、ハイテンション!もう嬉々として「ゆっくり行きなさい!」の声に耳を貸さずにドンドン行ってしまう。
そのまま快調にドンドン登っていき、雪渓で滑ったり立ち止まったりしている皆さんを抜いてスタスタと行ってしまった・・・。
丸山ケルンで「どこも痛くないし、上まで行ける。荷物いつもより全然軽いからラク。」とのことなので、そのまま上へ。途中から夏道はまだ通れなくなっていて、稜線上のルートを行く。
唐松岳頂上山荘上のヘリポートに出て、久しぶりの剱立山と対面。そのまま山頂へ向かう。
唐松岳の山頂は久しぶりであるが、手術後の妻は「ここへ来られて嬉しい・・・」と感無量。
しかし、左右の稜線を眺めて「うう~、いつもだったらこのままあっちまで行ってるのに。今年は無理そうだな~。何よりも重量持てないのがイタイな~。」とちょっぴり残念そうでもあった。
山頂で座り込んで回りの景色をゆっくりと堪能。
いつもは不帰キレット方面もしくは五竜方面へそのまま行ってしまうので、ここは通過地点という位置づけであり、この山頂でのんびりすることはあまり無かったが、今日はゆっくりする。
いつもお馴染の山々の景色が広がるが、今年も行けるかどうかは妻の回復具合によるな。
今年は無理せず、いつもだったら行かないようなところを開拓してもいいし。
その後山荘まで下りて、ここで泊まるかどうするか談合。全然どこも痛くなく調子もいいし、まだ早いし、明日の天気もあまり芳しくないとのことでそのまま下りてしまうことにする。山荘は今日は「8人部屋に6人」の込み具合らしい。トイレ(1人200円)に行き、コーラ飲んだりベンチで景色を眺めたり、ヘリポートでまた景色を堪能したあと、下山にかかる。次々に登山者が登ってくるので、列の隙間を見つけながら下山。一時雲っていたがまたどんどんと晴れてきて、「ザ・ナツヤマ」の景観が広がる。
八方池付近でまたのんびりし、青空とアルプスの山々と高山植物を堪能しながら下山。
展望台に寄ったりなんだりでのんびりしつつ下山。
久しぶりの妻の笑顔がはじけていて本当に良かった。
体調も全く問題ないとのこと。
しかし、まだ、腹部傷痕に難があり、「重いもの持てない」となるとテン泊縦走はまだまだ無理。
無理のない範囲で少しずつ散歩の延長をしていこうと思う。
Pengin22さんこんばんは(^-^)/
苗場ではいろいろお世話になりました。
唐松岳まで奥様も登られたのですね
次回お会いできる時は奥様もご一緒できますね。
でも、あまり無理はせずリハビリ(?)登山を続けてください。
いち早くコメントありがとうございます!
苗場、楽しかったですね。
チリさんは仕事がお忙しいシーズンに入られたのでしょうか。
でもお盆休みが長いのはいいですね。
のんびり気長に養生してこうと思います
奥様の笑顔がはじけていますね。
本当に良かった。素晴らしいお天気で、夏山の雰囲気満点です。
気分も盛り上がりますね。
無理されず、でも、積極的に山に向かって行ってださい。
この日、富士見平では、懸案のルート開拓に成功しました。
いずれ整備されたら、お知らせしますね。
おかげさまで、梅雨の晴れ間を楽しんできました。
お天気がいいとやはり気分がいいですね。
この調子であれば、富士見平にもお邪魔できそうです。
またルート状況等お知らせください!
お二人のレコが切っ掛けで、
「山」復活してしまいました。 酉谷だったはずwww
明日から後に行くので、最新情報ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
レコを拝見させていただきましたが
かなり奥多摩に行かれておられますね!
我々もホームは奥多摩なのですが、この冬は交通が分断されて行けず、
奥多摩が気持ち良い春は病院につめてましたので
すっかり奥多摩にご無沙汰してます
もう暑いですので、ホームに戻るのは秋以降になりそうです。
唐松方面にお出かけですか?
ナツヤマを楽しんできてください
ペン妻さん順調な回復で、とっても良かったです
唐松岳とは考えたですね〜
気持ちよさそうな
初夏でお花畑も多く、キレイな稜線を気持ち良く歩かれたと
思います。唐松をリフトで行ったとはいえ、途中から山頂まで
そこそこ登山ですから、ペン妻さんもきっと楽しかったと思いますし、
回復ぶりを実感できたかと。ペンさんは重いザックでダイエット
できるし、良い事・・・満載。
ペン妻さんが、唐松の山頂で笑顔を見せてくれた頃に
私は、あの山・・・尖った岳の山頂に居ました。
唐松岳も見えてましたよ〜
トンガリ劔でしたか。
当初はもうちょっと土日ともよいかと思ってましたので
上でぶらぶらしようかと思ったのですが、
崩れそうとのことで下山しました。
でも、土曜はほんとに梅雨の晴れ間でしたね
元々荷物持ち過ぎの傾向があるので
妻の荷物は持ちたくないんですが…
緑まぶしい晴れ空の北アルプスで脱・水平山行とは素晴らしい〜〜
これは本当に山の神様も奥様を応援しているとしか思えないおもてなしですね
奥様の笑顔もサイコーで旦那様も幸せですねぇ
荷物は旦那様にまかせて夏山をたっぷり楽しんでくださいね!
妻をあおるようなコメントを…
既に妻は「荷物さえ持たなきゃ元通り」などと言い出して困ってるんですが。
元々自分の荷物だけでいつもガッツリ重いのに、
妻の分まで持てません
おそろしや…
パソコン環境が整って無いのでスマホでちっちゃい写真しか見れましぇーん(^。^;)
でも、復活おめでとうo(^o^)o
それでは、昨年涙と共に流したあの計画宜しく~~~~
無事、家財搬入はすみましたですか?
それにしても「あの計画」とは
もしや昨年目論んでいたあの超ハードそうな奴ですか?
妻も「荷物軽くすればいける」などと言ってますが…。
ひいぃ、おそろしや…
こ、これはすでに脱・水平歩行のレベルではないです
立派な登山です
今のぺん妻さまにならギリでついていけるかも(^_^;)
1ヵ月後はもうついていけないかも・・・
この夏、白馬大池から唐松まで歩く予定です。
唐松、行ったことないので楽しみです
この夏は白馬から縦走ですか?
お天気さえよければ、ここの稜線は爽快な山歩きが楽しめますので、
何度となく歩いてますが、何度行っても全く飽きません
今回はさすがに垂直移動再会日のため縦走しませんでしたが、
景色の良い日は本当に最高ですよ
ペンさんこんばんは♫
ビギナーなら立派な登山です
ここに来られるのはそれなりのツーですよね色んな意味で
お二人のザックの大きさの違いが本当に素敵です
いっそのことペン夫さんの一番大きなザックにみんな詰め込んだら
槍穂も直ぐそこにあるのかも知れません
焦らず急がず…笑顔がくもらないように…ですね
すみませーん。
コメントすっかり出遅れてしまいました。
ぺんさんは今シーズンは登場しないと思い込んで油断していました。
ぺんさん、ペン妻さん、復活山行おめでとうございます。
やっぱり山屋は山に行かないと調子出ませんね。
良かった!良かった!
おめでとう!おめでとう!
でもしばらくはゆっくり行きましょうね。
まあ、私も半分病み上がりみたいなものですので今年は慎重に歩こうと思います。
これからもよろしくお願いします。
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