以東岳(朝日連峰北端の紅葉は絶好調 - 日本二百名山)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 10:42
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 1,578m
コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 10:37
天候 | 晴れのち曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なお、泡滝ダムまでの車道崩壊箇所は9月20日過ぎに修復完了され、 泡滝ダム=大鳥池間の「七ツ滝沢橋」の崩壊も10月頭に修復完了され、現在は問題なく通行できます。 ただし、大鳥から泡滝ダムまでのジャンボタクシーは、今季は運行されないそうなので、車か、無ければ、大鳥の朝日屋旅館に宿泊すれば泡滝ダムまで早朝(5時以降)に送迎してくれます。(送迎込1泊2食8000円でした) なお、大鳥までは平日夕方なら鶴岡駅から路線バスが運行しています。 <以東岳アクセス情報> https://www.city.tsuruoka.lg.jp/shisei/shiyakusyo/infomation/asahi/kanko/asahirenpotozanjoho.html <朝日屋旅館> https://www.asahi-kankou.jp/kankou/member11.html <鶴岡バス> https://www.shonaikotsu.jp/local_bus/t09_ootori.html <ジャンボタクシー> https://blog.goo.ne.jp/asahi-village-kankou/e/e7cc0ef5c2604b1aff3e02c442470de6 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく歩かれているコースは他の方々のレコどおりですが、気づき事項のみ列記します。 <泡滝ダム⇔大鳥池> ・最初1時間近くは沢沿いの登山道。アップダウンはほとんど無いが細いトラバース路があり、崩壊地もあるので要注意。早朝スタートだと細い箇所見づらいかも。 ・崩壊地は一旦下って登り返す感じ。 ・1時間程で吊り橋2本が出てくる。ワイヤーの間に川底が見え、最初揺れが慣れないが、慣れると揺れに合わせてテンポよく歩けるようになる。両側のワイヤーを補助的に握れば安心。 ・最後、標高差150m程ジグザグを登ると大鳥池。 ・大鳥池にはタキタロウ小屋、水場、トイレ(無料)あり、ベンチ・テーブルもあるので休憩適地。 <⇒オツボ峰⇒山頂> ・水場から先、水門を超えすぐに直登コースとの分岐をオツボ峰方面に左折。 ・すぐ急登が始まる。雨後はぬかるんで滑りやすい箇所もあり要注意。 ・エグれてる箇所は枝など握って登れば大丈夫。 ・三角峰直下の水場?はこの時期は流れていなかった。 ・オツボ峰まで山頂稜線を見ながら、紅葉🍁のパッチワークが楽しめる区間。 ・オツボ峰手前からガスで真っ白だったが、稜線は短いが岩場歩きもあり、ちょっとアルプスを彷彿とさせる。 <⇒直登コース(下山)⇒大鳥池> ・小屋の右奥から直登コースの下りが始まる。 ・登ってきた方々とも、岩に足がかからない、大変と聞いていたけど、思ったより普通に下れました。むしろ直登なので距離が短いので降下が早い。 ・中盤まで見える大鳥池の開けた絶景が印象的。 ・大鳥池湖畔からは散歩道かと思いきや、以外にも細いトラバースやアップダウンの続くボーナスステージが満喫できます(泣) ・大鳥池まで湖畔をぐるっと周回するのが意外と長く感じました。 |
その他周辺情報 | <温泉> 鶴岡方面に少し走って「櫛引温泉 ゆ〜Town」を利用。 鉄分の濃いいいお湯でした。450円。 https://u-town.info/guide |
写真
Happy Halloween!と絶叫する女子4人組がいました。
居合わせた岩手からの女性に聞くと、台湾とアメリカ人が日本語喋れる人とチームで来ているみたいです。
Happy Halloween!と面と向かって言われるので、
Yeheeh!と乗りで返しちゃいました😁
湯殿山から月山の予定でしたが、強雨のため観光に切り替えました。
肘折温泉。🗻🍺♨半袖隊長の常宿はコロナで日帰りはやってなかったので、「上ノ湯」に寄りました。体に染み入る感じの♨で泉質も街の風情も素晴らしいと思いました。
日帰りはこちら「しろがね温泉」しかやってなかったです。
入り口に「待ち時間あり」と書かれていましたが、聞くと直ぐ入れました。観光客の方々はこれで「ひく」みたいですね。
硫黄泉で最高に気持ちよかったです。
地図。有名な写真は釈迦堂からとからしいですが、もう20〜30年前から崩壊のため立ち入り禁止になっているようです。
でも、山寺を堪能できてよかったです。
いい歩きが出来た奥の細道でした。
感想
本来は朝日連峰の縦走を計画しましたが、またも連休泣かせの天候であえなく日帰り登山に変更。東北ツアー3座目は以東岳。
泡滝ダムコースの修復も担当所轄にTELすると9月中を目途に復旧とのことで、以東岳のピストンで行ってきました。
以下、長文ですが、自分の記録兼ねて記載します。
朝4時に泡滝ダム駐車場に到着するとほぼ満車。3連休中日なので予想はしていましたが、やっぱりなという感じ。それでも少し早着だったので、縦列駐車できる場所はありました。早い方(単独女性)は4時前にスタートされていきます。筋金入りですね、感動です。
私は準備して4時半スタート。
思いのほか細いトラバース路や、崩壊地などもありヘッ電ではスピードはあがりません。
約1時間で明け始めた頃に予定どおり吊橋。結構揺れますが、左右のケーブル握って、揺れにあわせえて歩けば簡単です(笑)。
2つ目の修復なった七ツ滝沢橋のたもとで休憩していると、トレランの20台らしき単独女性が橋を元気に渡ってきます。
行動食食って再スタート。
その先でジグザグの登りになりますが、標高差150m程なので短いです。
この辺でサルらしき鳴き声が周囲でしています。
私も真似して、鳴いたりしますが、反応無し(´;ω;`)
大鳥池で給水しトイレ休憩。
水場はジャブジャブ潤沢に出ています。
その先、水門の上を通って、分岐を左折しオツボ峰コースに進みます。
いきなり急登続きで、滑りやすい泥濘や、えぐれた箇所は枝や根っこ掴んでよじ登ります。
しばらくで三角峰、この辺から山頂稜線が小屋まで眺めれられ、正面に紅葉のパッチワークが綺麗です。
一昨日、ここより標高が低い栗駒山では上半分はもう褐色で稜線は葉っぱも無いくらいでしたが、少し南のこちらでは標高が少し高くても紅葉はまだ大丈夫でした。
この先でさっきのトレラン女子が元気に下ってきます。
早いですね。少し立ち話。
オツボ峰手前から急に湧いてきた雲で真っ白。
稜線も強風で寒いくらいでしたが、防寒着を1枚着て進みます。
一部、アルプス的な岩場もあり、なかなか楽しめるコースでした。
この辺で朝4時スタートの女性とも再会。
少し立ち話させて頂きましたが、笑顔が印象的な元気な方でした。
山頂に到着すると英語と日本語をしゃべる10台の女子4人組が、
「Happy Haloween!!」と大声でシャウトしながら、ハロウィーンのコスプレで盛り上げていました(笑)。
それを見ながら、おじさん(私)とおばさん(失礼ながら居合わせた女性)は苦笑します。(笑)仙台の方で、五葉山に行くなら、黒岩コースから大沢コースをお勧めされました。行く際には是非。
直登コースの下山はやはり早いです。
ガスで真っ白でしたが、中腹から急にガスが取れ、大鳥池がやはり熊の毛皮の形に見えました。開けた絶景ですね、こちらのコースのハイライトだと思いました。
大鳥池の湖畔に降りれば、あとは散策路かと勝手に思っていましたが、何と細いトラバースや思いのほかアップダウンの続くボーナスステージでした(泣)。ほとほと疲れ切って大鳥小屋へ。稜線で出会ったご夫婦が丁度休憩されていたので少し談笑させて頂きました。
さて、あとは泡滝ダムまで降りるだけです。
とはいえ2時間以上ありますが、もう終わりが見えているので足を気にせずスピードアップし、泡滝ダムへ帰還。
晴れ予報のところが、ガスが早く出てきましたが、日帰りの以東岳は紅葉も綺麗で気落ちよく歩き切ることができました。
途中出会った方々、ありがとうございました。
翌日は湯殿山(神社)からの月山を予定しましたが、強雨のため諦めて観光に切替て、YamaBeerYu半袖隊長が通われている肘折温泉と、山形で観光地化している銀山温泉をダブルヘッダーで楽しんだ後、山寺にも寄って奥の院まで往復しました。
山形駅前で後泊し、翌朝の便で羽田に帰還しました。
雨もありましたが、秋の東北を楽しめた記憶に残るいい山行だったな、と思いました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fmodules%2Fyamainfo%2Fupimg%2Fpt%2f03d1284dc1534d756ab4a96c1b0c34de.jpg)
以東岳も行かれたとは!本当に健脚だとあちこち行けてうらやましいです!!
10日の夜に山形だったのかぁ。。。
私たちは、10日の午前中まで山形市内にいましたよ(笑)
またどこかでばったりできそうですねっ!明日も⛰なので、取り急ぎ。。。(^o^)/
神室山でのニアミスにはビックリしましたが、山形市内でもまたニアミスでしたか
夕方の飛行機は満席で乗れず、のんびり後泊していました。
以東岳は🍁バッチリで良かったですよ。ちょっと長丁場なので早朝スタートにしましたが、思ったより歩きやすいコースと思いました。
ただ、以東岳避難小屋はあぶれた方が沢山いたらしく、狐穴小屋やタキタロウに夕方から向かわれた方多数だったそうです。人気の時期だし以東岳小屋は20人程と広くないので仕方ないですね
hana_solaさんご夫婦の神室山レコに自分の見た景色と全く同じだったので、おもわず沢山拍手しちゃいました
肘折温泉にお立ち寄り頂き誠に有難うございました。
肘折温泉観光大使として、厚く御礼申し上げます。
…って、大使に選ばれてないだろ
木村屋旅館には宿泊するだけで、今まで「日帰り入浴」の観点では考えたことがなかったのですが、やってないのですね。
家族経営、かつご主人が観光協会の要職を担われているので、昼間には人員配置が薄くなり、受け入れる余裕がないのだと思います。
でも入浴された「上ノ湯」は独自源泉を持ち、そこでしか味わえないお湯(泉質)なのですよ。
もし今後「湯殿山〜月山」山行を復活企画される際には、「月山から肘折参道コースで下山し一泊⇒地蔵倉ハイキングで〆」を是非ご検討ください。
…で本題に入りますが、このところ「日本200」を凄いペースで攻められていますね。
もう残り20座を切られているので、もうカウントダウン入り。
年内達成は厳しいかもしれませんが、遅くとも来年の夏山シーズンには完登できそうですね
メッセージありがとうございます。
肘折温泉の非公認観光大使
湯殿山を雨で諦めて、最初に思いついたのが、隊長ご用達の肘折温泉でした。
木村屋旅館にTELすると、そろそろ再開を考えているのだが未だなんですよ。
と仰っていたので、諦めて観光案内所のお勧めのこちら(上ノ湯)に寄りましたが、体に染み入る泉質に感動していました。
独自の源泉なんですね。肘折温泉に共通した特徴は同じかと思いますが、本当にいい温泉だなと思いました。
月山の肘折参道コースは地図を眺めてたことだけはあるのですが、あらためて幾つかレコを確認すると、相当荒れた区間もある上級者コースのようですね。いつかチャレンジしたいな、と思いました。地蔵倉ハイキングとセットで
日本200はですね、実はあと1年で定年(還暦)なので、それまでに遠い方から行っておこうとバタバタしています
隊長のように悠々自適の生活という訳にはいかなそうなので、現役を続けながらぼちぼちがんばります
コメントありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する