飯豊連峰;ダイグラ尾根〜丸森尾根周回
- GPS
- 13:19
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 2,642m
- 下り
- 2,648m
コースタイム
- 山行
- 11:24
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 13:18
天候 | 高曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ダイグラ尾根も含めてしっかりした道で安心して歩けました |
写真
装備
個人装備 |
ザック(モンベル;バーサライトパック20)
靴(スポルティバ;エクイリビウム)
キャップ
長袖シャツ(夏用)
長パンツ
コンプレッションタイツ
靴下
雨具
グローブ
ストック
タオル
飲料(麦茶500mm/アクエリアス900mm)
行動食(薄皮パン/トレイルミックス/SOYJOY)
昼食(おにぎり×2)
着替え(靴下/メリノウール長袖/カーディガン/ネックウォーマー)
AppleWatch
iPhone
GoPro_HERO9
モバイルバッテリー
ヘッドランプ
予備眼鏡
サングラス
マスク
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感想
紅葉シーズンを迎え,山も賑わいを見せていますが,10月の3連休
今回も真ん中の日を除いて,天候は芳しくない様子
どうも今年はすっきりしませんな そう言えば,去年の3連休は大キレットを登ってました あれから1年かぁ 早いですね
あ,結局,今年行きたいと思っていた飯豊連峰のダイグラ尾根ですが,天候が安定しないのであれば,泊りではなく,日帰りで登ってしまおうという”頭の悪い選択”で,今回登ってきました
25km,高低差2,500mを超える日帰り山行は未知の領域で,不安もありましたが,ハプニングもなく,じっくり秋の飯豊を堪能することができました
日が短い時期にもかかわらず,とにかく長丁場になりますから,4時には出発したいところ
と言うことで,登山口で車中泊するため,前日の夕方に自宅を出発
途中,飯豊町で”馬刺し”を調達 温泉にもじっくり入って,体をほぐして,夜8時半に登山口到着 馬刺しをつまみにビールと焼酎で晩酌
車中泊もだいぶ板に付いてきた 飲んだ勢いで,そのまま就寝
朝3時前に,目が覚めると,若干胃が重い・・・ 少しお酒を飲みすぎたか!?(何やってんだ(*_*;)
外に出てみると,すごい結露 相当冷えてるみたいです これは朝露で濡れるなと言うことで,雨具で出発
40分ほどで,桧山沢吊橋へ ここからは急登の連続 星がきれいだ 展望を期待しながら,雨具を脱いで,いざ戦闘開始
にしても,胃が重い まぁ気になるほどではないけど 気になるほどではないと気にしながら,淡々と登り,長坂清水へ
前回は泊りの荷物でしたが,ここまで3時間近くかかった記憶が
今回は2時間かかってないペース 荷物が違うとこうも違うものかと,休むことなく,さらに前進 休場の峰あたりでだいぶ明るくなってきました
続いて,千本峰へ 途中で,すっかり日が登り,目の前の飯豊の山々がモルゲンで染まっていきます 夜のうちから登ってよかった 飯豊を正面に見据えるダイグラならではの,ご褒美だね
見晴らしのいい千本峰まであと少しでしたが,惜しくも,10分遅刻
まぁ,でも十分モルゲンロートを堪能できました
ここまでは急登だけれども,とにかく体力勝負の道
千本峰からは難易度があがり,段差が大きく上下に振れる道をトラバース気味に登っていきます
7時半過ぎに,宝珠山到着 目の前に飯豊本山 そして,そこから右に赤く染まった御西岳の山肌が見えます 飯豊の紅葉を初めて見ましたが,たおやかな稜線に,黄色と緑,赤の絵具を敷き詰めたような見事な景色です 緑も様々な色合いを見せていて,自然の表現力に圧倒されました
圧倒されてばかりもいられないので,まずは目の前の飯豊本山に至る最後の登りをこなしていきます 300mほどの登りですが,道もだいぶ落ち着いていて,淡々と登ることができました
9時に飯豊本山に到着 ここまで6時間かかりました やっぱりダイグラは手ごわいな 山頂は風が強く,かなり冷える 朝食を食べながら,10分ほど休憩しましたが,手がかじかんできました
おまけに御西岳方面は,ガスがかってきて,少し天候が心配
50分ほどで御西小屋に着きましたが,先を急ぐことにします
天狗の庭を過ぎたあたりから,風も落ち着き,ガスは取れて,再び紅葉を楽しみながら,歩けるようになりました
12時前に烏帽子岳到着 前回登った時は,ガスガスでしたが,今回は眺めもよく,その山容や飯豊の山々の位置関係をしっかり把握することができました
梅花皮岳を経て,梅花皮小屋へ ここで水分補給 飯豊は水場が豊富なのがありがたい
北股岳に登ると,エブリ差岳方面の紅葉が広がります こちらもすごいな いいぞ,飯豊
ここから,門内岳に至る道は,雄大な飯豊の稜線に紅葉が連なり,特に印象深かったです
門内岳に至ると,御西岳付近のガスもだいぶ広がり,ガスガスに
地神岳からのエブリ差岳の眺めを期待しながら,進むと,エブリ差岳は望めなかったものの,赤く染まる地神北峰や頼母木小屋など稜線を見ることができました
と言うことで,時刻は2時半 何とか日暮前には下山できそう
6月の石転び沢に続いて,丸森尾根を下ります
荷物が軽いので,身体が振れることなく,軽快に下り,午後4時半に無事飯豊山荘に戻ってくることができました
総距離28km 高低差2,600m超と,これまでで一番の長丁場の山行となりましたが,なにより景色が素晴らしく,天候も落ち着いていて,とても快適に歩くことができました
秋の飯豊 本当によかった 日帰りも悪くないけど,今度は泊りでじっくり登ってみたいと思います
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