明るい砂をひたすら登った地蔵ケ岳

2014年07月12日(土) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 13.8km
• 登り: 2,132m
• 下り: 2,047m

コースタイム

標高グラフのとおり

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

3:15自宅-7:30青木鉱泉

コース状況／危険箇所等

下山後の温泉は藪の湯みはらし
前回、ひとりのんびりとお風呂から八ヶ岳と駒ケ岳を眺められたので、二匹目のどじょう狙いで再度訪れました。
おかみさんに「もう少し遅かったら団体さんでいっぱいになるとこだった」とのこと。あまりお客さんが来ない温泉なのかと心配してみたりしたが少し安心したような・・・

写真

7/12 8:37

沢筋の樹木はみずみずしい。

7/12 8:45

木漏れ日

7/12 10:02

針葉樹林帯は暗くひっそりしています。

7/12 10:23

シラビソが美しい

7/12 11:02

2500mを越えても森が続きます。
南アルプスの森、だんだん好きになります

7/12 11:04

シラビソの暗い森から。緑が光る明るい森へ。心躍ります

7/12 11:06

が・・・　黙々と歩くしかない、明るい砂の道が延びています

7/12 11:09

常夏のリゾート？？

7/12 11:27

花びらの刻みがやけに細かい

7/12 11:34

地蔵菩薩の頭に乗るのは遠慮した。
（怖かっただけ）

7/12 13:20

下山にかかって、最初に迎えてくれた大木はダケカンバ

7/12 14:40

手入れされて美しいカラマツ

撮影機器：

TG-625 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

10toiro

地蔵岳、終盤の登り。
シラビソの暗い森を抜けると、
緑輝く明るいダケカンバの森が現れました。
大地は白い砂に覆われています。
まるで、常夏のリゾートビーチにいるかのような景色です。
快晴の青空が、ダケカンバの幹の白を輝かせ、緑もまた輝いてます。
木の葉で作られた日影は、いかにも涼しげです。
が・・・
リゾートビーチを思わせる白く乾いた砂には、明確な意味がありました。
ステップの位置を考える必要ありません。
草も花もありません。
ただ、ひたすら一歩一歩前に進めるだけです。
単調です。傾斜もきつく息が荒くなります。
休みたくなりますが、休まず歩を進めます。
まるで、修行のようです。
地蔵菩薩様、訪れる者たちにきつい修行をしっかりさせています。