【剱岳 早月尾根】ミラージュランド〜上市駅

2022年10月10日(月) ~ 2022年10月11日(火)

• GPS: 24:04
• 距離: 66.0km
• 登り: 3,405m
• 下り: 3,356m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:53
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:53

20:06 スタート地点
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 16:34
• 休憩: 0:57
• 合計: 17:31

2:40 2:40 中山馬場島橋登山口
3:01 3:02 馬場島荘
3:49 3:49 松尾平
5:42 5:43 早月尾根標高1600m標識
6:39 6:40 1920.9m三角点
7:39 7:39 早月小屋
8:49 8:55 標高2600m標識
9:38 9:45 標高2800m標識
10:18 10:19 カニのハサミ
10:24 10:27 剱岳
10:32 10:52 カニのハサミ
10:59 11:10 カニのヨコバイ
11:17 11:19 カニのハサミ
11:38 11:39 標高2800m標識
12:16 12:17 標高2600m標識
12:57 12:58 早月小屋
13:30 13:30 1920.9m三角点
14:01 14:01 早月尾根標高1600m標識
14:44 14:45 松尾平
15:15 15:15 馬場島
15:22 15:22 中山馬場島橋登山口
20:11 ゴール地点

天候

雨のち晴れ、曇り
強風あり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

富山駅まで名古屋から往復高速バス
【行き】東滑川駅からミラージュランドまで歩き
【帰り】上市駅から富山駅、後泊。上市駅まで体力的に限界に近かったです。

コース状況／危険箇所等

•登山口までは山間部に入るまでは自販機はありますが、山間部には自販機もありませんでした。コンビニはスタート地点近くから迂回していく必要。
帰りの上市駅まではルート上では自販機も見ませんでした。
•強風とわずかな小雪のため、カニの横ばいは足元が凍っていました。

その他周辺情報

早月小屋は閉鎖されてて営業していませんでした。

写真

10/10 20:05

東滑川駅から早月川河口、ミラージュランドまで歩いてきした。TJARと同じ日本海よりスタート。

10/11 2:17

厚そうな雲が流れていき、顔を出してくる満月

10/11 5:42

焼けるような空。朝陽の一端。

10/11 6:01

紅葉🍁している登山道

10/11 6:08

日本海への景色も見れました

10/11 6:28

日本海への景色がきれいなのでもう1枚

10/11 6:32

剱岳、北方稜線のギザギザが見えてきます

10/11 6:34

道沿いに広がる紅葉

10/11 6:38

釜谷山、猫又山。意外に格好良かったです。

10/11 6:43

紅葉と日本海方面

10/11 6:44

色とりどりな紅葉

10/11 7:36

北方稜線が近づき、山頂への期待感が広がります

10/11 7:36

奥大日岳と大日岳

10/11 7:37

早月小屋周りの紅葉。
盛り上がったのはここまで。この後ガスが充満。

10/11 9:57

ガスガスの中ようやく鎖場。山頂付近で200m近く標高を上げます

10/11 10:25

山頂
あたりは単一色。

10/11 10:26

山頂付近の岩場。
ガスと岩場のモノトーンな世界

10/11 10:59

カニの横ばい手前。
降りていくも断念。引き返します

10/11 11:41

ライチョウがいるとなごみました。

10/11 12:17

ガスの晴れ間に一瞬早月小屋が見れました。

10/11 12:34

ガスの晴れ間の瞬間。ガスの形がさまざま。

10/11 15:10

ようやく下山。試練と憧れ。ここまでは憧れ、ここから上石駅が割と試練。

10/11 15:54

ずっと歩いてきた早月川沿いの風景。早月川とその流れの音は剱岳の迫力に近いものがある。

10/11 16:27

冬期ゲート位置
ここから上市駅までが2時間半と遠かった。少し走ってみましたが、足も上がらない状態。そんな状態でここから峠を越え上市町まで歩きました。

感想

toshi-o

【早月尾根と早月川沿い歩き】
　(東滑川駅→ ミラージュランド→ 早月尾根ピストン→上市駅)

　紅葉🍁の立山+早月尾根に行こう！久しぶりに天気予報の晴れマークと山行日時が合致したのがきっかけで計画。先日parsleycandyさんがレコをあげられていたので参考にしました(大変ありがとうございます！)。最終的には山行途中に変更し、早月尾根ピストンになりました。
　スタート地点のミラージュランドから馬場島の登山口まで早月川沿いを歩きます。早月尾根が待っていますので、体力を使わないようにゆっくりと。登山口に着いた時には、すでに下山後ぐらいのヘトヘト疲れ。
　早月尾根は途中から眠くなってきて仮眠を小刻みに取りながら、省エネモードで登ります。早月小屋を越えてから、ガスガス、強風の洗礼。山頂に近づくとわずかな小雪付き。山頂までは特に問題ありませんでした。
　心配だったカニの横ばいに到着すると、最悪な想定が的中。足掛かり部分が凍っていました。誰もいないところで死ぬのは嫌なので、カニの横ばいを回避し、早月尾根へ戻ります。
　まず早月尾根2000m以上一気に下り、そこから自力で歩くことに。(翌日も午前休をとっていますので、富山市内で宿泊を前提)しかし、あまりの眠さで、下山中に下山しているという意識が不透明になり、道路歩きの際は周りの森の中に存在しない家や人や自販機等も見えてしまう幻覚が。(歩きながら眠っていたのか、、)妄想と幻覚とともに、登山口から5時間かけて一番近い上市駅到着。救いは上市町の素朴な風景でした。
　今回の最大の目的の立山と室堂の紅葉には会えず。来年以降に持ち越しとなりました。

コメント

☆Parsleycandy

早月尾根往復で計66kmを24時間で！しかも10月に！タフですね〜。わたしは2泊で、しかも標高2400mの室堂がゴールだったのではるかに楽かも。

toshi-o

parsleycandyさん
コメントありがとうございます！
ミラージュランドから馬場島まで遠かったですよね〜。私は軽い荷物だけでしたが、テントを持ちながらの26km、剱御前小舎への登り返しは大変だと思います。
私がカニの横ばいから引き返したと決めた時は、引き返す気にはなれず、近い所を探しました。それでもつらかったですが。
　

floatcloud

こんにちは〜。
相変わらず里の歩きが半端じゃないですね〜、びっくりです。
2011.9．24．、朝、馬場島を歩き始めたら、その「試練と憧れ」の石碑辺りで腰回りにジャラジャラと登攀道具を下げてもう下山者。訊くと、途中に門番がいて、凍結を理由に通してくれなかったと・・・。
toshi-oさんは、運がよかったですね！
剣だけでも登られて・・・。

toshi-o

floatcloudさん
コメントありがとうございます。門番なんてそんな事があるんですね！
山頂で運が悪いと思っていましたが、実は運が良かったと感じました。(登攣道具を持っている方でも不可とは厳しいです)
今回も技術的な面で不足していると感じた山行で、floatcloudさんのようには山の道にはまだまだたどりつかず、まだ里やメジャーな道ばかり歩いてしまっています。もう少し自由に山を歩けるようになろうと思っています。

momohiro

これは凄いタイムですね。
そもそも、こんなルートを良く計画されると思いました。
劔は再訪したい山ですが、他に行きたい山があって行けていません。

toshi-o

momohiroさん
コメントありがとうございます！
こんなルートを良く計画される、、→日本をくまなく縦断され、さらに北海道でも歩いているmomohiroさんにお返ししたい言葉です！先日も剱岳近くの毛勝山、僧ヶ岳から長距離を歩いておられて、さすがだなぁと思っていました。僧ヶ岳からの下山ルートはなかなか歩く人は少ないのでは？