長野遠征その1:高妻山(戸隠牧場から弥勒新道経由)【日帰り】
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 1,603m
コースタイム
07:25発- 09:25着 登山口取付→七薬師(10分休憩)
09:35発- 09:54着 七薬師→八観音
09:54発- 10:00着 八観音→九勢至
10:00発- 10:43着 九勢至→十阿弥陀
10:43発- 10:48着 十阿弥陀→高妻山山頂(40分休憩)
11:27発- 14:20着 登山口取付
合計 約7時間30分
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
長野周辺でレンタカーして戸隠キャンプ場まで (土曜日6:30am時点で1/3埋まっているかいないかくらいでした。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
弥勒新道経由は登山道のトレイルに沿って草が刈りこまれているので道が分かりやすく、 迷いそうな場所はありませんでした。 (帯岩経由の鎖場周辺の登山道はぬかるんでいて滑る上に、 ルートが分かりづらいと聞いたので使いませんでした) |
写真
感想
ここのところ日帰り登山が多く、土日のうちの片方だけしか山に行く事が出来なかったのですが、
久しぶりに二日連続の山登りに行ってきました。週末まるまる登山に費やすのはGW以来です。
と言っても縦走ではなく、日帰り登山が2日間の山旅遠征。
遠征一日目は高妻山・二日目は雨飾山です。ここでは一日目の高妻山の記録を残します。
行先は長野。少し遠いので、金曜の夜行バスで土曜日の早朝に長野に入り、
そこからレンタカーで戸隠キャンプ場駐車場へ向かいます。
高速バスの乗車時間がわずか4時間半なので、
仮に最初から最後まで寝れたとしても最大睡眠時間は4時間半。
もちろん4時間半通して眠れるなんていうスゴ技は持っていないので、2時間ほどの睡眠となります。
そんな状態で往復8時間以上の道のり。私にとっては結構体力勝負。
他の参加メンバーはみんな体力充分のJuhani、Aaron、Marekです。
スタートは朝の太陽をいっぱいに浴びた牧場から。
目の前には戸隠連邦が現れます。そもそもつい最近まで高妻山自体を知らず、
戸隠山を調べていたついでに知った山ですが、戸隠よりも先に高妻山に登るという・・・
(今回の遠征のメインは雨飾山なので、戸隠は時間のある時に延期かな。)
登山口取付点で軽く沢を渡りますが、ここをすぎると
さっきまでの開けた視界と平らな牧場とはうって変わって、雰囲気が一変します。
森の中を歩いてしばし森林浴です。
わずか30分ほど後。いつも以上にゆっくりのペースで、のんびりと進んでいたにも関わらず、
何だか体が重く、歩いていると息切れが。
大きな木や面白い形をした木もたくさんあるので、
いつもだったら好奇心がそそられるのですが、正直それほどの感動はありません(^_^;)
ようやく視界が開けてきて、真っ青の青空が見えると少しだけ気分が上がりますが、
また急な坂が始まると、テンションがガタ落ち。
歩き始めて2時間半が経過。日陰の少し涼しいところで休憩+行動食で回復を待ちます。
あれ、不思議。体が全然軽くなってる!食事で体が目覚めたようです。
朝もしっかり食べたのでエネルギーが不足していたわけじゃなさそうだけど、
食べた事によってだるさが吹っ飛びました!ここから先、なかなかのルンルン歩きです。
そして山頂付近に来ると見える、北アルプスやら妙高山などの展望!うれしい☆
気づくとJuhaniとAaronはとっくに山頂に着いている様子。遠くから二人の姿が点で見えます。
Marekと私も二人の待つ山頂へ。歩き始めてから3時間40分、ようやく目的地到着です。
山のてっぺんではさわやかな風がわずかに吹く程度なので、暑すぎず寒すぎずちょうどいい(#^.^#)
まだ雪が残る白馬エリアを見ながら、靴を脱いで岩場に腰かけて、そして久しぶりに山頂ごはん。
梅雨の間は全然これが出来なかったので、すごくすごくありがたかったです。
高妻山のちょっと先に乙妻山という山もあり、片道1時間ほどで行けるところもあるようなので、
ちょっと行ってみたい気も。それほどアップダウンも無さそうだし、景色も良さそう!
と思っていたのは私だけで、他のみんな興味が無いらしく、速攻で却下(・・;)
まぁ明日もあるしいいかっ!って事で全員で下山開始です。
下山中はMarekとの会話が弾みます。
今年に入ってから多い時では月に3回ほど一緒に冬山に行っていましたが、
今回は本当に久しぶりでかれこれ2か月以上会っていませんでした。
積もる話をしながら来た道を戻ります。
途中でJuhaniが「なんだろう、これ」と言うので見てみると、これはこれは。
ギンリョウソウではないですか!テレビや山雑誌でしょっちゅう出ている不思議な植物。
葉緑素を持たないので光合成ができず、菌類から栄養をとるあの草です!
本物を見たのは初めてでした。行くときは全然気づかなかったし、
帰り道でもJuhaniが気づかなければ分からなかったかも。
でもひとたび本物を見ると、登山道のあちこちに生えているのが分かります。
おかげで下山の3分の2くらいまでは楽しみながら下ります。
さてさて問題は残りの3分の1。ここからは非常に長く感じます。
Aaronはあんまり疲れていないようで、足取り軽やかに歩いています。
水も大量に持ってきてるので荷物はメンバー内で一番重そうですが、
これくらいならそれほど大変でもないらしい。
一方私は足も疲れてきて、ひねったりもつれたりとぐだぐだ。。
いやはや、乙妻山なんて行かなくて正解だった、、、なんてこっそり思っていました。
ちゃんと後先考えて行動しないといけませんね(^_^;)
そして7時間以上が経過したころ、ようやく登山口が見えてきました!
トンネルの出口のように登山口が明るくなっていてまるでゴール地点のよう。
着いた時には達成感でいっぱいでした!!
このあと、休日ののどかな雰囲気漂う、ファミリー連れの牧場を歩いて、
おソバを食べてゆっくり休んでこの日の登山が終了です。
この後私達一行は車を走らせ小谷温泉でゆっくりし、雨飾山キャンプ場に向かいます。
長野遠征その2に続く。
今度は長野遠征ですか。
begreenさんの行動範囲の広さに毎度、驚かされます。
縦走ではなく温泉をはさんでの日帰り2日も楽しそうですね。
ここ何週も続けて、私は天気の悪さと暑さで山から遠ざかっていてジムトレとサイクリングで誤魔化しています。
そろそろ我慢の限界にきているのですが現時点で計画なし。
begreenさんの山行に触発されて、行動する気持ちが高まりつつあります。
nomorecryさんってサイクリングもしているんですか?
掘れば掘るほど色んな趣味が出てきますね(笑)
ちょいちょい驚かされます(笑)
趣味が増えると支出も増えますよねー。
ロードサイクルとかかっこいいとか思うけど、一つ一つの値段の高さに愕然とし、
手を付けないようにしようと決めました。。。
nomorecryさんのレコも楽しみに待ってますねー!
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