燕岳
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,476m
コースタイム
4:00起床---4:12夜明け前---4:40御来光---5:15朝食---6:36燕岳登頂開始---7:17頂上---8:10
燕山荘---9:16下山開始---9:45合戦の頭---10:14合戦小屋10:25---10:55富士見ベンチ---11:30第3ベンチ---11:52第2ベンチ---12:12第1ベンチ---12:24登山口---12:50第1駐車場
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨のせいで一部ぬかるんでるところがあったけれど、よく整備された登山道で危険個所はなかった。 |
写真
感想
この梅雨の時期、お天気との戦いになるのは必至でした。当初の予報では14日から燕岳周辺は晴れの予報だったのですが、14日もまだ雨が残ってしまいました。
第一駐車場から登山の準備はレインウェアに身を包んだ完全防備のスタイルでした。中房温泉登山口から第一ベンチ=第二ベンチ=第三ベンチ=富士見ベンチを経て合戦小屋へ。ここまでは急峻な登山道の連続。さすがに北アルプス三大急登の一つと言われるだけはあるタフな登山ルートです。雨も登り出したとたん止み、時折晴れ間も射し、すぐにレインウェアは脱ぎました。 合戦小屋までは4時間ほどかかり到着し、名物のスイカをいただきました。このころまた雨足が強くなり、再び完全防備で合戦小屋から燕山荘を目指しました。登り出しはまたも急登の連続でした。ただひたすら雨の中を一歩一歩登っていくだけでした。尾根道稜線歩きはほんの僅かで、さすがに三大急登のひとつであるだけあって、最後まで厳しい斜面が続いてました。でも、思いのほか早く燕山荘にたどりつくころができ、また、雨も止み、雲が切れ始め、お天気は急速に回復の傾向を見せてきました。雲の合間から北アルプスの山々が姿を現し、下から吹き上げてくる雲を受けて燕岳の雄姿が我々の前に現れました。
燕山荘でも夕食はチーズハンバーガー定食で豪華な山食でした。早朝からの労をねぎらい生ビールで乾杯して夕食を楽しみました。その後、7時半ころに沈む夕陽を見るため寒かったが外へでました。西の空が茜色に染まり、野口五郎岳の方角に太陽が沈んでいきました。北アルプスの山々が幻想的な風景を作り出し、感動の瞬間でした。
9時に消灯でしたが心地よい疲れのせいでぐっすり眠ることができました。
早朝は4時に起き、夜明けの光景と御来光を拝むこともできました。最高の天気に恵まれたことには我々の強運さを再確認しました。朝食も美味しい食事で、燕山荘は大満足の山小屋でした。快晴の素晴らしい青空の下の北アルプスの山々から立山、剱岳。後ろ立山の山々。さらには八が岳と南アルプスの間に富士山もかすかに見ることができました。
燕岳の素晴らしく美しい姿は、北アルプスの女王と呼ばれるにはふさわしい姿でした。まさにこの場所に立った者しか味わうことができないとてもとても貴重な感動を体験でした。
天候も雨に降られたのは登山口付近と合戦小屋出発直後くらいで、他はほとんどレインウェアいらないほどでした。
お天気には恵まれた今回の登山だったと思います。あの素晴らしい景色はお金には代えられないものがあり、素晴らしい天候の下で素晴らしい景色を見れたことには大きな感謝の意を示したいと思いました。
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