唐松岳から五竜岳へ
- GPS
- 16:04
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,951m
- 下り
- 2,245m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:06
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 6:26
天候 | 1日目:曇り後晴れ、2日目:晴れ後曇り、3日目:晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往路:八方ゴンドラリフトアダム(片道1800円) 下山:白馬五竜テレキャビン(片道1300円) |
写真
感想
八方尾根から唐松岳は3度目の山行。頑張れば登れる山になりました。
今回は唐松岳から五竜岳への縦走に初挑戦。以前から気になっていた難所、牛首は難所のイメージより、せっかく唐松岳まで稼いだ標高を一気に下げる虚しさの方が強かった。
唐松岳は一歩一歩歩みを進めれば辿り着きますが、五竜岳へのアプローチは、唐松岳とは対照的な荒々しい行程。牛首をクリアするよりも、緊張感があります。五竜岳の先にある八峰キレットを目指す人には、ちょっとしたウォーミングアップなのかも知れません。
五竜山荘からの下山は遠見尾根で白馬五竜スキー場へ。唐松岳を目指した八方尾根よりもアップダウンが多い、距離も長い、鎖場が多い、湿地が多いなどうんざりする行程ですが、振り返ると五竜岳や八峰キレット、鹿島槍ヶ岳の稜線に圧倒され、そこに紅葉が良いアクセントとなって楽しめます。
まずまずの天候に恵まれ、山行としては十分楽しめました。
昨年の夏、五竜から唐松を目指して、小遠見目前で天候悪化により撤退したので今回はそのリベンジでした。それも、1週間前の寒気・降雪を回避しての好天、そして紅葉がピーク。大満足の山行となりました。
唐松から朝一番での牛首は、岩が夜露で濡れていて緊張しましたが無事に通過し、アップ・ダウンを繰り返しながら五竜山荘が見えた時にはホッと一息つけました。
五竜岳は、想像していたよりもずっと厳しい道で、牛首よりも緊張しました。でも山頂に立てば360°の大展望で、目の前に立山・剣岳が望める景色は圧巻でした。
下山の遠見尾根は上部に鎖場が数カ所有りますが、標高を下げるにつれて紅葉が鮮やかさを増して楽しんで歩けました。
今回の2泊では、小屋経営の考え方に随分違いがあるものだと思いました。唐松岳頂上山荘では、小屋が見えたとたんに殆どの窓が閉じられている様子が目に飛び込んできて、既に小屋閉めしているのかと思うほど。中に入れば売店は閉まっているし、自販機の飲み物もほんの僅か。食堂兼談話室の雑誌類もビニール袋の中で小屋閉めを待つばかり。一方の五竜岳山荘では、小屋閉め目前であることは全く感じられません。この先、自分としては、積極的に唐松岳頂上山荘を利用することは無いと思いました。
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