秋色の以東岳(泡滝口)
- GPS
- 08:34
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 1,970m
- 下り
- 1,974m
コースタイム
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:30
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■駐車場は30台以上はとめられそう。(暗くてよくわからなかった) ■駐車場の中ほどに仮設のトイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口〜大鳥池:斜度は緩いが狭いトラバース、ガレ、崩落地、濡れた岩、木の根などあり。気は抜けない ■大鳥池〜直登コース〜山頂:斜度はキツめ。段差が大きい場所が所々あり。上りなら危険度は少ない ■山頂〜オツボ峰:ザレトラバース、岩場等、距離は短いがあるき難い場所あり。これまで上り一辺倒だっただけに慎重に ■オツボ峰〜大鳥池:オツボ峰から先の平坦な部分は視界が悪いと道がわかりにくい場所あり。矢印を見失わないように。大鳥池が近づくにつれ斜度がキツクなる。スリップ注意 |
写真
感想
どこに行こうか散々悩んだ結果、飯豊の為に作った脚が残っているうちにコースタイム10時間超えの以東岳に決める。てんくらだと曇りマークが並んでいたがYamaYamaGPVで確認すると12時頃までは下層雲量がないようなので大丈夫だろうと期待して出発。まぁ今年はどこも紅葉の色合いがもうひとつとの話しもあるので最悪下見登山になっても良いだろう。
午前中が勝負と考えていたのと予想以上に早く駐車場に到着したので大鳥池までの景色は帰りの楽しみにしヘッデンを付けてスタート。当初想像していたよりは気を抜けない道だったため注意はしつつも日帰り装備の身軽さもあってコースタイムより早めに大鳥池に到着できた。
今日は風がなくて良い日だなとは感じていたが、大鳥池の水面は全く揺れがなく見事なまでに水鏡になっておりまるで水中に山があるかのようにさえ観えた。仮にこれ以降がガスって何も見えなかったとしてもこの景色が観れただけで満足出来るほど神秘的な景色だった。
上りはオツボ峰コースと直登コースの選択になるが、早めに山頂に到着したかったので直登コースを選択した。暫くは景色が楽しめないコースだったが森林限界を超えると視界が一気に開け左手にはオツボ峰の紅葉とその先に月山と鳥海山、背後は紅葉に囲まれた熊の毛皮と絶景が広がっていた。
以東小屋に到着すると丁度小屋仕舞を終えたところだった。小屋の看板はもちろん山頂の看板も片付けられていた。そう言えば以東岳の山頂看板は固定されず置いてあるだけだったな。山頂は小屋からすぐ上がったところだ。山頂から東を向くと憧れの大朝日岳への縦走路が一望できた。ため息のでるほど美しい縦走路だ。
北側に目を向ければ障子ヶ岳などが並んでいる。こちらはブナ林の紅葉だろうか赤や黄色など暖色が広がっていた。とにかく山頂からの景色は360度どちらを向いても美しく本当に去り難い場所だった。これでもうひとつなら色付きが見事な年にまた再訪したいと心から思った。
オツボ峰までの道は少々あるき難い場所があったり下りのリズムができてないので転ばぬよう注意して歩いた。日も高くなり気温も上がり暑くなってきたが木々の彩りは朝より鮮やかになっていて何度も何度も立ち止まり眺めていた。
本格的な下山に入ると直登コースとは違い綺麗な紅葉のトンネルコースで気分よく歩けた。ただし、大鳥池に近づくにつれ急坂となり滑りやすい道だったので慎重に下山した。
大鳥池から登山口までは朝には見えなかった景色を堪能しながら歩いた。決してゆるーい道ではないけれども時間がなければ大鳥池までのハイキングでも十分楽しめる道だと感じた。
当初は日暮沢から縦走したかったのでこちらのコースはプランBだったのだが、こちらはこちらで魅力たっぷりで想像以上に良いコースで考えを改めさせられた。
流石二百名山。流石朝日連峰。大満足の山行でした。
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