空木岳 日帰りピストン

2022年10月16日(日) [日帰り]

• GPS: 10:00
• 距離: 19.4km
• 登り: 2,070m
• 下り: 2,075m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:31
• 休憩: 0:38
• 合計: 10:09

距離 19.4km 登り 2,083m 下り 2,078m

5:24 空木岳登山口駐車スペース
6:00 6:01 空木岳登山道取付地点
6:05 6:05 空木岳登山道入口
6:38 6:39 林道終点
7:04 7:04 タカウチ場
7:40 7:40 池山尾根水場
8:11 8:11 尻無
8:24 8:28 マセナギ
9:11 9:12 大地獄
9:15 9:16 小地獄
9:36 9:37 ヨナ沢ノ頭
10:27 10:37 空木平カール分岐点
10:48 10:48 空木岳避難小屋
11:11 11:12 空木平カール
11:36 11:36 空木駒峰ヒュッテ
11:43 12:04 空木岳
12:10 12:10 空木駒峰ヒュッテ
12:32 12:32 駒石
12:47 12:51 空木平カール分岐点
13:23 13:24 ヨナ沢ノ頭
13:37 13:37 小地獄
13:41 13:41 大地獄
14:17 14:18 マセナギ
14:24 14:25 尻無
14:37 14:38 池山尾根水場
14:55 14:55 タカウチ場
15:11 15:11 林道終点
15:20 15:21 空木岳登山道入口
15:23 15:24 空木岳登山道取付地点
15:44 空木岳登山口駐車スペース

天候

快晴♪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駒ヶ根高原スキー場駐車場利用。菅の台駐車場に800円払うのが馬鹿らしくなる程度には停め放題。

コース状況／危険箇所等

TJARがあったせいか真新しいテープや緑ロープも多く道迷いの心配はほぼ無し。整備もよくされてるが、倒木は何箇所かありました。

その他周辺情報

駒ヶ根と言えばソースカツ丼。一番名前が売れてるのは明治亭だけど、個人的にはきらく食堂の方を推したい。

写真

10/16 1:56

ロングルートなので午前2時発行ってきます！

10/16 2:04

と、思ったものの…これはあかん…山の気配がおかしすぎる…開始10分で、ゾンビにでも追われてるかのような勢いでダッシュで撤退w

10/16 5:27

と、いうわけで、おはようございますw夜明けを待って、再スタートです（−＿−；）なんなんやろね、夜の山の気配って、日によって場所によってなんでこんな激変するんだろ。そう感じるのは私だけだろか…。

10/16 5:46

序盤、というか、スタート地点から5kmほどはトレランしやすそうな道です。

10/16 6:11

スタート40分ほどで三本木地蔵着。夜中、とんでもない気配だった事もあり、手を合わせて山行の無事をお祈りしますw

10/16 6:23

林道終点の手前にて。綺麗に日が登ってきました。

10/16 6:36

日本の夜明けぜよ！

10/16 6:42

林道終点を抜けるとすぐ登山口に着きます。

10/16 7:30

色付いた木々と有明の月。あの夜はなんだったんだ、と思う程度には素晴らしい景色。

10/16 7:40

水場あります。飲むのは躊躇われたので、顔だけ洗ってサッパリ。

10/16 7:42

池山分岐。池山とか池山小屋に寄るルートか、カチ無視して進むルートかの選択ですが、先は長いのでカチ無視ルートで行きます。

10/16 8:06

林道のような道をゆるゆる登ります。

10/16 8:16

マセナギ着。マセナギってなんやねんと思って通り過ぎたけど、帰って調べたら●●ナギって崩壊地の事らしい。

10/16 8:37

ルートは整備されてるけど、倒木が全体として多めだった印象。

10/16 8:40

木々の隙間からアルプスを文字通り垣間見る。

10/16 8:42

標高2000m前後なのによくこんなに作ったなぁ…と感心するくらいには木の階段まみれ。

10/16 8:51

階段登って、ゆるゆる登って、階段登って、ゆるゆる登って…長いわ！！

10/16 8:54

木だけじゃ飽きると思って鉄の階段も用意しときました♪

10/16 9:07

真新しい緑ロープがそこら中に張られてます。TJARの為の整備かな。全長415kmのコースの整備とか考えただけで頭痛くなります。

10/16 9:07

小地獄あたり。結局、何が小地獄かわかんなかったです。この鎖？？

10/16 9:09

すると、次の長い鎖が大地獄？？地獄らしいとこ特になかったんだけども…。

10/16 9:18

迷い尾根着✨大地獄といいココといい、名前がいちいち怖めの名前です。

10/16 9:29

アスレチックかな？と思うくらい木の橋やら階段やら至れり尽くせり。

10/16 9:43

ヨナ沢の頭着✨小地獄の手前あたりから手も使って登る場面が増えました。

10/16 9:56

この時期の麓からのロングルート登山の良い所は、登るに連れ季節が進むから、どこかの標高で必ず紅葉に当たることですね^^

10/16 10:26

空木平分岐着。稜線歩きを楽しめる駒石側ルートか、一度谷間に降りてから一気に登る避難小屋ルートか選びます。とりあえず元気な内にしんどそうな方へ、ということで避難小屋ルートへ。

10/16 10:44

大地獄、小地獄が目じゃないくらいに地獄の一丁目感w

10/16 10:49

幽霊が出るとネットに挙がってた避難小屋ですw周りの景色とガスが雰囲気を盛り上げてきますww

10/16 10:49

建て替えられてそんな日が経ってないらしく、中は普通に綺麗。この写真のどこどこに人の顔が…とか言い出すのはやめてくださいねww

10/16 10:50

避難小屋を出てからの景色。地獄の3丁目くらいかなw

10/16 10:56

谷間のガレを乗り越えて高度を稼ぎます。

10/16 11:15

正規ルートだと一部左側に回り込んで登るのだけど、無性に岩をよじのぼりたくなったので右上にちーちゃく映るヒュッテにむけて直進します！

10/16 11:23

もう私の体力は終わりかけの歯磨き粉チューブなので、折って丸めて絞り出して突き進みますw長い…

10/16 11:36

ヒュッテ着✨簡素な小屋だけど、小屋の色合いが山の緑と空の青と白に映えてすごくカッコいい。

10/16 11:38

頂上に向けてラストスパート！しんどい…体力も切れかけのマヨネーズみたく逆さにしてトントンしたら絞り出せないだろか…

10/16 11:40

風雨で崩落したとこに階段かけたのかな。左側歩いた方が楽じゃない？とか1mmも考えてません。

10/16 11:44

空木岳登頂✨

10/16 11:44

雲がアルプスの山々を隠してしまったけど、これはこれでいい感じの景色。雲が同じ目線にいる。

10/16 11:50

この世で一番美味い昼メシを食べて体力回復です。山専ボトル…神✨

10/16 12:11

ヒュッテの下界では絶対許されない手すりからアルプスを臨む。

10/16 12:12

帰りは駒石を通る方のルートで下山します。

10/16 12:16

風が穏やかで晴れた日の中央アルプスはいつまでも居たい気持ちにさせるなぁ。

10/16 12:19

とても中央アルプスらしい稜線歩き♪疲れも足が痛いのも少し忘れられます。

10/16 12:22

風化の神秘✨何がどーなってあーなったんだろ。

10/16 12:32

駒石✨見知らぬ方が写りこんでしまったけど、大きさ比較ができて思いがけず良い感じの写真になりました笑　

10/16 12:48

分岐まで戻ってきました。駒石ルートと避難小屋ルート、景色的には天国ルートと地獄ルートみたいな感じで全く違ってて面白かった。

10/16 13:34

もう帰りはサクサク降ります！とりま迷い尾根！

10/16 13:38

じんわり濡れてくるくらいガッスガスw

10/16 13:49

マセナギあたりまで来たら、小走りでも問題ない道になるのでなんちゃってトレラン気分で軽く走ります。

10/16 15:11

下界が近づいてきました。

10/16 15:44

無事下山です(｀・ω・´)

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

tak_t

前回の早月尾根のダメージも癒えたので、本日は空木岳へ。最近、TJARのコースばっか登ってる気がします^^:
愛知県民としては、駒ヶ根くらいだと気軽に足を運べて楽チンです✨

深夜2時発で昼過ぎには降りてくる予定でしたが、夜の山の気配にビビり散らかして出発後に即撤退→5時半から改めて登り始める、というアクシデントがありましたが、なんとか無事下山ですw

ここ数年、霊感めいたものはほぼ無くなってたのに、久々に感じたヤバい気配。なんなんだろ、山の機嫌が悪かったのか、霊山だからなのか。うーん。


まぁ、昼間登る分には全然普通だったんですけどね^^:


しかし、累積標高差2000mしかないのにしんどかった…。

行程の8割は森の中で眺望無し。難所も無いからアドレナリンも出ない。延々と体力を削られるだけ…そりゃ山頂直下でコース外れてでも岩よじのぼりたくもなるというものです^^:


さて、この空木岳、3日前に、2200m付近で滑落死亡した人が発見されたというニュースがありました。
迷い尾根付近かな？一応、やせ尾根だし、木の階段とか橋とか濡れてたらツルツルだろうから、そこら辺が原因なのだろか…真相はわかりませんが。

ただ、これを読んでる方でロングルート慣れしてない人が初めてココやるとしたら、難所が無いという言葉には注意した方がいいかもしれません。

難所が無い＝分かりやすい難所はないけど、普通にアルプスだからやせ尾根はあるし片側切れ落ちた所も通るし岩場も普通にあるよ！

くらいの意味ですので。

延々と続く登りで体力を削られ、登るにつれて空気も薄くなっていった後から、アルプスらしい登りがスタートする感じなので、疲れてても安全に普通のアルプスな道並みを通行できるのか？という視点で判断するといいかもです。