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Yamareco

記録ID: 4802232
全員に公開
ハイキング
甲信越

9歳児とゆく霧と紅葉の山奥ピクニック・大峠山&源氏山【甲斐百山・山梨百名山】

2022年10月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 シューP その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:35
距離
8.3km
登り
573m
下り
573m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:32
休憩
1:01
合計
4:33
距離 8.3km 登り 576m 下り 573m
10:39
10:40
31
11:11
11:17
26
11:43
11:43
17
12:00
12:49
14
13:03
13:03
13
13:39
13:42
19
14:16
14:16
14
14:30
14:33
26
14:59
15:00
6
15:06
ゴール地点
天候 甲府盆地は快晴もこの山は雲の中
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
池の茶屋峠ゲート付近のスペースに駐車
コース状況/
危険箇所等
大峠分岐から大峠山に向かう道に崩落によるルート変更あり
崩落方面にも踏み跡があって少しまぎらわしい
その他周辺情報 まほらの湯
脱衣場と内湯が想像以上に広い。露天風呂も開放感があってとてもいい温泉だった
池の茶屋峠からスタート
何を見つけたのか
2022年10月16日 10:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:31
池の茶屋峠からスタート
何を見つけたのか
ゲートのすきまから通るよ
2022年10月16日 10:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:34
ゲートのすきまから通るよ
山はきれいに色づいてきてる
2022年10月16日 10:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:36
山はきれいに色づいてきてる
林道足馴峠線へ
こっちは未舗装
2022年10月16日 10:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:39
林道足馴峠線へ
こっちは未舗装
ナナカマドの実を息子が発見
北海道ではどこでも見るけど本州で見られるなんて
2022年10月16日 10:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:40
ナナカマドの実を息子が発見
北海道ではどこでも見るけど本州で見られるなんて
法面のコンクリートが崩落していたりするけど基本的には整備がゆき届いている
2022年10月16日 10:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:41
法面のコンクリートが崩落していたりするけど基本的には整備がゆき届いている
法面をゆく猿となる息子
こういうところにはすぐ登ります
2022年10月16日 10:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:46
法面をゆく猿となる息子
こういうところにはすぐ登ります
丸山
雲が出てきたというより我々が雲の中に入った
2022年10月16日 10:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:48
丸山
雲が出てきたというより我々が雲の中に入った
かわいく並んだキノコさん
2022年10月16日 10:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:54
かわいく並んだキノコさん
息子の大好きなキツネノチャブクロ
2022年10月16日 10:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:54
息子の大好きなキツネノチャブクロ
叩くとモックモク
吸い込まないようにね
2022年10月16日 10:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 10:55
叩くとモックモク
吸い込まないようにね
なかなか派手に崩落してる
法面ぜんぶ固める方法は強引すぎるかもね
2022年10月16日 11:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:02
なかなか派手に崩落してる
法面ぜんぶ固める方法は強引すぎるかもね
登山口でくさもちいただきます
2022年10月16日 11:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:08
登山口でくさもちいただきます
ここからのぼります
ヤマレコのルート表示はここが起点
2022年10月16日 11:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:13
ここからのぼります
ヤマレコのルート表示はここが起点
白いきのこさんたち
2022年10月16日 11:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:13
白いきのこさんたち
タンネアザミ?
花びらがやたら長いね
2022年10月16日 11:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:14
タンネアザミ?
花びらがやたら長いね
ちょい急なトラバース状の登山道
ときどき晴れ間がのぞく
2022年10月16日 11:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:16
ちょい急なトラバース状の登山道
ときどき晴れ間がのぞく
むっちりしたイグチさん
2022年10月16日 11:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:17
むっちりしたイグチさん
キホコリタケ?
かわいい黄色
2022年10月16日 11:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:18
キホコリタケ?
かわいい黄色
思ってたより傾斜あるね
2022年10月16日 11:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:20
思ってたより傾斜あるね
カラマツベニハナイグチ?
2022年10月16日 11:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:20
カラマツベニハナイグチ?
秋はキクのなかまがとってもきれい
2022年10月16日 11:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:21
秋はキクのなかまがとってもきれい
苔むした岩の道
いい雰囲気だね
2022年10月16日 11:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:31
苔むした岩の道
いい雰囲気だね
ひとやすみしてリンゴいただきます
2022年10月16日 11:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:37
ひとやすみしてリンゴいただきます
まずは大峠山に向かいます
2022年10月16日 11:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:43
まずは大峠山に向かいます
崩落箇所
左方向に新しい道ができてる
右(崩落地点)にも踏み跡があるけど
倒木で「こっちじゃないよ」してある
2022年10月16日 11:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:47
崩落箇所
左方向に新しい道ができてる
右(崩落地点)にも踏み跡があるけど
倒木で「こっちじゃないよ」してある
ここは一瞬だけどなかなかきつい登り
2022年10月16日 11:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:48
ここは一瞬だけどなかなかきつい登り
コガネニカワタケかな
茶色ばかりの山にひときわ鮮やかな黄色
2022年10月16日 11:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:49
コガネニカワタケかな
茶色ばかりの山にひときわ鮮やかな黄色
大峠山最後はなかなかな急登
ずんずん行く息子さん
2022年10月16日 11:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:51
大峠山最後はなかなかな急登
ずんずん行く息子さん
ちょっと待って、、、
2022年10月16日 11:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:55
ちょっと待って、、、
先に着いて余裕な息子さん
2022年10月16日 11:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 11:59
先に着いて余裕な息子さん
まずはお茶いただきます
息子のはチキンカツ弁当
2022年10月16日 12:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 12:04
まずはお茶いただきます
息子のはチキンカツ弁当
中央市の名店、フレンチブルドッグさんの
肉づくし弁当
2022年10月16日 12:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 12:05
中央市の名店、フレンチブルドッグさんの
肉づくし弁当
横取りする息子さん
2022年10月16日 12:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 12:07
横取りする息子さん
チキンカツ満喫
気持ちのよい山頂だね
2022年10月16日 12:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 12:19
チキンカツ満喫
気持ちのよい山頂だね
おやつは「おいもさん」
市川三郷の青木製菓さんによる銘菓
2022年10月16日 12:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 12:25
おやつは「おいもさん」
市川三郷の青木製菓さんによる銘菓
紅葉によく合うお菓子です
2022年10月16日 12:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 12:31
紅葉によく合うお菓子です
さあいこうか
雲が濃くなってきたね
2022年10月16日 12:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 12:48
さあいこうか
雲が濃くなってきたね
おじぞうさまかと思ったら
なんと昭和27年の強歩大会記念碑
息子のばあちゃんもまだ産まれてない時のやつ
2022年10月16日 12:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 12:49
おじぞうさまかと思ったら
なんと昭和27年の強歩大会記念碑
息子のばあちゃんもまだ産まれてない時のやつ
小ピークを巻いたり巻かなかったり、山頂方向からはちょいと迷いやすい
2022年10月16日 12:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 12:53
小ピークを巻いたり巻かなかったり、山頂方向からはちょいと迷いやすい
雲がすごいね
2022年10月16日 13:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:00
雲がすごいね
分岐点に到着
さて源氏山へ
2022年10月16日 13:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:03
分岐点に到着
さて源氏山へ
すごい独特な形のきのこ
2022年10月16日 13:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:04
すごい独特な形のきのこ
ちょっとさみしい雰囲気
2022年10月16日 13:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:06
ちょっとさみしい雰囲気
青みがかったきのこ
2022年10月16日 13:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:08
青みがかったきのこ
ガンガン降りてく、、、
あんまり降りると帰り大変だよね
2022年10月16日 13:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:13
ガンガン降りてく、、、
あんまり降りると帰り大変だよね
人がこなさそうなわりにきっちり整備されてる
2022年10月16日 13:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:14
人がこなさそうなわりにきっちり整備されてる
ずいぶんおりてきた
くだりはここでおしまいっぽい
2022年10月16日 13:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:16
ずいぶんおりてきた
くだりはここでおしまいっぽい
むかし人がいたような痕跡がある
2022年10月16日 13:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:17
むかし人がいたような痕跡がある
細尾根
こういうとこはちょっといいよね
2022年10月16日 13:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:20
細尾根
こういうとこはちょっといいよね
お釜、酒瓶、モーターの残骸
林業の跡なのか、それとも?
2022年10月16日 13:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:23
お釜、酒瓶、モーターの残骸
林業の跡なのか、それとも?
ジグザグ急登
けっこう足にくる
2022年10月16日 13:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:24
ジグザグ急登
けっこう足にくる
ほっとひといき
2022年10月16日 13:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:27
ほっとひといき
と思ったらまた急登!
こういうのはマイナー山ならでは
2022年10月16日 13:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:30
と思ったらまた急登!
こういうのはマイナー山ならでは
急登おしまい、あとは山頂へ
2022年10月16日 13:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:35
急登おしまい、あとは山頂へ
いい感じの紅葉と濃いガス
2022年10月16日 13:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:37
いい感じの紅葉と濃いガス
カキシメジ?
2022年10月16日 13:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:37
カキシメジ?
ついたー
2022年10月16日 13:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:39
ついたー
源氏山に登ったよ
これで山梨百名山72座クリア
2022年10月16日 13:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:40
源氏山に登ったよ
これで山梨百名山72座クリア
赤い実
秋の色です
さておりようか
2022年10月16日 13:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:41
赤い実
秋の色です
さておりようか
緑から赤にかわっていくところだね
2022年10月16日 13:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:43
緑から赤にかわっていくところだね
なかなかな坂だよやっぱり
2022年10月16日 13:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:52
なかなかな坂だよやっぱり
小ピークの上に大がかりな機械の残骸
2022年10月16日 13:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:53
小ピークの上に大がかりな機械の残骸
むしこぶさん
葉っぱは枯れてもむしこぶはツヤツヤ
2022年10月16日 13:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:56
むしこぶさん
葉っぱは枯れてもむしこぶはツヤツヤ
深い山の紅葉
クマさんに会いそう
2022年10月16日 13:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 13:59
深い山の紅葉
クマさんに会いそう
なんだろうねこのお風呂みたいの
2022年10月16日 14:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:01
なんだろうねこのお風呂みたいの
さて登るか
帰り道の登りってほんときついよね
2022年10月16日 14:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:04
さて登るか
帰り道の登りってほんときついよね
一本だけのサルオガセ
2022年10月16日 14:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:10
一本だけのサルオガセ
ご立派なサルオガセ
2022年10月16日 14:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:10
ご立派なサルオガセ
大峠山分岐についた
たいした登りじゃないけど精神的にしんどい
2022年10月16日 14:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:15
大峠山分岐についた
たいした登りじゃないけど精神的にしんどい
コガネニカワタケを
ぷよぷよぷよぷよぷよぷよぷよぷよ
2022年10月16日 14:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:19
コガネニカワタケを
ぷよぷよぷよぷよぷよぷよぷよぷよ
あとはくだりー
2022年10月16日 14:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:21
あとはくだりー
見事な色
2022年10月16日 14:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:22
見事な色
登山口に到着
あとはのんびり林道歩き
2022年10月16日 14:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:33
登山口に到着
あとはのんびり林道歩き
紅葉を楽しみながらのんびり行こう
2022年10月16日 14:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:33
紅葉を楽しみながらのんびり行こう
バッタを見つけたら即とりにいく息子さん
2022年10月16日 14:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:47
バッタを見つけたら即とりにいく息子さん
素敵な秋の色
2022年10月16日 14:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:48
素敵な秋の色
足馴林道分岐
ここからはアスファルト
2022年10月16日 14:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 14:59
足馴林道分岐
ここからはアスファルト
ついたー
2022年10月16日 15:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 15:04
ついたー
源氏山にのぼってきたよ
2022年10月16日 15:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 15:06
源氏山にのぼってきたよ
マムシグサの実が色づいてる
2022年10月16日 15:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 15:08
マムシグサの実が色づいてる
林道から下界がきれいに見える
こっちは相変わらず晴れ
2022年10月16日 15:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 15:14
林道から下界がきれいに見える
こっちは相変わらず晴れ
ヤマブドウがたくさん!
2022年10月16日 15:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 15:17
ヤマブドウがたくさん!
ちょっといただいて行きましょう
2022年10月16日 15:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 15:24
ちょっといただいて行きましょう
2022年10月16日 15:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
10/16 15:30

感想

日曜日のやまのぼりはちょっと軽めにしよう。次の日は月曜日だし、夕方以降の中央道は渋滞がひどい。

ということで、今回は源氏山をセレクト。気軽に登れるサイズの山百が残り少なくなってきたいま、貴重な存在だ。

中央道を甲府南インターでおりて、道の駅とよとみで弁当を購入。安くておいしい弁当がそろっているので、ここでよさそうなのを買って山頂で食べるのだ。今回の目的はそれ、実は以前もやろうとして雨にやられ見晴台に登っただけで撤退している。

東京から大月あたりまでは曇っていたけれど、甲府盆地は見事な晴れ。しかし櫛形山のあたりにはこってりした雲が乗っている。もったいないかな、別の山にしようかな?と思ったけど、決めてきたんだからやはり源氏山にしよう。

富士川町役場の前を通って平林集落を越え、丸山林道へ。櫛形山に登ったときと、源氏山を目指して雨で撤退したときと、これで3回目になる。最初来た時はとんでもなく長い林道だと思ったけれど、今回はあっさり目的地である池の茶屋峠に到着した。

車止めゲートを越えて丸山林道を進み、足馴林道に入ってしばらく歩くと源氏山登山口。この林道歩きがヤマレコの予定作成マップに入っていないのはちょいと不便。

道の駅とよとみで買ったくさもちを食べて気合いを入れ、登山スタート。

らくらくハイキングと思っていたけど、ちょいと傾斜がある。妻と息子が「どこがらくらくやねん」と文句を言う。まあいいじゃないの。

しばらく登って大峠山分岐に到着。まずは大峠山に登ってそこでお弁当を食べよう。道しるべには「↑大峠山」とマジックで書いてあった。

芝生のなかの一本道のようなとてもいい雰囲気の道をしばらく進むと、崩落箇所に到着。道が大きく迂回している。崩落方面にも無理やり通ろうとする踏み跡が続くが、ふさぐように置かれた倒木が「こっちじゃないよ」と言っていた。

迂回直後は一瞬だけかなりの急登、そしてまたなだらかな道。小さなピークを越えて(巻くこともできる)、ちょっとイカした急登に到着。息子さんがスタスタ登ってしまい、われわれ中年は置いて行かれた。登りきると、息子さんが山頂標のところにニコニコ座っていた。大峠山に登ったよ!

今日は山そのものに加えてお弁当とコーヒーを楽しむという、ピクニック的なハイキング。息子はチキンカツ2枚のチキンカツ弁当、あとは鶏ご飯弁当、中央市の人気洋食店「フレンチブルドッグ」の肉づくし弁当。道の駅とよとみのお弁当ラインナップは見事なのだ。

人里離れた、登山者のほとんどいない静かな山頂。木々が色づいて、冷たく心地のよい風が通り抜ける。なんて幸せなんだろう。息子が我々の弁当からも肉を奪って食べている。いつのまにこんなにでっかくなったんだ。ブロッコリーのスープと松茸のお吸い物をお湯でつくる。

さあ、遅くならないうちに源氏山に行こう。山には濃い霧が立ち込め始めた。単に雲のど真ん中にいるというだけなのだが、こんな山奥ゆえになにか幻想的で楽しい。

山頂下の急坂をおりると、トレースがいくつかにわかれる。小ピークを巻く巻かないの違いなのだが、道しるべもなければピンテも少なめなのでちょっと心細い。大きく離れていくトレースもあったが、おそらくはそれが崩落地点のほうに進む道なのだろう。

分岐点まで戻り、源氏山へ。道端にキノコが豊富に生えている。道がだんだんくだってゆくが、なかなか斜度がある。あんまり降りないでほしい、と願いながら進む。

ふもとに着くんじゃないのか、という思い切ったくだりのあと、人間が何かを営んでいたとおぼしき平らな場所に出た。山小屋があった?いや、こんなマイナー山じゃやっていけないよね、なんて話しながら進む。このあたりで「出頂ノ茶屋跡」方面からのルートと合流しているらしい。

くだりはそこで終わり、絵になりそうな細尾根を抜けると今度はちょっとした急登に。そのあたりに釜やエンジンなどの残骸がたくさん残されていた。ぐるぐる巻きの太いワイヤーもたくさん。林業の跡なのだろうか、しかし生活の痕跡も見える。そもそもこの山奥にこうしたものをどうやって運んだのだろう?

さあ急登。細かいジグザグを刻んでいくのでさほど大変じゃ、、、いや大変だわこれ。妻と息子には「今回は軽い山だよー」と言ってあったのではたりは「これだからパパは信用ならない」などと好き放題言っている。

急登がゆるんで、さあ頂上?と思いきやもう一度急登。なかなかイヤな気分にさせてくれるぜ。

ふたつめの急登をのぼりきると傾斜はほぼなくなった。少し進んで山頂に到着。源氏山に登ったよ、これで山梨百名山72座め。証明書まであと3座!

さあ登ったしおりよう。お弁当は大峠山で食べた、となるとこの眺望のない狭い山頂に長居する必要はない。紅葉のなかをまた戻ってゆく。急坂をおりたところ、少し高くなっているところに大がかりな歯車の機械があった。

謎の風呂状の穴のところから、登り返していく。帰路が登りなのはやっぱりキツい、高低差だけではわからないしんどさがある。

ぐったりして大峠山分岐に到着。ここからはもうくだるだけ、きれいに色づいた木々のあいだを軽快におりてゆく。拍子抜けするほどあっさりと登山口についてしまった。

のんびり林道を戻っていくと、ニホンザルの群れがガケのような法面をくだってきた。20匹くらい、子供も混じっている。ほとんど垂直のような斜面なのに転ばないのはすごいね、なんて言いながら眺めていた。

足馴林道から丸山林道に入って、少し歩くと池の茶屋峠。大峠山と源氏山にのぼってきたよ。

林道わきにヤマブドウがたわわに実っていたので少し分けてもらう。この時期だけのお楽しみ、でもサルたちのためにちゃんと残していこう。

山をおりて富士川町の「まほらの湯」へ。ちょうどサッカー天皇杯の決勝戦、PKでヴァンフォーレ甲府が優勝を決めた瞬間で、館全体が微妙にお祝いムード。あまりサッカーを知らない息子も甲府の勝利に大喜びしていた。

なぜか蚊の多い脱衣所で刺されながらも広く客の少ない湯を楽しむ。中央道は日曜夕方恒例の渋滞、買い物と夕飯を済ませて時間をずらし帰路へ。20時台になると渋滞はずいぶんおさまっていた。

地味で静かな大峠山、そしてさらに地味な源氏山。でもこれほどの山奥にのんびりお弁当をもってハイキングにいくというのは悪くない、満足の1日になった。

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