南アフロントトレイルsec3⇒sec2+チャリ移動40km
- GPS
- 12:55
- 距離
- 69.6km
- 登り
- 3,404m
- 下り
- 3,395m
コースタイム
- 山行
- 11:37
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 13:00
天候 | 曇り一時雨+ガス のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
池ノ茶屋林道起点にチャリデポ |
コース状況/ 危険箇所等 |
第一部 南アFTsec3 早川町役場⇒十国峠 最初の713Pは林道で巻いたが、この区間は特に問題となるような個所は無かった。 落ち葉で踏み跡は分かりにくい所があるが、テープや道標も豊富にあり、 迷う様な場所はなかった。 ◎林道ゲートから先は蛭ゾーンらしい まだ微妙な時期だし、雨の翌日だったので気にしていたが 気温が低い早朝に通過したためか被害はなかった 南アFTsec2 十国峠⇒池ノ茶屋林道起点 十国峠から一旦1534Pに登った後、稜線上の最低鞍部1381迄下り、 そこから倉尾山1854.5mまで登る事になるのだが、 この倉尾山の登りがエグイ・・・急登の上に足元が悪く、 張ってあるロープで強引に登る場所も多数・・・ 登りでもヤバい斜面、当方的には下りでは使えないと思った。 sec2の区間は、sec3よりテープ、標識共に減少するが、 特に倉尾山山頂から岡松山あたりまでの区間はテープ類が著しく減少する。 その分、踏み跡は分かり易かったりするが、この区間、南アFTのテープが 多くの箇所で地面に落ちていた。 比較的新しいテープも落下しており、人為的なものの様な気がする・・・ 足馴峠から十谷/出頂ノ茶屋跡分岐へのトラバース道 楽ルートでは破線で表示されているが、実際には道など無い 最初はしっかりした道があるが途中で焼失 新しいピンテあるが道はない 急傾斜のザレた崩落斜面に「踏み跡の様にも見えるもの」があるが、 足を載せると簡単に崩れる 足馴峠から十谷/出頂ノ茶屋跡分岐へは稜線を通るルートを使用すべき 第二部 池ノ茶屋林道起点から平林BS ひたすら林道をダウンヒル 急斜面+狭路+対向車あり+路面陥没および落石、落枝あり 明るい時間帯の通行を推奨 平林BSにトイレ、付近に自販機あり 平林BSからR52 片側一車線舗装路 前半下り、後半少々登りもあり R52⇒県道410号分岐 R52は車も多く、歩道を通行 歩道は基本的に右側だが、洞門の部分は左側になる 歩道が極端に狭い所や歩道に雑草が藪状になっている所あり 県道410号分岐⇒県道37号⇒早川町 奈良田方面へ行く時使う道。車だと何とも思わないが、 登り基調で10km程・・・最後の最後に修行w 県道37号に入った後2か所ほど自販機あり |
その他周辺情報 | もう考えるのも面倒で、前日も行ったしもべの湯 https://shimobenoyu.com/ 町外\1080 露天とは言うものの眺望は無い シャワーはタイマー式 入場後はロッカーキーのバーコードで諸々清算 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:アルパインライトパック20(montbell)
靴:TRACEROCKER 2.0 GORE-TEX TRAIL RUNNING(Adidas)
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感想
山梨百の源氏山と富士見山
それぞれ単独で登るのも面倒なのだが、
更に線もつなげて、となるとハードル急上昇w
色々考えてみたものの、結局まとめて歩くのが一番効率がイイと言う結論。
問題はどうアプローチするか、だが、
バスとか利用すると、時間的な制約が大きく一日ではムリ。
結局、池ノ茶屋登山口にチャリデポして、帰りはチャリと言う作戦を立案。
ただ、暗い時の林道走行は路面確認が出来ずめっちゃ怖いので、
明るい時間帯に下山するのが吉・・・
という事で3連休初日にチャリデポ、2日目に山行、3日目は後片付けとレコ作成で11発最初の週に実行。
連休初日は雨予報だったので早起きもせず、あまり早く仕込みに行っても
車中泊時間が長くなるだけなので、遅めに出発。
連休の中央道の混雑を甘く見ていて、想定より遅く現地着
結果、土砂降りの中5km林道歩き後チャリデポ。w
しもべの湯で風呂>早川で車中泊
朝4時過ぎに起床
割と順調に準備して5時に出発
1時間程林道歩き、標高700mあたりからトレイルイン
予想通りこの辺で明るくなってくる
南アFTはsec1のイメージで荒れた路面かと思っていたが
sec3は然程路面は悪くなく、テープや標識も多くて
一般登山道と差はない。
ベンチもそこそこあってちゃんと整備されている感が強い。
sec3の名有ピークは大天上、富士見山、御殿山。
1600m級の三座が続く。
なので、一旦標高上げてしまえば間は比較的楽。
スタートから1300m位上げるのはシンドイが、
まぁ、3時間位頑張れば・・・w
十国峠で前半のsec3は終了。
後半のsec2のエリア。
sec2は標識やテープがかなり少なくなる印象
ルーファイの難易度が1~2段階上がる感じ。
問題は倉尾山の登り・・・2.5kmで標高差470m。
特に標高1600m~1800mあたりはザレの急斜面で、
ロープが設置されているものの、足場が悪くてめっちゃ難儀する。
ロープ掴んで強引に体持ち上げる所多数。
下りに使っちゃいけないと思った。
倉尾山から先は1800m位の山が続くので、
足馴峠まで比較的楽・・・ただ、部分的にテープ類がほとんど無い所があるので
要注意。
木にはテープが無くても、路面に南アFTのテープが多数落ちていたのは気になった。
終盤、足馴峠から十谷/出頂ノ茶屋跡分岐へ・・・
楽ルートではこの区間、破線だが線が引ける。
実際行って見ると分岐直後こそ道型があるがすぐ消失。
新しいピンテに惑わされて強引に進むと、本当にヤバいエリアに入ってしまう。
ザレザレの急斜面にトラバースっぽい跡
足乗せるとすぐ崩れる路面
落ちたら止まらない
そんな場所が複数個所・・・ここは本当にヤバいので使ってはいけない
足馴峠からピーク超えて行くルートは普通に歩ける模様
安全な道の方が結局は早い。
分岐にたどり着いてちょっと放心・・・
朝からバナナチャージして、源氏山ピストン
山頂からは眺望無いが、山頂のちょっと先に展望台あり
木の間からNo1が見える
源氏山から分岐に戻り、大峠山分岐の方へ向かおうとするが
これがちょっと分かりにくい
幕営適地の広場から下の沢にピンテが見えるがこれは間違いで
西側の斜面の少し上に道がある
本当は大峠山も踏んでこようと思っていたのだが、時刻は既に15時
往復してチャリ迄歩くと16時過ぎそう・・・
暗くなるのは避けたかったので、今回は大峠山はパス
10分位で林道に着地・・・あとはチャリ迄歩くだけ。
途中の水場はジャバジャバ出ていたので顔ジャブ。
15:15に池ノ茶屋林道分岐に到着
無事チャリ回収して下山準備
イナレムの上と冬用のグローブ着用して下山開始したが、
11月の2000m付近は流石に寒かった
一旦平林のバス停まで下ってトイレ借り、
自販機でhotのコーンスープ補給
国道52号線に出て歩道を走るが・・・これがまた走りにくい
歩道が極端に狭かったり、雑草でヤブ状になっていたり・・・
まぁ、歩道歩く人とかほとんどいなさそうではあるけれども。
途中左側にあったセブンで一旦休憩
チャリ漕いで暑かったのでコーラの小瓶とガリガリ君補給
県道410号に入る頃には真っ暗・・・今回明るめのライト持ってきたが、
登りはスピード出ないので路面は十分確認できた。
県道52号に入って残り数km。いい加減気力も尽きかけていたが、
何とか最後まで押し歩きする事もなく、出発地点の駐車場に戻る事ができた。
やっぱり折り畳みチャリは距離走るのには向かない、と強く感じたww
お疲れ様でした
EK=28.66+29.35+15.84/2
=65.93 (徒歩区間のみ 体力度7)
EK=69.64+34.04+33.95/2
=120.655 w (チャリ込み)
出発時のザック重量:8.5kg
スポドリ(ペット) 0.5L 残 0L
水(ボトル) 0.7L残 0L
水(ペット) 0.5L 残 0L
水(ペット) 0.3L 残 0.3L
コーンスープ(缶) 1本(平林の自販機で購入)
コーラ(PET) 0.35L 残 0L(途中セブンで購入)
ガリガリ君 1本(途中セブンで購入)
朝からバナナ 2個
どら焼き 1個
スポーツ羊羹 1個
カットリンゴ 1袋
パンケーキ(メープル&マーガリン)1袋
消費カロリー 4500kcal
本日のミッション
富士見山登頂 ○
源氏山登頂 ○
大峠山登頂 ×
赤線接続 ○
山梨百名山 97(+2)/100
甲州百名山 87(+1)/100
山梨県の山 61(+1)/64
コメント
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私が山梨留守の時にようこそ😁
山百も残り三座⛰️
身延山と七面山はセットで行けそうだから(580さんならね😂)
あと二回山梨に来るのかな?
お声がけ頂ければ山百完登のお祝いに駆けつけますよ👏
日が合えば😁
お疲れ様でした✨⛰️
こんばんは
コメントありがとうございます
そうですねぇ、山梨百ではあと2回ですかね タブン
山梨県の山も同時に終わるのですが、
甲州百はまだまだですし・・・
まぁ、残りの3座はこれから計画作りますが、
蛭もコワイので年末位かなと思います。
普段ガスとか持って行きませんが、
完登時にはお祝いでカップラ位作ろうかな
具体化したらご連絡させて頂きます m(__)m
また、とんでもないコトを・・・
南アFTはがんばって指導標など整備されてるけど
どうにもこうにもコースとアプローチの難易度が厳しくて計画すら立てられないっすw
こんにちは😊
このルート、最初は泊まりのイメージだったのですが、
幕営装備だと重くてチャリでもキツイので、
色々思い切って、前日仕込み有りの日帰りで言って見ました。
アプローチは確かに難しいですが、ルート的にはsection1の方がキツイかも知れません。
山下った後の移動は、それなりのチャリならさほどでも無いですよ😁
まぁ、もう距離の感覚とかぶっ壊れた自覚ありますけど🤣
多分日帰りで行ってしまうと思いましたが…
チャリ40舛任竜還とは思いませんでしたよ😰
しかも前日の大雨で足元も不安定だったかと思います。お疲れ様でした。
sec3は先日下りましたが南アフロントの印が助かりましたがsec2は落とされたり?しているのですか…
sec3よりも厳しそう。
十谷峠までは車で問題なくアクセスできる事が解ったので源氏山への赤線繋ぎをsec2のピストンが一番簡単かなぁなんて気軽に思っていましたがそんな事はなさそうですね😅
山梨百、横尾山も何かとんでもない周回しそうな気がしてしまうのですがどうなんでしょうか☺
こんにちは
まぁ、大体お見通しですよね〜😁
チャリで駅まで行って、電車とかバスとか使うのも一瞬考えましたが、
林道の上までタクシー呼ぶ以外なら、多分チャリが一番はやいですね。
ロードバイクとか始めると、50km位すぐ、な感じなので…
十谷峠から源氏山ピストン…うーん、倉尾山の斜面が問題ですね。
ある程度バリル歩いている人なら、ルートロストは無いと思います。
個人的にはやりたくないですが🤔
横尾山、もちろんチャリは使う予定です😁
年内には行きたいですね。
富士見山から南は未踏のため、大変参考になりましたが、コースのハードさを考えると、ちょっと躊躇してしまうかな〜。
足馴峠〜源氏山近くの分岐の間のトラバース、私は北と南の両側から2度覗いて、どちらも断念、尾根ルートを回ってきました。あそこを歩けるの、凄いなぁと感心するばかりですが、とにもかくにも、ご無事で何よりです(^^)。
こんばんは。
連休前半お邪魔しておりましたw
富士見山から南側、と言うか十国峠から早川までのsec3は普通に歩けると思いますよ・・・
落ち葉で踏み跡は分かりにくいですが、テープや標識は豊富だし、
ヤバい、と思う様な所はなかったです。
足馴峠からのトラバース、行っちゃいけない所でした。
次行ったら落ちる気がします・・・
行っちゃった事に反省です。pumi3さんは断念できる所が素晴らしいと思います。
pumi3さんのレコ拝見して、身延山から七面山へ続く尾根はヤバいと学習したので、
身延山・七面山あたりをどう繋げたものかと思案中です。
ここらへん分割で繋ぐのも大変なので、「結局まとめて歩くのが効率いい」になりますよね笑
私は日和ってテン泊で行きましたが、下山後の40kmチャリも含めて日帰りされるなんて脱帽です😂
倉尾山の登りは、トレランコースと思ってたらヤバいの出てきた!てなりますよね笑
お疲れ様でした!
おはようございます
富士見山、源氏山あたりは、個人的には山梨百の最難関で、
なかなか実行に踏み切れず、グダグダしていたのですが、
チャリ使ってようやく踏破できました。
dosukoiさんのレコも大変参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
チャリの距離は多少長くても、コンビニも自販機もある街中なら何とでもなりますね😃
倉尾山のヤバさは行って見てはじめて実感する系ですねぇ…
地図見て身構えていたのですが、はるかに上でした。( ;∀;)
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