早池峰山&薬師岳
- GPS
- 64:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
新花巻 9:08着 レンタカーで登山口へ移動
岳(900m?) 10:30着
(登山準備 0:15)
岳 11:00発 シャトルバス〜 ( 0:24)〜 小田越11:25着
小田越11:50 〜 ( 1:30 ) (休憩0:10)〜薬師岳(1644.7m) 13:30着
薬師岳 13:50 〜( 1:00 ) 〜 小田越 14:50着 (休憩 0:10)
小田越 15:12発 シャトルバス( 0:23 ) 〜 岳 15:35着
6月23日(月)
岳 4:36発 〜 レンタカー(14) 〜 河原坊駐車場 4:50着
(登山準備 0:10)
河原坊発 5:00 〜 (2:50)(休憩 0:10)〜 早池峰山頂上 8:00
(休憩&昼食 1:00)
早池峰山9:00発 〜 (1:30)〜 小田越 10:30着
小田越10:35 〜(0:25)〜 河原坊 11:00着
(休憩 0:20)
河原坊 11:20発 〜 花巻温泉 〜 新花巻駅 13:21
新花巻 13:47 〜 盛岡 13:55
盛岡 15:50 〜 大宮 17:38
天候 | 22日は曇り、23日は快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
ハヤチネウスユキソウを見たくて、6月末、大人の休日切符が使える時期を狙って、早池峰山の挑戦した。土曜日は別の用事があり、新幹線で長野を往復し、日曜日から東北新幹線のはやてで盛岡に向かった。早池峰山の登山口までの公共交通機関は、盛岡駅と花巻駅からバスが出ているが、東京から出かけた場合、間に合わないため、盛岡から新幹線で新花巻に移動し、レンタカーをかりて、登山口に向かった。
早池峰山は、土日はマイカー規制があり、登山口の岳でシャトルバスに乗り換えざるを得なく、シャトルバスの時刻も1時間毎となっているため、早池峰山登山は翌日まわしとし、初日は、早池峰山と向かい合っている薬師岳に登ることとし、シャトルバスで小田越えに向かった。天気は、曇り空で早池峰山にはガスがかかっており、雲の中であった。
小田越え登山口から薬師岳に登っていくと、マイヅルソウとオサバグサが登山路の両側に交代で出迎えてくれた。また、ショウジョウバカマもめについた。
小田越えの登山口から30分ほど登ったところで下山してきた方から、この上の梯子場所があらわれるところでヒカリゴケがみられるよと教えてもらい、注意して登って行ったところ、梯子の中断あたりの岩陰に黄金色に輝くヒカリゴケを見つけることができた。
この後、ハイマツ帯に出てから、花崗岩がの岩塊が組み合わさる登山路を注意して登って行ったところ、2か所でヒカリゴケを確認することができた。薬師岳のヒカリゴケは、年々見られるところが少なくなっているそうで、案内板は出ていないことから、ガイドの方に教えてもらうか、あるいは相当注意して登っていかないと通り過ぎてしまいそうだ。帰路に再度拝もうと思って注意してみたが、1か所は通り過ぎてしまった。
1日目は、岳にある宿坊(大和坊)に止まったが、夜半に雷雨に襲われ、翌日の天候が気になりつつ、眠りについた。
翌23日は、4時前に起床すると青空が広がっており、絶好の登山日和となった。月曜日は、マイカー規制がない代わりにシャトルバスも動いていない。レンタカーで早池峰山の登山口になる河原坊に登ったところ、4時50分の駐車場は、5〜6台が止まっているだけだった。
河原坊の登山口からコメガモリ沢沿いの登山路を沢沿いに渡渉を数回繰り返しながら登って行った。途中から枯れ沢の石がゴロゴロしている登山路になり、振り返ると、昨日登った薬師岳が朝日を浴びて青空にその稜線をくっきりと見せていた。
標高が1500mを超えるあたりから、早池峰山の岩塊が真正面にその雄姿を見せ、高山植物も蛇紋岩の黄色と赤茶けたガレ場の中にミヤマオダマキ、チングルマ、ミヤマシオガマ、ミヤマアズマギク、ミヤマキンバイ等が次々と現れ、待望のハヤチネウスユキソウも白い綿毛に覆われた可憐な姿を見せ始めた。
流石、早池峰山は花の百名山と呼ばれるにふさわしい高山植物の豊富さだった。
登山路は、ほぼ直線的にコメガモリ沢を登っていくルートになっており、頂上直下は岩盤で鎖場や梯子も現れ、結構楽しめる登山路となっていた。今回は、天候が回復し、快晴だったことと、登りだったため、それほど危険という感じはなかったが、雨でこのルートを下らなければならないとなると、蛇紋岩の岩肌は滑り易いこともあり、ちょっとしり込みしてしまうルートである。
頂上で、神奈川県から来ておられた中年の方と話があい、頂上から小田越えは、この方と一緒に下山したため、一気に小田越えについてしまった。この方も、大人の休日切符利用で、この後、宮古にまわり、浄土平をみて八戸から帰ると言っていた。
河原坊の駐車場に戻り、レンタカーで花巻温泉を目指して帰路に着いた。花巻温泉で山旅の汗を流し、その後、新花巻からまた盛岡に戻り、駅前でわんこそばに挑戦し、今回は170杯を平らげた。まだまだ記録を伸ばせそうな感じがしたが、今回は打ち止めとし、新幹線で帰宅した。
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