八ヶ岳縦走(硫黄岳〜赤岳)1泊2日テント泊
- GPS
- 13:10
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 1,803m
- 下り
- 1,868m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 2:50
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 10:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
day1
美濃戸口の八ヶ岳山荘駐車場に7時過ぎに到着。平日という事もあり5台くらいのみ。マッタリ準備して登山開始。気温は5℃くらいで、テントが入ったザックを背負って歩くには丁度良い気温。天気は曇りだが、遠くには青空も見える。しばらくは四駆推奨の未舗装路を歩く。駐車場のある赤岳山荘は6割くらいは埋まっている印象。そこからは勾配の緩い坂が続き、苔むした森が気持ち良い。途中からは沢に掛けられた橋を何度も渡る。安全に登山が出来る様に橋や登山道の管理をして頂ける事に感謝しながら歩く。途中、雪で薄化粧したピークが見えて季節が少し早く変わろうとしている事を実感する。小屋に到着してテントの準備をしていると、体が冷えて寒くなる。夏山では気持ち良い風も、この時期の風は体温を容赦なく奪う。風を避けたくて小屋近くの森側にテントを設営したが、小屋から1段下がった広場の方がゴツゴツしてカッコいい山達を拝みながらマッタリできることに設営後に気付いて若干ショック。テントの中でグレートトラバースの本を読んだり、昼寝したりしてるうちに夕方になり、赤く染まる山を拝んで、風呂に入って終了。
day2
硫黄岳から朝日を拝む計画で早起きしたものの、撤収スピードが遅すぎて計画から30分遅れるという失態。挽回できるだろうと安易に考えていたが、そんなに甘くはなく、稜線に出る頃には日の出は終わってしまった…。残念と思うのも束の間、爆風に見舞われ、みるみる体温が奪われる。レインウェア上下を着込んで登っていると、あまりの寒さにスマホが撃沈。ログが途切れる事態に。そんな過酷な状況ではあったか、景色はバツグン。硫黄岳の爆裂火口は自然のエネルギーの凄さを象徴していた。硫黄岳からの稜線歩きはテントの入ったザックを背負って歩くにはなかなか過酷だったが、それを上回る絶景続きで、また歩きたいと思えるモノがあった。最後の赤岳への登りはなかなか堪えたけど、山旅の終わりが近づいてるため、何だか寂しくもあった。赤岳山頂からの眺めは、文章の表現力に乏しい自分には表現できないが、ただただ凄かった。今年も天候に恵まれず、なかなか山に行く事が出来なかったけど報われた気がした山旅でした。
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