那須岳(南月山)


- GPS
- 05:10
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 458m
- 下り
- 455m
天候 | 1日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
●登山
PAでは、天気は快晴だが相変わらず風が強い。前回ほどではないが、強風である。
去年の教訓を活かして防寒具に注意した。結局、フリースは着なかったがその他は冬装備である。結果は、丁度良いレイヤードであった。
登り口の登山指導所や鳥居では10日前より1mぐらい積雪が減っている。あっと言う間に雪は溶けてゆくようである。潅木が無くなり茶臼の側壁の登り道になると雪も氷も無くなる。風は強く、手袋は必要だった。その他は、気楽な山行である。峰の茶屋前の雪渓もアイゼン無しで渡る。
峰の茶屋跡では風も程ほどで、気持ちが良い。遠景も抜群である。
牛ヶ首までの巻き道は、秋に通ったが、その時は霧の中でどこを歩いているのか全く分からない状態であった。今回改めて風景をかみ締めて歩く。無間地獄はなかなかの迫力である。確かに、登山道がついてなければ近寄らない風景である。
右手には流石山・大倉山・三倉山が雪化粧で横たわる。絶景である。
牛ヶ首に飛び出すと、いつもと違う鋭角な茶臼が立ちはだかる。ここからは、前方から左手に流れる尾根が続き、その先には目的地の南月山が横たわる。穏やかトレースである。
日の出平までには、積雪のある急登を5分登る、今回一番の危険?箇所である。(特に下り)
日の出平に続く尾根に出ると、なだらかなハイキングコースとなる。日の出平からは素晴らしい茶臼岳を見る事ができる。
南月山まではほとんど平らなそして雪が溶けてぬかるんだ道が続く。右手には茶臼、左手には越後山地・燧ケ岳・日光連山が並び立つ。
南月山頂上は穏やかで展望も良い空き地である。西方向、燧ケ岳を中心にした景色には見入ってしまう、どんどん越後山地の雲が取れてくる様は、時間の経つのも忘れてしまう。
程なく、山頂に上がってきた、カメラ持参の男性と話が弾む。以前写真の展示会での優勝作品に憧れて、この時間から朝まで山頂で待機して茶臼の背景の星の軌跡を撮ると言う。山で夜を明かすつもりである。すごい事である。
下りようとしたところに、山岳同定にエライ詳しい夫婦?が登ってきた。教えてもらったところ、私が日光白根山と思っていた雪に覆われた目立つ山は、燧ケ岳 とのことであった。
下りになると、すれ違う人が俄然多くなる。ロープウェイを使って登ってきた人達である。子供づれが多いのにチョット驚きである。
牛ヶ首の手前の下りに気をつけてきた道を戻る。家族連れや学生達の軽装のハイカーとすれ違いながら、峠の茶屋まで無事下山した。
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