東笠山(沢登り)全国1000山
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- GPS
- 02:52
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 402m
- 下り
- 412m
コースタイム
天候 | 高曇り、おかげで360度の遠い山頂見えました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
8割方、沢道の登り降りでした。「ハイキング」ではなく、「無雪期ピークハント」に分類した。標高差は300m位で、登り降りとも1時間かかりました。実は沢の渡渉程度しか経験したことが無かったので、今回は岩登りに濡れと苔による滑りが加わり、今までの経験をフル動員でした。最初の10分で諦めて帰ろうかと思った。沢登りをよくやっている人には何でもないかもしれないが、私にとっては大変な経験でした。登り始めは、水が流れており、なるべく水溜りに入らないこと。表面が濡れている石も、苔の付いた石も滑る。段差が大きくなると、滑った時のダメージが大きくなるので、緊張感を持続して、より慎重に足を置く所を選ぶ。 登りは足を入れる窪みが見えるのでよいが、下りは見えないこともあり、前向きであったり、後ろ向きであったりした。 水量が減ってきた中盤に細いロープがかかっているツルツルの岩場が2か所あった。私の実力では、ロープが無ければ通り抜けられなかったと思う。特に下りは、足の置き場が滑らないか不安で、心細いが両手で細いロープに体重を掛け、体が伸び切りにならないように、登りの記憶を手繰って、足を置く場所を見つけて行った。後半3分の1は、涸沢になり、苔も乾いているが、勾配は急なので、石の踏み違いのないように務めた。 写真では実感がわかないので、実際に体験してみてください。 ここでの恐怖感は、覚えている範囲で、「皇海山」と「庚申山」との間、「八海山」の山頂付近の垂直岩下り以来で、体力気力十分な時期の「大キレット」や「ジャンダルム」よりも印象が深い。 |
写真
感想
紅葉第3弾、3日間の山旅の2日目の1座目。
2014年(平成26年)に「全国1000山」踏破に向け、富山県の山々を巡り、ここ「有峰林道」も有料で当時も高かったので、近くの「鉢伏山」と「東笠山」を合わせて1日で終わるつもりであった。「鉢伏山」を終え、「祐延ダム」の近くまで来たが、今日と同じダム通行禁止の看板があり、多くの方が工事していた。それを無視して入っていくことは憚られたので、諦めてしまって、8年経過。この時は9月上旬で紅葉はしてなかったが、「有峰林道」の紅葉は素晴らしいとの情報から、これに合わせやってきた。朝6時に入場し、7時から登山にかかったので、さすがにまだ工事関係の車両も人影もなく、柵を乗り越えダム内へ。帰ってきたら10名程度の方々が、ダム天端で作業中。挨拶して渡って行き、道路に戻って来た時親方らしき方が寄って来て、挨拶すると一応禁止の言の後、その方も山登りをするとのことで、山の話を10分ほどして事なきを得る。
なぜこんな山に来るのかと聞かれたので、
全国の1000の山に入っているからと答えておいた。
沢登りの延長の急登が終わって、ヤブっぽい所に着いて、
登りは残り10数mで、抜けた先の草地も合わせて、
6分ほどで行ける。
前々日の出発時の予報では、2日目なら午前中は曇りで
済むようなので、10時に降りてこられて良かった。
2022年9月11日のja9eoqさんのレコを全面的に利用させて
いただきました。沢登りについては、私はもっと楽に思っていた。
頂上からの眺めは、幸い高曇りで、想像して以上に
360度見渡すことができた。どちらの方向の山も頂上が
見えていたので、こちらは嬉しい誤算でした。
もっと楽に登れるルートがあれば、もっと多くの方が行くのではと
思った。「西笠山」へは、草原が続いており、
楽に行けそうだったが、天候のこともあり、諦めた。
「挑戦中の山のリスト」の「日本の山1000」の
616番「東笠山」登頂で、久し振りの902座目となりました。
残りは北海道以外は僅かだが、難しい山ばかりで、
これから登るのは数座でしょう。
8年前の体力十分な時に行ったほうがよかったのかもしれないが、
何はともあれ無事に帰ってこれた。
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