上和田BS→水無山→大峰→泣坂ノ頭→大樺ノ頭→雁ヶ腹摺山→大垈山→セーメーバン→遅能戸BS
- GPS
- 09:30
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 1,997m
- 下り
- 2,082m
コースタイム
09:41 大峰
12:24 大樺ノ頭
13:08 雁ヶ腹摺山
14:38 百間干場
15:11 大垈山
15:44 セーメーバン
16:12 サクラ沢峠
16:43 遅能戸バス停
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・雁ヶ腹摺山前後はブユが多い |
写真
感想
この日は天気が良さそうなので、有給休暇を取得し、夏の縦走に向けてリハビリがてらのロングコースを選択。
ちょっとブランクがあるのでテン泊装備で歩くには不安もあり、通常の日帰り装備で出発する。
07:16〜09:41 上和田バス停→大峰
バス停からしばらくは舗装道を歩く。まだ8時前だがすでに日ざしが強く、汗がにじむ。道標は要所要所についているので、ある程度道なりに進むことで登山口まで難なくたどり着くことができた。
破線ルートということで若干構えていたものの、登山道は明瞭、ヤブだらけということもなく歩きやすい。思ったよりも楽な山行になるかも…と思ったが後に甘い考えを打ち砕かれる。
始めのピーク(水無山)まではひたすら眺望のない登りが続く。一段落したかと思いきや今度は潅木帯でちょっとした藪漕ぎを強いられる。ザックが木々に引っかかってストレスと疲労が溜まっていく。途中でやっと開けた所に出たと思ったらすでに空は雲に覆われ眺望もほとんど得られない。晴れそうもない曇り空はこの日の山行がトレーニングに終始することを決定付けた。
09:41〜13:08 大峰→雁ヶ腹摺山
急登はようやく一段落して今度は長いアップダウンが続く。この日初めての鉄塔が出た所で地図を確認すると、巡視路に注意とのこと。いつの間にか巡視路に迷い込んだかと思ったが、それはまだ先の話だった。行く先では確かに登山道とは違う方向に道がついていた箇所があった。地図を見ていなければ変な所に行く所だったかもしれない。
大樺ノ頭に程近い鉄塔の周囲は開けていて晴れていればなかなかのビュースポットのはずだが、曇天が恨めしい。
大樺ノ頭を過ぎ、雁ヶ腹摺山に取り付こうかという辺りから多くのブユが顔の周りにまとわりつく。体(主に耳)に止まった感じがするたびに手でこすって虫を引き剥がす。いつらは動きが鈍いのかはたまた吸血に集中しているのか、案外簡単にやっつけられる。10匹以上は退治しただろうか。しかしそれでも、耳や腕を数箇所刺されてしまった。
大分疲労も溜まり、雁ヶ腹摺山で少しは休憩したいと考えていたのだが、虫がまとわりついてきてそれどころではない。小腹も空いていたがやむなく早々に下山する。
13:08〜16:43 雁ヶ腹摺山→遅能戸バス停
逃げるように雁ヶ腹摺山から下山し、姥子山の分岐を過ぎて舗装道に出た辺りでようやく休憩をとる。が、少し休んでいる合間にまたもや虫が寄り付いてくる。行動食のパンがあったので、ザックをおろして虫を避けながら腹を満たす。落ち着かないが腹が減っては何とやらだ。とりあえず軽く腹を満たして下山開始。
金山峠から大垈山方面は初めて。単独の目的地としてはあまり魅力のない(失礼)セーメーバンに行く機会もそうそうないだろうということもあったので、予定通り遠回りして下山する。サクラ沢峠から降りるところは登山道の路肩が崩壊気味で歩きづらかったが、その他は特に問題なし。ただ、雨上がりで滑りやすい登山道は所々あり、何度かしりもちをついてしまった。
総括
急登、藪漕ぎ、アップダウン、虫、悪天(言い過ぎか?)と山登りの辛いところテンコ盛りの山行だった。おそらくこのコースは二度と歩くことはないだろう。
現時点の体力もある程度見えたので、トレーニングと割り切ればそれなりの成果はあったと思う。
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