ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 483164
全員に公開
ハイキング
道東・知床

羅臼岳

2014年07月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
セッチ その他2人
GPS
--:--
距離
11.9km
登り
1,435m
下り
1,361m

コースタイム

日帰り
山行
8:45
休憩
2:00
合計
10:45
5:05
80
スタート地点
6:25
20
650岩峰
6:45
6:55
20
弥三吉水
7:15
25
極楽平
7:40
25
仙人坂
8:05
8:25
25
銀嶺水
8:50
9:00
10
大沢入口
9:10
9:15
25
雪渓
9:40
0
羅臼平
9:10
115
岩清水
11:05
11:50
90
羅臼岳山頂
13:20
13:50
90
銀嶺水
15:20
ゴール地点
5:05木下小屋ー6:25・650m岩峰ー6:45弥三吉水6:55ー7:15極楽平ー7:40仙人坂ー8:05銀冷水8:25−8:50大沢入口9:00−9:10雪渓9:15−9:40羅臼平ー10:10岩清水ー11:05羅臼岳山頂11:50ー13:20銀冷水13:50−15:20下山完了
天候 登山開始時は山頂まで見えていたのに、登るにつれガスり始め、山頂では時折硫黄岳が見える
程度でしたが、下山途中から見る羅臼岳は、すっきり晴れ渡ってた。
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日、札幌から下道のみで7時間でウトロに入り、ウトロのホテル泊。
当日、ウトロから登山口まで、およそ30分強。
コース状況/
危険箇所等
登山道は、全般的によく整備されてて、特記すべき危険個所はなし。

何か所か登山道を塞ぐように横木があり、よそ見してるとゴツンと食らう程度。

駐車場は、4:30の時点で木下小屋下、及び、ホテル地の涯さんの駐車場は埋まってて、その下の50mほどの道路脇に、軽車両故なんとか隙間に停められた。少なくとも、その下100mまでは車で埋まってたと思う。

登山ポストは、登山口でもある木下小屋横にあり。

トイレは、ホテル地の涯さんの駐車場と、登山口の木下小屋前にあり、それぞれに携帯トイレ
回収ボックスがあった。

懸念してた熊は、大勢の登山者がおられたゆえか、なんら気配も感じなかったけど、羅臼平からは視界が悪く、近くに熊が居ても解らない状況だったのが幸いだったのかもしれない。
一方の下山時は、登山者もまばらになり、銀冷水からはブラインドコーナーごとに電子ホイッスルを鳴らしまくってた。勿論、全コースにおいて熊鈴は鳴らして歩いてた。

雪渓箇所は、さほど急でなく、しかもステップが明瞭でアイゼン無しで、たった5分で済んだ。

下山後は、ホテル地の涯さんに泊まり、外来入浴もあった。
前日の14時、知床五湖から見た羅臼岳。
山頂からガスが切れ出したのが午後からだったので、翌日の登山開始を4時から5時へと変更することに決めた。
1
前日の14時、知床五湖から見た羅臼岳。
山頂からガスが切れ出したのが午後からだったので、翌日の登山開始を4時から5時へと変更することに決めた。
登山当日、羅臼岳登山口へ向かう途中から見た羅臼岳、4:40 。
登山当日、羅臼岳登山口へ向かう途中から見た羅臼岳、4:40 。
4:50の駐車状況
登山口にある木下小屋
登山口にある木下小屋
木下小屋に向かって右にある記帳所
5:05登山開始。
木下小屋に向かって右にある記帳所
5:05登山開始。
木下小屋向かいから始まる登山道。
右に見える屋根はトイレ。
木下小屋向かいから始まる登山道。
右に見える屋根はトイレ。
木々越しに見えた虹。
湿度が増してるのか。
木々越しに見えた虹。
湿度が増してるのか。
エゾノキリンソウ
綺麗
エゾノキリンソウ
綺麗
650m岩峰
ここは、熊の好物の蟻が沢山いるらしく、熊の出没地帯でもあるらしい。
650m岩峰
ここは、熊の好物の蟻が沢山いるらしく、熊の出没地帯でもあるらしい。
再度、650岩峰の標識
再度、650岩峰の標識
上の方がガスり始めてるらしい
上の方がガスり始めてるらしい
木が横になってて、低い
木が横になってて、低い
ゴツンの木
弥三吉の水 6:45
弥三吉の水 6:45
登山道は右だけど、まっすぐ行くと弥三吉の水へ
湧き口から1,5mほど川になって露出して導管に流れてるので、公称は煮沸要だったけど、構わず飲んでみたら美味かった。
登山道は右だけど、まっすぐ行くと弥三吉の水へ
湧き口から1,5mほど川になって露出して導管に流れてるので、公称は煮沸要だったけど、構わず飲んでみたら美味かった。
ゴツンの木2
相棒がよそ見してたら、ゴツンとやったそうな。
ゴツンの木2
相棒がよそ見してたら、ゴツンとやったそうな。
極楽平 7:15
とうとう羅臼岳もガスってきた。
とうとう羅臼岳もガスってきた。
極楽平終了 7:25
極楽平終了 7:25
抜いてったパーティー
一番後ろの人、ザックにピッケル刺し
抜いてったパーティー
一番後ろの人、ザックにピッケル刺し
仙人坂 7:40
下界を見下ろすと、こんなに晴れてるのに。
1
下界を見下ろすと、こんなに晴れてるのに。
ヤマブキショウマ
ヤマブキショウマ
銀冷水 8:05
これは飲めそうもない。
これは飲めそうもない。
ここは立派な携帯トイレブースがあるんで、ついでに中休止。
さて、出発しようとした時、上から降りてきた兄さんが髪からも水を滴らせるズブ濡れだったので、聞いてみたら、霧のしぶきと風でズブ濡れになったとのこと。
それを聞いて、ここでレインウエア上下を装備して出発。
1
ここは立派な携帯トイレブースがあるんで、ついでに中休止。
さて、出発しようとした時、上から降りてきた兄さんが髪からも水を滴らせるズブ濡れだったので、聞いてみたら、霧のしぶきと風でズブ濡れになったとのこと。
それを聞いて、ここでレインウエア上下を装備して出発。
なるほど、しぶいてきた。
なるほど、しぶいてきた。
ガスり始めてもきた。
ガスり始めてもきた。
雪渓が見えてきた。
雪渓が見えてきた。
大沢入口 8:50
しぶきと風も出てきたので、この上はどうなってるかも解らず、さっき銀冷水で休んだばかりだけど、
ここで、おにぎりを頬張った。
大沢入口 8:50
しぶきと風も出てきたので、この上はどうなってるかも解らず、さっき銀冷水で休んだばかりだけど、
ここで、おにぎりを頬張った。
エゾコザクラ
雪渓登りの始まり 9:10
一応、軽アイゼンは持参してたものの、斜度は大したことなく、ステップの明瞭だったので、アイゼン
無しで行くことに。
1
雪渓登りの始まり 9:10
一応、軽アイゼンは持参してたものの、斜度は大したことなく、ステップの明瞭だったので、アイゼン
無しで行くことに。
エゾツツジとチングルマの果実
しぶき具合が解りますか?
エゾツツジとチングルマの果実
しぶき具合が解りますか?
雪渓登りはここで終了 9:15
たった5分でした。画像は急坂に見えますね。
雪渓登りはここで終了 9:15
たった5分でした。画像は急坂に見えますね。
エゾコザクラ2
チングルマと、エゾツガザクラと、ワイ
チングルマと、エゾツガザクラと、ワイ
羅臼平到着 9:40

木村弥三吉君の碑
弥三吉の水でも出てきましたが、知床のお山をこよなく愛された方だそうで、この羅臼岳岩尾別コースも作られた方だそうです。感謝、陳謝、多謝ですね。
1
羅臼平到着 9:40

木村弥三吉君の碑
弥三吉の水でも出てきましたが、知床のお山をこよなく愛された方だそうで、この羅臼岳岩尾別コースも作られた方だそうです。感謝、陳謝、多謝ですね。
フードボックス
ここはキャンプ指定地にもなってて、下山時には1張りテントが立ってまして、フードボックスは、食糧保存の熊対策ですね。
開けてみましたが、空っぽで、水が貯まってました。
フードボックス
ここはキャンプ指定地にもなってて、下山時には1張りテントが立ってまして、フードボックスは、食糧保存の熊対策ですね。
開けてみましたが、空っぽで、水が貯まってました。
チシマクモマグサ
チシマクモマグサ
エゾツガザクラと、ミズネオウ
エゾツガザクラと、ミズネオウ
岩清水
ここからワイがへばってしまい、山頂まで1時間もかかってしまいました。 
岩清水
ここからワイがへばってしまい、山頂まで1時間もかかってしまいました。 
羅臼岳山頂 11:05
相棒と記念写真
ワイのメガネはしぶきでよく前がみえません、あはは
4
羅臼岳山頂 11:05
相棒と記念写真
ワイのメガネはしぶきでよく前がみえません、あはは
な〜んも見えん
あっ、見えた!硫黄岳!
1
あっ、見えた!硫黄岳!
雲海ということで
雲海ということで
下を見ると虹がかかってました。
下を見ると虹がかかってました。
晴れたり、ガスったりに一喜一憂
晴れたり、ガスったりに一喜一憂
やっぱり、ちょっとだけ硫黄岳
やっぱり、ちょっとだけ硫黄岳
山頂風景

そして、山頂直下で休憩を挟み、下山開始。
1
山頂風景

そして、山頂直下で休憩を挟み、下山開始。
イワヒゲ
フラワーガーデン
フラワーガーデン
エゾツガザクラ
アオノツガザクラ
アオノツガザクラ
コエゾツガザクラ?
コエゾツガザクラ?
アップで
ツガザクラのコラボ
ツガザクラのコラボ
コケモモ
メアカキンバイ
ゴゼンタチバナ
エゾツツジ
オトギリソウ
チシマノキンバイソウ
チシマノキンバイソウ
チングルマとエゾツガザクラ
チングルマとエゾツガザクラ
チシマノキンバイソウの群落
チシマノキンバイソウの群落
エゾヒメクワガタだと思う
エゾヒメクワガタだと思う
ヤマブキショウマと、チシマノキンバイソウと、ウコンウツギ
ヤマブキショウマと、チシマノキンバイソウと、ウコンウツギ
チシマノキンバイソウ・ロード
チシマノキンバイソウ・ロード
チングルマの群落
チングルマの群落
下山中、見上げると、羅臼岳が・・・
1
下山中、見上げると、羅臼岳が・・・
エゾノキリンソウが見送ってくれました。
エゾノキリンソウが見送ってくれました。

装備

個人装備
レインウエア(1) スパッツ(1) ヘッドライト(1) 軽アイゼン(1) グローブ(3) 蚊取り線香(1) 防虫ネット(1) 荷物置きシート(1) スポーツドリンク(1) ライトフリース(1) 帽子(1)
共同装備
シングルバーナー(1) コッヘル(1) シェラカップ(2) マグカップ(1) 銀マット座布団(2) バーナーフード(1) ライター(1) バーナーシート(1) バーナーパット(1) フォーク(1) スプーン(1) 分解箸(1) 料理用水(1) 救急セット(1) ポイズンリムーーバーセット(1)ガムテープ(1) ランチ 行動食 予備食

感想

前日にウトロに入り、観光で行った知床五湖14時から見た羅臼岳は山頂付近だけガスから頭を出してる状態だったので、翌日登山当日の登山開始を4時から5時へと時間変更を決めた。

コンビニはウトロにしかないので、登山当日は何かとあわただしいかと思い、ホテルへのチェックイン前に、翌日登山当日に備えて、朝食及びランチに行動食を買っておいた。

登山当日は、3時起床、4時前ホテルをチェックアウトし、登山口へと行く途中から見た羅臼岳は山頂まで、すっきりと晴れ渡ってた。

銀冷水で休憩後、出発しようと思ってたところ、もう上から降りてきた若者がずぶ濡れだったので、その若者に聞いたら雨ではなくガスのしぶきと風によるものだそうで、そこでレインウエア上下装備で上を目指した。

大沢入口を過ぎてからいよいよガスに突入し、羅臼平からは視界が30mほどか、勿論、山頂は見えなかった。
そこから私はへばってしまい、岩清水から1時間かけてやっと登頂。

山頂からは、硫黄岳の尖峰が見えたり見えなかったり。
下山途中から見上げると羅臼岳はすっかり晴れ渡っており、結局、私らが最悪の時間帯に山頂に立ったことになるのだ
けれど、まあ時間的に考えれば止む無しってことで自分を納得させました。

今度は硫黄岳をやりたいな〜


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:887人

コメント

多分、ずぶ濡れの若者です。
settidazeさん
始めまして。多分、ずぶ濡れの若者です というか、若くないですけど
覚えてます。ヤマレコされてたのですね。
それにしても、私よりは随分とマシだった様ですが残念でしたね。
関西の私は、そうそう行けませんので是非私の分も再訪してレポート下さい。

今日も35℃の滋賀県から北海道を思い出してます
2014/7/26 19:24
Re: 多分、ずぶ濡れの若者です。
Qoo01さん 初めまして! じゃないか、あはは

そでしたか!
いんや〜 あん時は助かりました!ほんと
あの銀冷水でレイン着てなかったらと思うと、ゾッとしますよ。

いやいや、十分お若いですよ、ワイより一回りほど!がはは
そうですか、マシでしたか。もっと上で粘れば、すっきり晴れ渡ってたのにな〜
って今は思ってますが、あん時は早く帰りたい一心でしたんです、へタレゆえに。

いや〜中々、知床へは行けませんよ、札幌から二泊三日ですからね〜

それにしても今回、随分、あちこち登られたんすのね?
トムラは残念な展望だったようですね。ワイなぞ、13時間かけて登りましたからね、はは
ワイはまだ斜里はやってませんですのよ。

滋賀県!? これまた凄いとこから!
何年か前、アポイやった時に、滋賀から来たっておっちゃんとおばちゃんの三人さん
とお話ししたことありましたわ〜

ヤマレコは、まだ始めたばっかしで、前回アップするのに三回も失敗したですよ。

これを機に、またよろしくです!
2014/7/27 22:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 道東・知床 [日帰り]
羅臼岳 (木下小屋〜羅臼岳ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら