【女王との邂逅】黒岳 ⇒ 北海岳 <御鉢平一周>
- GPS
- 06:02
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:57
8:30 御鉢平展望台 ⇒ 9:00 北鎮岳分岐 ⇒ (9:10迄休憩) ⇒
9:20 中岳 ⇒ 9:35 中岳分岐 ⇒ 9:50 間宮岳 ⇒ 10:30 北海岳 ⇒
11:30 黒岳石室 ⇒ (11:50迄休憩) ⇒ 12:05 黒岳 ⇒
12:40 7合目登山口
【消費水分】水1+オランジーナ半分
【すれ違った人】いーっぱい
天候 | 曇 ⇒ 雨 空気が霞んでいたのはPM2.5の影響と思われる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
層雲峡温泉駐車場は以下からお好みで。 ・国道39号線から温泉街に入ってすぐ ⇒ WCが近い ・プロムナード中央 ⇒ 温泉や食事処が近い ・黒岳ロープウェイ乗場裏 ⇒ ロープウェイが近い ロープウェイは大人往復\1950。 リフトは大人往復\600。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓が数箇所残っているが軽アイゼン等は不要。 黒岳〜北海岳間の赤石川・北海沢の渡渉は慎重に。 それ以外に危険箇所は特に無し。 7合目登山口〜黒岳間と、 黒岳〜北海岳間は虫が結構多い。 御鉢平は風を避けられる場所が少ないので、 早めの休憩を取ることも視野に入れておきたい。 |
写真
感想
思い起こせば昨年の9月、
赤岳と白雲岳に登ったのが私の登山の始まりだった。
ここは私にとって原点とも言える地。
表大雪は様々なルートがあるが、
その中でまずは御鉢平を一周してみよう。
黒岳に登ってきた。
ロープウェイは始発に乗り込むことに成功、
リフトは2番手に着けた。
何となく思っていたことだが、
今は限りなく先頭グループに居る。
これって、
頑張れば黒岳山頂に一番乗り出来るんじゃ…?
悪い企みが頭を過る。
登山口で若干出遅れたものの、
先行者をガンガン追い抜かしていく。
先頭と思われる御夫婦はかなり速かったが、
気合で追い抜く。
そして恐らくではあるが、
ロープウェイ始発組の中で黒岳山頂に一番乗り。
件の御夫婦が到着するまでの数分間、
山頂を独占することが出来た。
しかしここまでで実はかなりバテてしまい、
後は思うようにペースが上がらなくなった。
黒岳石室の管理人さんから、
御鉢平は反時計周りが楽だと教えて頂く。
御鉢平一周はそんなにきつくないだろう、
と甘く見ていた。
そんなことはなかった。
そもそもこんなに距離があるとは思っていなかった。
しかし、
『女王』コマクサと遂に対面することが出来た。
それだけで心が躍った。
『女王』の存在感は際立っていた。
嗚呼、
誘惑されるってこういうことなのだなと思った。
黒岳石室まで戻ってきたところで雨。
午後から天気が崩れるのは分かっていたが、
ちょっと想定外の早さだ。
もう天気が回復する見込みは無いので、
最後に予定していた桂月岳は諦めて下山を開始。
帰りがけに黒岳石室でピンバッジを買う際、
管理人さんが私のことを覚えてくれていた。
一周3時間40分はなかなか速い方らしい。
ちょっと自信になった。
正午の黒岳はとても賑わっていた。
下りでは思い切って大胆に攻めてみた。
すっ飛んで下りたので、
追い抜く際に驚かれたりもした。
結果的には転ばずに下り切れたので、
下りは大胆さも必要なのかなと感じた。
雨は徐々に強まってきて、
そんな雨の中でも登っていく人達とすれ違う。
時間的にも黒岳までなのだろうけど、
この雨なのだから無茶しなくても良いのに…と思ってしまう。
PM2.5の影響なのだろうか、
空は終始霞んだままだった。
展望としては残念であったが、
気持ちは沈んではいなかった。
『女王』コマクサを見られたことで、
私の心は充分満たされていたのだと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する