乾徳山 スリル満点の急峻ラスボスな岩峰へ
- GPS
- 07:13
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,264m
- 下り
- 1,261m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 7:13
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
山梨の名峰乾徳山。
昔から一度登りたかった山のひとつ。周囲の百名山に目がくらみこれまで未踏であった。今回お互いに未踏でチャンスを伺っていた山仲間と登ってきた。
塩山駅より増便2台が出る程の西沢渓谷行きのバスで向かう。乾徳山は百名山ではないが、真っ盛りの紅葉あり、一面のススキの広がる草原あり、高度感あるスリル満天のラスボスな岩場ありとコースがとても変化に富んで実に面白かった。
核心部の岩場に着くと岩場初挑戦の山仲間はヘルメット装着。お互いに声を掛け合いながらよじ登っていく。足場はしっかりしているが、鳳岩は一部足掛かりの難しい部分があった。
乾徳山山頂から純白の富士山を眺めたかったが、周囲の山はどこも雲の中。山頂は意外と狭いしゴツゴツしており、帰りの最終バスの時間も気になりそそくさと下山。
最終バスに間に合う目処が着いた高原ヒュッテ。日向ぼっこ兼ねてカップ麺ランチ。自分のEPIと山仲間のジェットボイルで同時に湯を沸かしてみた。長年EPIを使っていた自分にとって初めて見たジェットボイルの威力には腰を抜かした笑。
終日まずまずの空模様。どの山も雲が多く眺望には恵まれなかったが、柔らかな陽射しをたっぷり浴び、ひんやりカラッと心地よい風も感じながら、山仲間とのおしゃべり弾むほのぼのとした日帰りハイクでありました。yuko_maruさん、ありがとうございました!
物語の場面が変わっていくかのように、変化を見せてくれる山だと感じた。
国師ヶ原までは樹林帯の隙間から見える青空の下、森のハイクを楽しみ、ススキが広がる草原になって振り返ると、甲府市街が眼下に広がる。月見岩は大休止をしているグループもいて、気持ちの良い場所。そこから岩場が始まって息も上がってきたが、森→草原→岩場と変わっていく景色は疲れを感じつつも楽しかった。好きな山が、またひとつ増えた。
岩場は、大人が通り抜けるには厳しい髭剃岩にはじまり、景色の良い場所を通過していく。ラスボスの鳳岩は5人ほどの渋滞で、下山時はは運良く誰もいなかったので、落ち着いて登り降りができて良かった。高度感は全く感じず、終始楽しめた。 yamapapaさんからの岩場通過時のアドバイスは的確でとても有り難かったし、勉強になった。
登り始めは青空も見えていたが、昼前から雲が出てきて、残念ながら富士山は望めなかった。しかし登山中も山頂からも、紅葉を楽しめたのが良かった。季節柄、寒さを心配したが暖かい日で、登りは長袖一枚で少し汗をかくほど。暑くもなく寒くもない、気持ちの良い一日だった。
普段はソロなので先を急いでしまうのだが、二人で岩場通過の写真を撮り合ったり、山談義をしたり、ゆっくり昼休憩を取ったりと、山を楽しむということを味わった一日だった。yamapapaさんに、企画頂いたことに感謝したい。
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