横川中堂〜日吉大社〜比叡山

2022年10月30日(日) [日帰り]

• GPS: 07:11
• 距離: 24.8km
• 登り: 2,426m
• 下り: 2,498m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:37
• 合計: 7:11

8:09 元三大師道登山口
9:40 9:42 横川中堂
9:52 9:55 中尾坂下山口
10:15 10:28 三石岳
11:14 11:26 八王子山
11:26 11:26 神宮寺道入口
13:12 13:18 ケーブル延暦寺
13:41 13:41 大比叡
13:43 13:44 比叡山
13:50 13:50 四明岳駐車場
13:58 13:58 お地蔵さんのある展望地
14:02 14:02 比叡山人工スキー場跡
14:15 14:15 千種忠顕碑
14:37 14:37 水飲対陣跡碑
14:46 14:46 修学院山
15:01 15:01 雲母坂登山口
15:20 ゴール地点

天候

くもりのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（登山開始）京都バス大原行き　登山口バス停から
（登山終了）叡山電車　修学院駅まで

コース状況／危険箇所等

〇大原登山口から峰辻・横高山への登山道は、倒木あり。避けるか越えるか判断が必要。道の下が急斜面なので注意。
〇三石岳から降りる道を、今回の登山で見つけることができなかった。急斜面を降ることをせず、一つ前の分岐まで引き返して平坦な行者道を進んだ。
〇八王子山の山頂は、禁足地により立入禁止であると日吉大社の掲示がある。

写真

10/30 8:05

京都バス大原行き、「登山口」バス停で下車。道の向こうに、大原登山口(元三大師道登山口）。今日は比叡山のまだ通っていない道を歩く計画。

10/30 8:09

この登山口からは、峰辻に至る道と青龍寺に至る道が始まっている。今日は、まず峰辻に向かう。浄刹結界趾の石碑が折れて、下半分だけが残っている。

10/30 8:20

峰辻は横高山への標識を伝っていく。以前崩落して通りにくかった箇所は、ロープが渡されて補修されていた。

10/30 9:06

横川中堂への参道であり、道はきちんと通っている。ただ、今日は道中に倒木があった。越える（折れた細い枝の重なり）のも避ける（道の横は急斜面）のも難しく、ちょっと難儀した。

10/30 9:12

峰辻に到着。左を登ると横高山。前に進むと横川中堂。右に折れると峰道を伝って比叡山へ。

10/30 9:34

横川の駐車場に到着。紅葉はちらほら。

10/30 9:39

横川中堂。

10/30 9:40

10/30 9:51

日本生命慰霊宝塔の紅葉。

10/30 9:53

慰霊宝塔の横から中尾坂で下山できる。降りると飯室不動堂に着く。今日は右の道を進む。比叡山の行者が歩く道は、正しくは右の道から日吉大社に降りるようだ。

10/30 10:14

道を進んで行き止まり、テープに沿って登った先に三石岳の三角点があった。

10/30 10:14

三石岳。だが、ここから降りて進む道が見つからない。下の道の先には、「行き止まり」の標識がある。地図で見ると、ここから急斜面を降りる道となるようであった。しかしそれらしい踏み跡が発見できず、無謀を避けて引き返すことを決断。

10/30 10:35

一つ前の分岐ポイントに戻って来た。さきほどの三石岳への道は右であったが、今度は左の道を進む。

10/30 10:39

こちらが行者道のようだ。びわ湖の風景もよく、向こうからハイカーが通ってきた。

10/30 10:55

通行止めを避けて、右下の道に降りる。

10/30 11:08

まっすぐ進むと、八王子山。当然登る。

10/30 11:13

だが山頂には行けず、道は山裾を通っていた。日吉大社の掲示が地面に落ちていた。それによると、山頂は禁足地で立入禁止であるということだ。

10/30 11:19

日吉大社の摂社、牛尾宮。山腹に社殿があり、下界を見下ろす。

10/30 11:22

牛尾宮の社殿。下を走る湖西線の車窓からも見える。

10/30 11:36

日吉大社に降りる。千日回峰は、日吉大社に降りてからさらに比叡山に登り返す道を取る。今歩いた道を取れば、確かに下界の道を通らずに山内の寺社だけを巡ることができて、俗世と交わらずに歩くことができるということか。

10/30 11:41

鳥居の向こうに、牛尾宮。

10/30 11:57

東照宮から登る道があるというので、今日はここから登り返す。

10/30 12:06

比叡山高校のグラウンドの脇に、「山頂」と書かれていた。ここから登るということか。

10/30 12:10

尾根に沿って歩く道であるが、標示もあり登山道として申し分なく整備されていた。もたて山ケーブル駅を目指して登る。

10/30 12:55

無動寺谷からの合流点。

10/30 13:02

ケーブルもたて山駅。ここから先は、ケーブルカーの真横に開削された急坂を登る。

10/30 13:10

ケーブル延暦寺駅から。遠くの伊吹山、霊仙山もくっきり見える。

10/30 13:14

東照宮から始まっていた登山道は、ケーブル延暦寺駅の裏にある木橋で終わっていた。

10/30 13:42

大比叡山頂。

10/30 13:47

比叡山から、今日は比良もよく見える。

10/30 15:00

雲母坂登山口に降りる。

撮影機器：

PowerShot SX420 IS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 飲料 地図（地形図） コンパス 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ ヘッドライト ダウンベスト

感想

Kinjin

比叡山は何回も登ったが、まだ歩いていない道があった。横川中堂から麓に降りずに日吉大社に向かう道。それから、東照宮からケーブル延暦寺駅までの登山道。今日はその二つの道を選んで進んだ。私はこれまで、千日回峰は著名な寺院が沿道に多くある中尾坂を進むものだと思っていた。しかし今日歩いた日吉大社に向かう道を進めば、下界の道に降りることなくして、山内の寺社だけを巡ることができる。こちらの道のほうが、おそらく行としてはふさわしいのであろう。