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Yamareco

記録ID: 48636
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

神室山・小又山

2009年10月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
maruna yotarou-kd その他30人
GPS
09:02
距離
15.7km
登り
1,358m
下り
1,407m

コースタイム

7:00根の崎登山口−9:59神室山−12:00天狗森−12:56小又山−13:32よっちゃん新道分岐−15:57西の又登山口
(水平距離 16km 累計登り1660m 下り1700m)
天候 晴れ一時雨
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
 根の崎登山口は、沢沿いにしばらく進んだ後、急登の尾根に取り付きます。特に危険箇所はありませんが、神室連峰の主稜線を西に眺めながら、長い登りを進んでいきます。
 神室山に向かって北西に延びる尾根に合流したあたりからやせた尾根になりますが、特に危険箇所はありません。
 神室山から小又山までは、アップダウンをくり返しながら南下していきます。神室連峰特有の東側が切り立ったやせ尾根で、足下が不安定な上東側に傾斜した狭い登山道のため非常に歩きづらく、かなり足腰に負担がかかります。
 小又山からの下りは、最近開拓された「よっちゃん新道」を下っていきました。やせた急斜面の尾根で、伐採されたばかりの足下は非常に不安定で滑りやすい状況です。西ノ又登山口への最後の下りは安定した足場がなく、殆ど滑り落ちるような感覚で下りていく登山道で、登りに使うにはまだまだ整備が必要な状況です。
根の崎登山口取り付き
いきなりの急登です。
2009年10月11日 07:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 7:07
根の崎登山口取り付き
いきなりの急登です。
急登を登り切ると、視界が開けてきます。
2009年10月11日 08:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 8:48
急登を登り切ると、視界が開けてきます。
小又山遠望。西側に神室連峰の主稜線が遠望できます。
2009年10月11日 08:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 8:52
小又山遠望。西側に神室連峰の主稜線が遠望できます。
紅葉の稜線。神室山に向かって北西に上る稜線と合流し、登っていきます。
2009年10月11日 09:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 9:17
紅葉の稜線。神室山に向かって北西に上る稜線と合流し、登っていきます。
北東に延びる稜線と虎毛山遠望。
2009年10月11日 09:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 9:28
北東に延びる稜線と虎毛山遠望。
2009年10月11日 09:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 9:31
神室山山頂
2009年10月11日 09:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 9:52
神室山山頂
前神室山遠望。
2009年10月11日 09:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 9:59
前神室山遠望。
山小屋新設基礎工事。神室山頂西側に新築中の山小屋基礎。
この山小屋が完成すると、主稜線完全縦走も可能になってきます。
2009年10月11日 10:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 10:09
山小屋新設基礎工事。神室山頂西側に新築中の山小屋基礎。
この山小屋が完成すると、主稜線完全縦走も可能になってきます。
天狗森・小又山遠望。
神室山から主稜線を南下して小又山方面に向かいました。
2009年10月11日 10:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 10:40
天狗森・小又山遠望。
神室山から主稜線を南下して小又山方面に向かいました。
紅葉の稜線
2009年10月11日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 10:42
紅葉の稜線
遠方に天狗森が見えています。
2009年10月11日 10:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 10:53
遠方に天狗森が見えています。
稜線に湧き上がる雲。
2009年10月11日 11:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 11:22
稜線に湧き上がる雲。
少ししぐれてきました。上空には、厚い雲がたれ込めています。
2009年10月11日 13:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 13:05
少ししぐれてきました。上空には、厚い雲がたれ込めています。
当初予定では、小又山から直接西の又口に下山することになっていましたが、主稜線を更に南下し、最近開かれたばかりのよっちゃん新道を目指しました。
2009年10月11日 13:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 13:14
当初予定では、小又山から直接西の又口に下山することになっていましたが、主稜線を更に南下し、最近開かれたばかりのよっちゃん新道を目指しました。
遠方に火打岳が見えています。手前左手の尖ったピークから左側に延びる尾根が「よっちゃん」新道になります。
2009年10月11日 13:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 13:41
遠方に火打岳が見えています。手前左手の尖ったピークから左側に延びる尾根が「よっちゃん」新道になります。
「よっちゃん新道」。先端のピークが権現山。
2009年10月11日 14:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 14:08
「よっちゃん新道」。先端のピークが権現山。
伐採されたばかりの急斜面を下っていきます。
2009年10月11日 14:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 14:12
伐採されたばかりの急斜面を下っていきます。
伐採されたばかりの残材が道をふさいでいます。
2009年10月11日 14:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 14:20
伐採されたばかりの残材が道をふさいでいます。
西の又への急坂は「よっちゃん坂」と名付けられているようです。
この小さな標識を見つける余裕もなく、足場の悪い急坂をトラロープ頼りに下っていきます。
2009年10月11日 15:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 15:32
西の又への急坂は「よっちゃん坂」と名付けられているようです。
この小さな標識を見つける余裕もなく、足場の悪い急坂をトラロープ頼りに下っていきます。
このあたりまで来ると、殆ど滑り落ちている感覚です。
2009年10月11日 15:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 15:44
このあたりまで来ると、殆ど滑り落ちている感覚です。
西の又登山口。迎えのマイクロバスが、車長と殆ど変わらない道幅の林道を強引に切り返して方向転換していました。
2009年10月11日 15:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
10/11 15:57
西の又登山口。迎えのマイクロバスが、車長と殆ど変わらない道幅の林道を強引に切り返して方向転換していました。
撮影機器:

感想

 山形県最上町の東法田山愛好会主催の山行です。
 今回は、今年度最長距離のルートでしたが、小又山に到着した時点で、新たに開かれた「よっちゃん新道」を下るルートに変更されました。予定より短くなるのは良くあることですが、予定よりハードなルートに変更されるのも、マニアックな東法田山愛好会主催山行らしさかもしれません。

 水平距離16km超の長丁場に、総勢50名というメンバーが参加しての山行でしたが、1名の落伍者もなく、全員が全行程を走破できたのは驚異的です。
 参加者のレベルが比較的高い水準でそろっていることもありますが、何よりも、山愛好会の企画と安心できるサポートがこの山行を支えています。

 今回の収穫は、開かれたばかりの「よっちゃん新道」を歩くことができたことでしょう。最後の急坂はさすがに足腰に強烈なダメージを与えてくれましたが、火打岳と小又山を眺めながらの下りは最高のロケーションでした。

 

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コメント

大変貴重な記録
ですね。「よっちゃん新道」、知りませんでした、こんな道があったとは。名前はちょっとアレですが^^; 西の又から小又山を越えて、火打北峰を下から眺めて、西の又に降りられるんですね。一人で砂利押し沢を登る自信がない自分には朗報ですが、滑り落ちるような急坂とは^^;権現山稜線から下りにかかるところ以降が急なのですね?
 それにしてもmarunaさん、大変な健脚ですね^^
2009/10/14 20:50
よっちゃん新道
 東法田山愛好会の人たちに名前の由来を聞いてくるのを忘れました。まさか「おらの名だ」とは言わないでしょうが・・・。

 今回も、小又山から直接下りてくる予定を変更しての「よっちゃん新道」ルートでした。
 主稜線からの下りは、伐採されたばかりで切り株が残っているため、足を取られる感じです。樹林帯に入ってからは比較的歩きやすくなるのですが、沢へ下る直前の急斜面はまだ足場が形づくられていなくて滑り落ちるように降りていく感じでした。
 少なくとも、登りに利用するのは今の段階では無理だと思われます。

 健脚? いえいえ、50名全員が完歩したのですから、そちらの方がすごいことかと。全体に引っ張られた感じです。
 山愛好会の人たちと全参加者に感謝です。
2009/10/16 19:52
情報ありがとうございます。
では少し道が落ち着いた来年あたりですね。宮城から登る場合、この周遊ルートはちょっと魅力的です。ただマイナーなところだけにいつ落ち着くか(笑)でも、これからもいろいろこのルートの記録がでてくると思いますので、まずは情報収集ですね。
 marunaさん、平ヶ岳日帰りとか、いわき七峰縦走とか読ませていただきましたよ。禿ですが、以前の中峰コース、いつもきついなあと思って登っていました。もうあのコースはなくなったんですよね。火の沢を眺めながらの急登の連続が懐かしいです。頂上からの神室連峰の眺めが絶景ですね。
 
2009/10/16 20:58
プロフィール画像
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