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Yamareco

記録ID: 4870681
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

北岳

2022年11月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:33
距離
11.8km
登り
1,849m
下り
1,857m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:46
休憩
0:48
合計
8:34
距離 11.8km 登り 1,849m 下り 1,857m
6:18
6:19
12
6:31
22
7:12
7:13
52
8:05
24
8:29
114
10:23
10:37
23
11:15
11:22
17
11:39
11:51
10
12:01
8
12:09
18
12:27
12:32
10
12:42
12:47
41
13:28
30
14:30
14:31
11
14:42
3
14:47
ゴール地点
天候 快晴/稜線強風
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
市営芦安駐車場から往路乗り合いタクシー、帰路路線バス
コース状況/
危険箇所等
雪は2400付近から。往路左俣2600〜八本歯のコル2800間はハイカットブーツが埋まる程度の積雪量。凍結なし。稜線上は風に飛ばされて積雪量は少ない。凍結なし。帰路山頂から肩の小屋まで積雪で滑りやすい。凍結なし。草滑りは踏み込まれた雪が少し凍結していて滑りやすい。
その他周辺情報 バス待ちの間、インフォメーションセンター2階で休憩。換気のために少々寒いが、薪ストーブを焚いており、建物も新しくて快適空間。
初めて広河原にやって来た
2022年11月03日 06:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 6:14
初めて広河原にやって来た
目指す稜線が見えてます
2022年11月03日 06:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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目指す稜線が見えてます
紅葉の吊り橋渡る
2022年11月03日 06:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 6:17
紅葉の吊り橋渡る
大樺沢ルートは通行止め
2022年11月03日 06:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 6:19
大樺沢ルートは通行止め
紅葉の中を進む
2022年11月03日 06:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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紅葉の中を進む
階段たくさんありました
2022年11月03日 07:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 7:19
階段たくさんありました
よく整備されている
2022年11月03日 07:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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よく整備されている
沢を越えた辺りから残雪
2022年11月03日 07:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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沢を越えた辺りから残雪
白根御池小屋着
2022年11月03日 07:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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白根御池小屋着
気持ち良さげなテン場
2022年11月03日 08:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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気持ち良さげなテン場
稜線は結構白くなってますね
2022年11月03日 08:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 8:07
稜線は結構白くなってますね
池を左手に見ながら進むが…
2022年11月03日 08:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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池を左手に見ながら進むが…
あれ?皆さん草すべり方面に行ってしまった
2022年11月03日 08:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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あれ?皆さん草すべり方面に行ってしまった
二俣の方に向かう道
何も標識が無い…
2022年11月03日 08:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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二俣の方に向かう道
何も標識が無い…
斜面を大樺沢の方に下って行きました
2022年11月03日 08:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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斜面を大樺沢の方に下って行きました
おぉ!バットレスが見えてきた
2022年11月03日 08:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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おぉ!バットレスが見えてきた
大樺沢二俣着
2022年11月03日 08:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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大樺沢二俣着
標高2200付近から残雪がちらほら
2022年11月03日 08:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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標高2200付近から残雪がちらほら
読めん
2022年11月03日 09:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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読めん
初めての北岳、誰も居ないので心細い…
2022年11月03日 09:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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初めての北岳、誰も居ないので心細い…
今日はバットレスを見に来た
2022年11月03日 09:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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今日はバットレスを見に来た
この辺りがバットレス沢出合かな?
登山道はここを渡渉
2022年11月03日 09:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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この辺りがバットレス沢出合かな?
登山道はここを渡渉
威風堂々のバットレス
取付きへはこの辺りから向かうのかな?
2022年11月03日 09:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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威風堂々のバットレス
取付きへはこの辺りから向かうのかな?
雪が深くなって来たが先行者のトレースを見つけた!心強い
2022年11月03日 09:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 9:31
雪が深くなって来たが先行者のトレースを見つけた!心強い
正面の岩が八本歯かな?
2022年11月03日 10:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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正面の岩が八本歯かな?
梯子たくさん
2022年11月03日 10:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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梯子たくさん
結構急登
2022年11月03日 10:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 10:19
結構急登
夏道知らんしよぉ解らん所を雪の中登るのはしんどい
2022年11月03日 10:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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夏道知らんしよぉ解らん所を雪の中登るのはしんどい
八本歯のコルに着きました
2022年11月03日 10:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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八本歯のコルに着きました
絶景絶景
2022年11月03日 10:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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絶景絶景
北岳の方に向かいます
2022年11月03日 10:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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北岳の方に向かいます
振り向くと富士山
2022年11月03日 10:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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振り向くと富士山
富士山富士山!
2022年11月03日 10:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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富士山富士山!
トラバース道を見送って山頂目指す
2022年11月03日 11:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 11:03
トラバース道を見送って山頂目指す
稜線に出たら予報通りの強風
でも雪は飛ばされて少な目
2022年11月03日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 11:18
稜線に出たら予報通りの強風
でも雪は飛ばされて少な目
吊尾根分岐
2022年11月03日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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吊尾根分岐
けっこうな岩山ですね
2022年11月03日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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けっこうな岩山ですね
2022年11月03日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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つい富士山を見てしまう
2022年11月03日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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つい富士山を見てしまう
山頂に着きました
嬉しい!
2022年11月03日 11:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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山頂に着きました
嬉しい!
南アルプスにはなかなか来れなくて…
2022年11月03日 11:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 11:38
南アルプスにはなかなか来れなくて…
360度のパノラマでした
2022年11月03日 11:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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360度のパノラマでした
2022年11月03日 11:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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あれが小太郎山?
2022年11月03日 11:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 11:40
あれが小太郎山?
2022年11月03日 11:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 11:40
お地蔵様
2022年11月03日 11:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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お地蔵様
甲斐駒ヶ岳ですよね?
近すぎて…(笑)
2022年11月03日 11:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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甲斐駒ヶ岳ですよね?
近すぎて…(笑)
甲斐駒から仙丈ケ岳の稜線ですよね?
2022年11月03日 11:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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甲斐駒から仙丈ケ岳の稜線ですよね?
遥か遠くに槍穂
2022年11月03日 11:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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遥か遠くに槍穂
乗鞍
2022年11月03日 11:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 11:50
乗鞍
名残惜しいが下山します
2022年11月03日 12:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 12:03
名残惜しいが下山します
2022年11月03日 12:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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両俣小屋分岐
2022年11月03日 12:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 12:04
両俣小屋分岐
肩の小屋に向けて
2022年11月03日 12:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 12:04
肩の小屋に向けて
肩の小屋に着いたら穏やかな周りは雰囲気に変わりました
2022年11月03日 12:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 12:13
肩の小屋に着いたら穏やかな周りは雰囲気に変わりました
2022年11月03日 12:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 12:13
素晴らしいロケーションのテン場
2022年11月03日 12:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 12:14
素晴らしいロケーションのテン場
八本歯方面にくらべて雪少ない
2022年11月03日 12:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 12:14
八本歯方面にくらべて雪少ない
2022年11月03日 12:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 12:16
稜線直下をトラバース
2022年11月03日 12:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 12:26
稜線直下をトラバース
小太郎尾根分岐
2022年11月03日 12:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 12:29
小太郎尾根分岐
名残惜しい…
2022年11月03日 12:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 12:30
名残惜しい…
これはオベリスク?
2022年11月03日 12:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 12:30
これはオベリスク?
ナナカマドが彩りに
2022年11月03日 12:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 12:38
ナナカマドが彩りに
小太郎尾根の分岐を過ぎてすぐに草スベリと右俣の分岐があるんですけど、何の標識もなかったよ?
2022年11月03日 12:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 12:48
小太郎尾根の分岐を過ぎてすぐに草スベリと右俣の分岐があるんですけど、何の標識もなかったよ?
ぐんぐん降りる
2022年11月03日 12:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 12:48
ぐんぐん降りる
草スベリの日影は雪スベリ
2022年11月03日 13:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 13:16
草スベリの日影は雪スベリ
御池に到着
2022年11月03日 13:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
11/3 13:30
御池に到着
草スベリと大樺沢へ下る二俣がくっきり
あとはひたすら下山します
2022年11月03日 13:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 13:30
草スベリと大樺沢へ下る二俣がくっきり
あとはひたすら下山します
今度はゆっくり縦走したい
2022年11月03日 14:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 14:47
今度はゆっくり縦走したい
来年は北沢峠への通行止めも解除されるといいですね
2022年11月03日 14:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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11/3 14:48
来年は北沢峠への通行止めも解除されるといいですね
撮影機器:

感想

 初めての北岳へバス運行の最終日に向かう。南アルプスはまだ甲斐駒ヶ岳に1度登ったっきり。ウチからは少し遠いので、前夜に出発して芦安駐車場で車中泊。
 先週、北岳バットレスに行かないかとのお誘いがあった。雪が降ってしまったので中止になったが、実を言うと「私、まだフツーに北岳登ってないんだけど?いきなりバットレスて、罰当たらん?」みたいな変な思いがありまして…アプローチや下山のための一般登山道も知らないので歩いておきたいし、バットレス沢出会いの場所も確認しておきたいし、どれくらい時間がかかるかも歩いて体感しておきたいし、まずはバットレス正面から眺めてみたいし。登攀の際には取り付きまでの行動が深夜からになるみたいなので、よけいに昼間ちゃんと見ておきたい。今日は今シーズンの最終日、昨日の雨がどれくらいの積雪になっているか心配でためらいはあったけど、快晴の中、思い切って行ってきて良かった。
 始発バスの様子をうかがっていると、乗り合いタクシーが声をかけてくれたので乗車。今シーズンの最終日、もっとたくさんの登山者で賑わうかと思ったがそれほど多くは無かったようで、一番利便性が良いと聞いていた第2駐車場もゆとりで駐車できた。広河原のインフォメーションセンターと広河原山荘は立て直したばかりのようでとてもきれい。準備を済ませて吊り橋を渡る。
 初めての北岳なので、どの程度の時間で歩けるのか、平均的コースタイムしかわからない。前日の雨は高所で積雪に代わっているはずだし、積雪の程度によっては時間がかかるかも?今回の目的はバットレスを見に行くことなので、もし途中で時間切れになったらそこから引き返すつもりでまずは幕営地になる予定の白根御池小屋へ。小屋の後ろに白峯を背負った気持ちの良い小屋とテン場を見送り大樺沢へ下る道へむかう。でも一緒に出発した他の方々は全員右手の草スベリへ行ってしまった!大樺沢二俣を過ぎ左俣コースを進むとバットレスが見えてきて感動。2400mくらいから雪を踏んで歩くようになり、雪が深くなってきて夏道がわかりにくくなった辺りで先行者のトレースがあることに気づく。ありがたい!知らない所だからとても心細かったが、ルートが判りやすくなったことに加えて、先に人が居るのだと思っただけで安心感が増す。
 ちなみに、バットレス沢の出合いは明瞭だったが、第4尾根に行く時はD沢を少し登ってからC沢との間の支尾根に取付くと聞いている。そこへ暗いうちに行動して正確にたどり着けるかな?少し不安。できれば日の長い時に挑戦したいのが本音です
(^^;
 バットレスを右手に見ながら感動して歩いていたが、雪は足首まで埋まるほどになり傾斜も増してきた。いくつもの階段を越えて八本歯のコル、吊尾根分岐へと登ってきた。時間的には何とかなりそう、っていうより、今来た道を下るのはちょっと嫌だなというのが本音。北岳まであと少し、稜線に出てしまえば雪は強風で吹き飛んで少なく歩きやすかった。山頂は360度のパノラマ。眼前の大きな富士山、南アルプスの名峰、遠くには北アルプス。感動の北岳登頂になりました。

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