常念岳(一ノ沢)~蝶ヶ岳(三股) 小4息子と奇跡の絶景に感動

コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:50
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 12:20
天候 | 27日 雨のち晴れ 28日 晴れのちガス |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日曜早朝には空きありましたが、土曜は満車だったようで路駐の車が多数 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にトイレ、登山届けポストあり 常念山頂から蝶ヶ岳へ向かう下りは急な岩場で注意が必要 |
写真
感想
息子との夏休み登山
富士山、燕…ときて今年は常念~蝶ヶ岳の縦走
車の都合がいい三股からラウンドと思ったけど、前常念の登りが厳しいのとお迎えをお願いできたので登りは一ノ沢からのルートにしました
私は実に15年ぶりの常念
息子以上に楽しみに当日を迎えました
日曜だったので5時の時点で駐車場は空きがありましたが、土曜は満車だったもようで路駐の車がたくさんありました
小屋で聞いた話では土曜は布団1枚に3人とかそんな混雑ぶりだったみたい
週末1日ずらして正解でした
一ノ沢のルートは沢伝いに緩やかに登って行くので歩き始めの体に優しい道です
雪渓の辺りから雨がポツポツ
徐々に雨脚が強くなりかっぱを着ました
雷も鳴って一時はどうなるかと思いましたが、歩きに集中できた息子はいいペースで歩き続け気がつくと常念乗越
常念小屋は雨宿りの人たちでいっぱいでしたが、受付をしてお昼を食べ終わるころには雨も上がって雲がどんどん流れて青空が…
部屋でのんびりしてる息子を残して、横通岳からもうちょっと先の稜線までお散歩しまし
コマクサも咲いていてとっても気持ちがよくて、このまま大天井から燕まで行ってしまいたいくらいでした
小屋に戻って今度は息子と一緒に常念山頂まで
奇跡の晴れ間に山頂まではたくさんの登山者の列が…
急なガレた登りなのでゆっくり景色を楽しみながら進みました
下から見えるピークは山頂ではなく、さらにもうひと登りがんばります
団体さんと入れ替わる感じで山頂到着!
360°の絶景
午前中の雨でブルーになった反動で感動は倍増でした
5時から夕飯をいただいて就寝…
しちゃいましたが、息子は食堂でお茶会に参加?してたみたいです
山ではもうすっかり一人で楽しめるようになったようで頼もしい限り
翌朝は3時半すぎに出発
満点の星空でした
ヘッデンの灯りを頼りにまたあの登り
山頂でご来光は時間的に無理なのでなるべく行けるとこまで頑張りました
小屋から見えるピーク手前でいよいよという感じになってきたのでスタンバイ
素晴らしい雲海から神々しいご来光
もう言葉もありません
息子もただじーっと見つめていました
こんな瞬間を一緒に過ごせる幸せをかみしめさせてもらいました
2度目の山頂は他に1人しかいなくてがらがら
今日はいよいよこの先へ進みます
急な岩場の下りは息子にはなかなか大変だったみたいですが、黙ってついてきていました
途中またまたライチョウ親子に遭遇
絶景、ライチョウ‥山の自然界が息子の頑張るパワーになっていました
蝶ヶ岳までは想像してたよりアップダウンもあり、樹林帯にも入ります
いろんな花が咲き乱れていました
途中からガスがわいてたまに槍穂高がちらっと見える感じでしたが、雲が大好きな息子は雲の動きでさえ感動の様子で楽しんでいました
日差しがあったら暑くてバテたかもしれないので、歩くにはちょうどよかったかな
ようやく蝶槍と思ったところから蝶槍が見えて(笑)、そこでお昼にしました
蝶槍からの丘のような広い稜線は優しい雰囲気でのんびり歩きたいなーと思わせる素敵な場所でした
ガスの中から蝶ヶ岳ヒュッテの小屋が突然見え、さらにテント場を突っ切って左に行ったところが蝶ヶ岳山頂でした
あいにく展望はきかなかったけど、今度また蝶ヶ岳だけでもゆっくり来たいなと思いました
かなり消耗してた息子でしたが、あと三股までの下りだけ
頑張って進みました
意外に歩きにくい下りでペースが上がらす半べそかきながらも足は止めない息子
楽しみにしていたゴジラみたいな木目指してもくもくと下りました
ゴジくんは本当にゴジラでした
三股到着は16時
この日は12時間の行程、よく歩き通しました
ブヨにも刺され、足はヘロヘロ…
もう山は懲りた?と聞いたら、即答
「また行きたい!」
山キチの血筋はもう確実に引き継がれているなと実感した山行でした
最高の思い出をくれた山の神様に感謝!!
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
お子さん頑張りましたね〜我が子も行きたがってるルートなので興味深く拝見させて頂きました
天気も良くて槍、星空、雷鳥のフルコース・・格別だったことでしょうね〜
コメントありがとうございます
本当は年中の弟も一緒に行く予定で三俣から蝶ヶ岳ピストンを考えていましたが、直前に風邪をひいて行かれなくなったので欲張ってこのルートにしました
宿泊地が行程の真ん中にないので、どちらから行ってどっちに泊まるかが悩ましいルートですね
2日間は長い行程の上、常念からの岩場の下りに難儀したりで予想より時間がかかりました
息子の頑張りに助けられましたが・・
山の神様が味方してくれて最高の思い出ができました
smo6さんご一家も素敵な山行になりますように
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