平ヶ岳(鷹ノ巣登山口 IN/OUT)
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- GPS
- 08:50
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,754m
- 下り
- 1,745m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 8:49
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
平ヶ岳とは
Wikiさん曰く、
「新潟県魚沼市と群馬県みなかみ町の境界にある標高2,141mの山。新潟県側は阿賀野川の支流只見川の流域、群馬県側は利根川の源流地帯で、日本の中央分水嶺となっている。山頂部は池塘が発達し高層湿原ないし雪田草原が形成されている。
山頂付近の池塘付近の草原の植生は、主にミツバノバイカオウレンやオノエラン、チングルマなどの草本植物となっている。池塘周囲には種子植物のモウセンゴケが繁茂し、湿原の大きな特徴であるミズゴケ類の繁茂は見られない。」とのこと。
平坦な地形が隆起し、浸食されることなく残っているため、緩やかで広い山頂部を形成しているらしいです。
登山口まで
南魚沼から奥只見シルバーラインを経て、銀山平から樹海ラインへ。この樹海ラインが酷い、、、奥只見湖沿いにひたすらくねくね道が続く。道幅はさほど狭いわけでもないがカーブミラーの設置も少なく、夜間にここを通るのはかなり疲れます。奥只見湖を利用した渡船があったら人気が出そうだ。
登頂最難関百名山とも称される平ヶ岳。登山口まで来るのもなかなかの難所です(>_<)
ちなみに、11月9日〜7月中旬までは樹海ラインは閉鎖されるようです。雪の降り始めから融雪までは除雪もせずに閉めるということなのでしょう。道路利用者数と維持コストを考えると正解なのでしょう。
2段構え急登(その1)
夜の星空はとてもきれいでした。紅葉は終盤(というか、終了?)という雰囲気です。
平ヶ岳は2段構えの急登があります。一つ目は、下台倉山直下。鷹ノ巣登山口から台倉尾根を登ると、痩せ尾根とロープ場が繰り返し登場してきます。登り応えのある道です。危険という程ではないので、注意しながら景色を楽しみながら登ります。
若干の降雪があるので滑らないように注意です。
2段構え急登(その2)
下台倉山から白沢清水あたりまでは細かいアップダウンはあるものの、フラットな尾根歩き。
台倉山あたりまでは左手が切れ落ちているのを注意しつつ燧ヶ岳を眺めながらの稜線歩き。この稜線、ずっと燧ヶ岳を眺めながら歩けるというとても贅沢な道です。燧ヶ岳に見惚れ過ぎて足を踏み外す可能性があるのが最大の危険ポイントかもしれません(^^)
台倉清水からは樹林帯の中を歩くが、足元は泥濘で所々木道が通されています。これが、滑る、、、(私は一度滑りました、、、)
白沢清水を過ぎ、池ノ岳へ向けて二つ目の急登。ここの難儀なポイントは、滑ること。泥濘で滑るうえに樹木はなく笹しかないので掴むところもない、、、段差激しいし、、、下山時はどうやって下ったらよいのだろうか、、、汗
ちなみに登山道は、日陰はしっかり凍っています。日陰の木道や砂道は、薄氷で完全にパックされているので気を付けて歩く必要があります。
山頂部の絶景
池ノ岳山頂には姫池。山頂部にそんな池をたたえているとは驚きです。
池は表面がしっかり凍っており、ストックで叩いても割れません^^あたりの低木は雪を纏って凍結。湿原の草もまた氷を纏っています。とても美しい景色。この時期に来られて本当によかった。
池ノ岳から平ヶ岳へと移動するとそちらもまた湿原が拡がっていて素晴らしい景色です。
東側には燧ケ岳の双耳峰が雄々しく聳え、その脇には至仏山がゆったりと広がっています。遠くには日光白根山の独特な山体が目立ちます。
北には会津駒ヶ岳が見えます。山頂はガスに包まれています。
山の仲間
この日の平ヶ岳は、我々(2名)のほか、先行されていた2名(ソロ×2名)と、後発の4名(ペア×2組)の計5組が入山されていました。
そのうちソロのお二方は、山頂や下山時にちょこちょこお話をさせて頂き、とても楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
厳冬期の笠ヶ岳でテントが破れてえらい目にあった猛者や、残す百名山は東北と北海道だけという御方、色んな方とお話をすると山にまつわる面白話がジャンジャン出てくるwww
これもまた山の楽しみの一つですね。またどこかでお会いできる日を楽しみにしたいと思います。
先日はお疲れ様でした!楽しかったですね。是非是非ご一緒させて頂きたいです。お友達申請しておくのでよろしくお願いします。
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