緑岳〜白雲岳〜赤岳
- GPS
- 27:08
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,425m
- 下り
- 1,404m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 8:17
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし 水場も豊富 |
写真
感想
大雪高原より緑白赤を経由して白雲避難小屋でテン泊
6時に登山口を出発し森の中へ。
入山してすぐに急登な階段地獄が待ち構えます。
階段をぬけると見晴台に到着。
今日は天気がよさそうで、高根ヶ原から忠別岳への稜線が望めましたが、ここ最近のPM2.5の影響も少なからずありそうで遠くの景色は霞んでいます。
7時、見晴台を過ぎて少し進むと第一花畑に到着。
右手にはチングルマの群生、木道で整備された登山道の先には緑岳が一望できます。
花畑を過ぎて岩場を超えると最後の急登がやってくる。
ジグザグに緑岳へと続く登山道には多くの登山者が登っていくのが見えます。
7割岩場の登山道をヘロヘロになりながらも進み、8時45分緑岳に到着。多少雲がかかっているものの眺望もまずまず。
少し休憩し、本日の宿である白雲避難小屋に向かいます。
赤岳へと続く稜線を下り避難小屋分岐からさらに下っていくと真っ赤な避難小屋が見えてきます。
雪渓を2か所超えて少し登ると避難小屋に到着。
9時30分、時間が早いこともありテン場にはまだ2張。
受付を済ませてテントを設営。場所も選びたい放題でサイト脇を確保。
ザックを軽くして散策を始めます。
今回は、緑、白、赤のイタリアンカラー3座の制覇が目標。
十分日帰りでも回れるのですが、白雲避難小屋にも泊まってみたくこの工程に。
そんなわけで、白雲岳に向かいます。
避難小屋からは水場を通過し、しばらく登ります。
次第に視界が開けて広大な高台へ。
白雲分岐には多くのデポザックと登山者がおりました。
まだゼブラは見られるのかな?
11時、白雲岳に到着。
人多し、雲も多し、眺望まずまずで肝心のゼブラも何とか見れる状態です。
白雲避難小屋の管理人さん曰く、今年の大雪は降雪も少なく雪解けが早いらしい。
1時間ほど休憩し次なる赤岳へ向けて出発。
分岐に戻って赤岳方面へ。
銀泉台からの登山者も多く、数十組とすれ違いました。
13時、赤岳に到着。イタリアンカラー制覇です。
相変わらず雲は多いもののガスはかかっておらず、数枚写真を撮って宿へと戻ることにします。
帰りは小泉岳経由で稜線を登り、白雲避難小屋へ。
14時、宿へ戻ってくるとテン場がにぎやかになっていました。
避難小屋横のベンチで管理人さんと談笑している間にも続々と登山者がやってきます。
夏休みの時期もあり、大所帯の学生さんや団体客が多く、テン場はあっという間にカラフルなテントで埋め尽くされました。
最近は小屋泊よりもテン泊の登山者が多いとのこと。
テントも軽量化されてプライベートもしっかりとあるので、天候の良い時はまずテン場から埋まるらしいです。
早々に夕食を終えてテント内でまったりとしているといつの間にか落ちていました。
気付いたら夜中の1時過ぎ、5時間は寝ていたようです。
テントから空を見上げると雲が取れて星空が広がっておりましたが、三脚を出す気力もなく再び寝袋の中へ。
周囲のイビキと格闘しながら次に起きたのは朝の5時。
辺りは明るくなっており、白雲の山には朝日があたっていました。
今日も快晴です。睡眠もばっちりです。
朝は空気が澄んでいることもあり、テン場からは遠くトムラウシ山まで見ることができました。
しばらくすると西の方から雲海がかかり幻想的な風景も。
贅沢な風景を眺めながら質素な朝食を摂り朝7時、テントを回収し下山開始。
緑岳を超えて岩場を下っていくと、そこかしこでナキウサギの鳴き声が聞こえてきます。
なかなか姿は見せてくれませんが注意して下っていくとカメラを向けている登山者がおり、ナッキーがいると教えてくれました。
岩場からひょっこりと出てきて遠くを眺めているようで、なんとも可愛らしい。
ほんと癒されます。
急いでレンズを望遠に切り替え撮影、数分後には岩場に隠れてしまいました。
花畑を過ぎて9時に下山。下界は暑いです。
白雲避難小屋はロケーション、水場、テン場どれをとっても満足でとても気に入りました。
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