北八ヶ岳 白駒池湖畔でテント泊&にゅう〜高見石周回ベースキャンプ型山行
- GPS
- 23:03
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 533m
- 下り
- 515m
コースタイム
天候 | 8/2(土)白駒池駐車場到着時小雨〜青苔荘到着時曇り 8/3(日)終始曇天、中山展望台で小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※500円/日で今回は1泊だったので入庫時に支払 ※領収書兼駐車券!?をダッシュボードの上に置いて下さいとのことでした(出庫時に領収書兼駐車券を確認するようです) ※秋の紅葉シーズンではないので、入庫時には7割程度の駐車、出庫時には8割程度の駐車でした ※早朝でも駐車は可能ですが、出庫時に駐車代の支払いを求められます |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体を通じて危険箇所はありません 【白駒池駐車場〜青苔荘】 ・僅か15分程の道のりで、砂利の引かれた歩きやすい道です。サンダル履きでも歩けると思います。 ※青苔荘手前で公衆トイレ!?の工事が行われています。巻道となっている場合がありますが、濡れた土が露出している場所があって少々歩きにくいかも知れません。 【青苔荘テント場】 ・青苔荘の東側の白駒池周回道の左右にあります。 ・白駒池まで徒歩1分の場所で、650円/人、板場は900円/箇所となっています。 ・水場は青苔荘の東側に蛇口が8か所位設置された場所になります。白駒池の最深部から揚水しているとのことですが、美味しくは感じませんでした。(行動中の水として持参しましたがお腹を壊すようなことはありませんでしたが・・・) ・トイレは青苔荘の東側から北斜面を100mほど上がった場所にあります。古い木造の「ポットントイレ」ですが、とても綺麗に清掃されています。(ただし匂いは気になると思います。)男性小用が1か所、男女共用の個室が4か所あります。(1か所は使用禁止になっていました。)夜間は中央に蛍光灯が点灯しますが、個室に入ると真っ暗になりますので、夜間や早朝はヘッデン必須です。尚、紙は下に落とさずに据え付けの一斗缶に入れるようになっています。 【青苔荘〜にゅう】 ・青苔荘から白駒池周回と剣ヶ峰分岐、白駒池と稲子・にゅうの分岐、白駒湿原辺りまでは歩きやすい木道ですが、その後、斜度はありませんが湿った針葉樹の森の中のぬかるんだ道になります。 ・やがてにゅうへの登りになりますが、標高差約300mを一気に登ることになります。稲子方面への分岐を過ぎ、ひと登りするとにゅうと中山の稜線に出ます。 ・北に向かい軽くひと登りすると三角点のあるにゅうとなります。 ・天候が良ければ北東には浅間、北には縞枯山〜北横岳、南には天狗岳や硫黄岳、白駒池や高見石も見ることが出来ます。 ※にゅうは岩場のピークで比較的簡単に登れますが、東側は切れ落ちているので注意が必要です 【にゅう〜中山〜中山展望台】 ・にゅうから南西方面にアップダウンを繰り返しながら40分ほど進むと、中山峠・天狗岳方面と中山・高見石方面への道にT字路で突き当たります。 ・しっかりとした標識に従い、中山・高見石方面へ進み、岩の多い斜面を登り上げると樹間で展望のない中山のピークに到着です。(注意していないと通り過ぎてしまうと思います。) ・中山山頂かた僅かに進むと南側が開けた中山展望台に到着です。中山展望台は岩の転がる比較的手異端な場所で、東西天狗岳や硫黄岳、南アルプスや中央アルプス、縞枯山〜北横岳を眺めることが出来ます。 【中山展望台〜中山高見石】 ・比較的岩の多い斜面を下りながら50分ほど進むと高見石に到着です。 ※高見石への道も湿った樹間の道で、濡れた岩はかなり滑りやすくなっています ・高見石にはお洒落な雰囲気の高見石小屋があります。今回も頂きましたが、「揚げパン」が美味しいです。(ココアときなこがまぶされている揚げたロールパン2つで350円です) ・高見石小屋の東側から大岩の重なる高見石に登ることが出来ます。北〜西側の展望がよく、白駒池が下に見える場所です。 ※高見石のピークまでは大岩の岩登りとなりますが比較的簡単に登れます。○印に従って登ればお子さんでも登れると思います。また岩の間に物を落とすと取れなくなります。 【高見石〜青苔荘】 ・トイレの脇から直接、白駒池へ降りるコースと、小屋の左側から白駒池駐車場と白駒池の間に降りるコースがあります。 ・2年前に白駒池に直接下りるコースを歩きましたが、大岩があったり下りにくい印象だったので、今回は別コースをとりました。 ・ここも湿った樹間の道で、濡れた岩はかなり滑りやすくなっています ※北八つエリアは岩ゴロゴロの湿った場所が多いですので、特に下りにはスリップによる転倒に注意が必要です。斜めになった石、木の根、斜めの木道は確実に滑ります。(嫁は1度、スリップして尻もちをついていますし、私も数回、スリップしてバランスを崩しました(汗)) |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア(上下)(1)
エマージェンシーキット(1)
カメラ(M4/3機)(1)
手袋(2)
ゲイター(1)
帽子(キャップ)(1)
スマートフォン(1)
ヘッドライト(1)
速乾性タオル(1)
水(1)
多機能ウォッチ(1)
ダウンジャケット(1)
ストック(1)
サングラス(1)
着替え(1)
サンダル(1)
熊よけ鈴(1)
フリース
|
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共同装備 |
GPS(1)
ガスストーブ(1)
コッヘル(1)
250ガス(1)
テント本体(1)
フットプリント(1)
行動食(1)
食事(朝晩)(1)
食事(昼)(1)
LEDランタン(1)
スポンジ(1)
シュラフ(2)
シュラフカバー(1)
マット(1)
水(1)
地図(1)
コンパス(1)
サプリメント(1)
|
感想
先週の奥上高地テント泊に続いて、今週はテント泊ベースキャンプ山行です。
重いテント泊装備を背負うのは僅か15分程度で、1日目はそのままテントを設営してテント泊。2日目にはテント他をデポして最少装備で歩く計画としました。
下界では35℃を超える猛暑ですが、標高2000mほどの白駒池湖畔は到着時22℃。夜は20℃を下回り、翌朝は15℃程度でした
白駒池までの車での移動中、早い時間からの夕立。雨足はかなり強かったのですが、駐車場では小雨程度となり、テント場に着くころには上がってくれました。
15分歩いてテント場に到着すると、すぐに板場にテントを設営。そのまま日が暮れるまでまったり♪
夕食後1時間ほどで早めの就寝です。
翌朝は4時頃から早出の方の起き出す音で目が覚め、そのまま我が家も起床!
6時半には朝食を済ませ、下山後の撤収をスムースにするためにテント内の片付けを終わらせ行動開始です。
2年前に歩いたことのあるコース
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-347232.html
でしたので、コースの状況もわかっており、前回より楽に歩くことが出来ました。
ところが天気予報が外れて終始曇天(涙)
にゅうでも中山展望台でも高見石でも遠景はまったく駄目でした
それでも2回目のテント泊はほぼ問題なく終わることも出来、テント泊した後に標高差300m程度の山を歩くことも出来ることが出来ました。
このコースでは晴天の下での遠景を望むことが出来ていませんので、次回は秋晴れの下、リベンジしたいと思います。
【2回目のテント泊を終えて・・・】
_任魯僖奪ングが下手!
・隙間に防寒着などを押し込んだり、シュラフを圧縮しながらパッキング出来るようにならないと・・・
⊃事をもう少し豪華に!
・重いテント泊装備で稜線上のテン場まで登り上げるなら、食事の軽量化を優先すべきかも知れないが、過去2回のようなケースでは、マジックライス中心の食事ではなく、もう少し豪華な食事(焼肉とか(笑))にしないと飽きてしまう。
テン場での過ごし方
・今回は文庫本と老眼鏡を持って行き、本を読みながら過ごしたが、何も準備しない嫁のトークに邪魔されてしまった(汗)
さて次回のテント泊はどこにしようかな♪
こんばんは
いいですね!北八キャンプ!
朝晩の涼しさが伝わってきてもうホント〜に羨ましいですっ
苔の写真も美しくてますます行きたくなってしまいます〜
ちなみに我が家が年に一度はお邪魔するオーレン小屋もおすすめですよ
湧き水がうまいし、小屋のトイレや風呂(有料)もお借りでき快適で
登山口から2時間です。
次に足を延ばすなら南アルプスな感じですか?
北沢峠BCなら甲斐駒も仙丈ヶ岳もいけますよ〜
生ビールもあります〜
我が家は山では面倒でインスタントやドライフードですが、
凍らせられるスポーツドリンクやゼリーを保冷剤代わりにして
(解けたら飲んでごみも小さいのです)
場所によってはたまに肉やウインナーをビアのあてに持っていってます。
冷凍うどんもつかえますよ〜。
もう試したかもしれないですが、ドライフードでしたらおこわ系が
ぽそぽそしないでいけて、我が家では唯一リピしてます。
poncharoさん
コメント有難うございます。
一昨年から足繁く通っている北八つですが、やっと念願叶ってテント泊が出来ました
下界では35℃を超す猛暑でしたが、白駒湖畔は肌寒い程
涼しい週末を過ごすことが出来ました♪
オーレン小屋・・・昨年の硫黄岳日帰りの際に立ち寄りましたが、よい雰囲気のテン場でしたね。小屋の雰囲気も良さそうだし、何よりテント泊でも入浴出来ますよね
次回の有力候補にしているんですよ
南ア・・・いいですねぇ
ただ家からちょっと遠いんですよね(汗)
北沢峠BCで甲斐駒も仙丈ヶ岳なんて夢のようです
食事のアドバイス、有難うございます
冷凍うどんや肉類は良さそうですね
次回はもう少し食事を豪華に出来ればと思っています
air_4224さん おはようございます。
今回は眺望は今ひとつだったようですが、(テント未体験のワタクシには)テン泊するだけでもいろいろ体験できる一大わくわくイベントと思われます。それでけでも良いですね〜、です。
反省材料があるようですが、それはそれで次回チャレンジ?の楽しみになるのでは。 (それにしても最後から2枚目の"嫁"様の写真はすごいですね )
今日の山行ご予定はキャンセルされたようですが、しばらくは今回の余韻で楽しめるのではないでしょうか。
続報楽しみにしています。
tatsucaさん
いつもコメント有難うございます。
今回は生憎の天候で、山行自体は今ひとつな感じで終わりましたが、テント泊は雨に降られることもなく、楽しむことが出来ました
この時期、猛暑の寝苦しい中で家のベッドで眠るより、狭いテントの中でシュラフに潜り込んでいたとしても、涼しい山の中で眠る方が熟睡出来ます
ひと夏、テント泊で過ごしてもいいかなぁ・・・なんて思うほどですもん
これで2回のテント泊をしてみましたが、いろいろと細かい反省点が見えてきました
最大の問題は嫁の装備重量を減らさないと、なかなかレベルアップが出来ないことですね
減らせる装備は限られてしまうので、最終的には私が代わりに背負うってことになりそうですけどね(汗)
本日の山行は中止にしましたが、正解だったと思いますね
まだ疲れがとり切れていない感じがしますし、明日からはまだ仕事ですし・・・
タイミングと天候が良い時にリベンジすればいいですもんね♪
体力もある素敵な嫁さんですね。なにかあっても動じそうもないようで心和みますね。いい嫁さんですね。(旦那がいいからでしょうね!!)
でわでわ (最遅い歩き人より)
8080さん
コメント有難うございます。
健康と愛嬌だけが取り柄の嫁です(笑)
体力も気力もあるとは思うですが、何せ小さいんで・・・
60Lのバックパックでテント泊装備を背負うと、少々気の毒な感じですよね(汗)
3年ほど前から山に出掛けるようになって、初めはいやいやついてくるって感じだった嫁ですが、最近は「次はどの山にいく?」とは言うようになりましたし、雪山ハイキングやテント泊にも積極的になってきた感じです
山は身の丈をわきまえれば一生続けられる趣味
2人で長く楽しみたいと思っています
これまた、参考にしたいレコです(///ω///)♪
あのお湯を入れて作るごはん、食べたことないんですけど、軽いし、結構美味しそうですね。
木曽駒ヶ岳に行ったとき、重量を抑える事だけを考えて、インスタントラーメンを5袋持っていったんですけど、3食目でウンザリでした(´д`|||)
焼き肉イイですね~O(≧∇≦)O
僕も何か考えなきゃ。
でも、美味しいものって、なんで重いんですかね~…(。>д<)
soyano999さん
ご無沙汰してます
コメント有難うございます。
テントを購入してから2か月
嫁と2人で「早いとこ元を取るぞ!」みたいなノリで、今回3度目のテント泊となりました
初回は重く感じたテン泊装備も、3回目になると慣れるのか?
その割に重く感じませんでしたね
我が家は軽量化の目的もあって食事はマジックライスがメイン
実はこれ、不満はないのですが・・・ずばり!飽きます(笑)
何か軽量で美味しく食べられるテント泊用の食事を考え中なんですよ
以前ここら辺を歩きましたがair_4224さんのレコみてまた行きたくなりました。北八ヶ岳は北アルプスとか南八ヶ岳と違ってほっこりする感じが山や小屋から伝わってくるので良いですよね。
話、変りますがテントで寝る時ザックどうしてますか?バルトロですか?うちもそうなんですがどうにも邪魔で最近はカバーかぶせてテント外に放置してます。忘れ物があるとこれはこれで取りに行くのがかなり面倒なんですが。。。。。。
guranosukeさん
コメント有難うございます。
北八ヶ岳は何度も足を運んでいる山域で比較的親しみの沸くエリアです
以前は日帰りばかりでしたが、テントを購入してからはすでに2度も足を運んでいます
南八つが険しくて万年初心者の我が家にはハードルが高くて、北八つしかいけないってこともありますけど(汗)
ご質問のテン泊時のバルトロの置場ですが、寝る時の足元に置いています
というのも家内が身長150cmと小さいので、バルトロとディーバを重ねて置いても家内が横になるのにさほど邪魔にならないんですよ(笑)
一般的には参考にならないケースですね
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