甲佐岳《九州百名山》
- GPS
- 03:08
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 683m
- 下り
- 679m
コースタイム
- 山行
- 2:32
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 3:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
甲佐・美里町境尾根は厳しい道 山頂東側の福成寺への道は廃道然としている |
写真
感想
熊本でレンタカーを借りて甲佐町に到り、県道220号線広瀬集落から高佐岳遊歩道の標識に従って林道に入った。暫く進むと電波塔がありその前に「遊歩道駐車場」と標識の掲げられた広場があり車を止めた。先ずは林道歩きで駐車場から先は車が走ることがないのか荒れた状態だった。P376の西の谷を越え鞍部に達すると福城寺への林道が分岐し次の鞍部で林道は終点となった。東屋が設置されていたが最早使われている気配がなかった。
登山道となったが指導標は全く無く、所々にある赤テープが導いていた。最初はなだらかだったが徐々に傾斜が増し山頂域に近付くと岩場が現れ、岩の隙間を縫って這い登った。稜線に達しても岩場が続き吉見神社に達した。高佐岳の標識があり山頂かと思ったが福城寺からの登山道が合流する地点だった。南側が開け雁俣山(1,315m)や大金峰(1,399m)の展望が得られた。
昼食休憩を取っていると福城寺から登って来た登山者があった。益城町のご夫婦でコロナをきっかけに山登りを始め、すっかり填まってしまったそうだ。山談義に講じているとまた一組登って来た。神社に参拝して100m余り東にある甲佐岳(753m)の山頂に向かった。展望はないが3等三角点「二ツ岳」と山頂標識が設置されていた。益城のご夫婦は元来た道を引き返したが僕はもの足りず東への縦走路に踏み出した。なだらかな稜線だが倒木で歩き難い。北へ派生する尾根に間違って行ってしまいそうになり危うく修正した。地形図では尾根の先の方まで行って南に下るようだったが、山頂から半分ぐらいの処にしっかりした下山路があったので此の道を取ることにした。丸太階段が設置され整備された道だったようだが、それも過去のことで倒木や斜面の崩れで荒れ方が酷く最早歩く人もいないようだ。
思惑通り福城寺の裏に降りてきた。弘仁2年(810)湛西上人が開山したお寺で嘗ては16坊を要する大規模なお寺だった。本尊の釈迦如来像は国の重要文化財に指定されている。山門南の広場には駐車場があり6〜7台の車が止められ、益城町のご夫婦の姿もあった。広場で振り返れば甲佐岳の姿が美しかった。車道には戻らず広場の南側の急斜面を下り林道に下りた。下って行くと分岐があり右の道を進むとお婆さんと出会い下山路ではなく民家の取り付け道だったようだ。正しい分岐点を左に進むと登りに通った道との分岐点に戻った。来る時には林道を歩いたが、気になっていた東側に飛び出したP376に立ち寄ることにした。直ぐに尾根の取り付きがあり思った以上の急登でピークに達するとやはり何もなく西への尾根を下った。駐車場に戻っても他に車は無くやはりマイナーな登山道だったようだ。
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