娘(3歳)といっしょに。八ヶ岳1 桜平〜オーレン〜根石岳、硫黄岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,268m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 9:30
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 3:50
- 合計
- 11:00
天候 | 晴れ、一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
感想/記録 by rxv11051
3歳の娘は今週も山登りを希望。 本当は海にも行きたかったようだが、お母さんの仕事の関係で今週も娘と2人で出かけることになり、それなら、山へ! ということで天気図と見て、馴染みのある八ヶ岳にチャレンジ! ヤマレコとGPS付きデジカメの相性は? ということで前日に購入したデジカメを持って出発!
決行の直前、山小屋が確保できるか、馴染みのあるルート、短めのアプローチ、などの条件から、何度かお世話になっているオーレン小屋に予約を入れた。 寝相の悪い元気な娘なので雑魚寝では周りに迷惑がかかるのでは?と心配していたが、キャンセルがあったようでタイミングよくスペースを確保できた。
<1日目> 晴れ のち 曇り 一時雨
先週の尾瀬に続き、中央道の渋滞は避けたいので早朝に出発。
7時には桜平駐車場に到着。 駐車場自体はいっぱいのようで、少し手前の広いスペースに駐車して、準備を整えテクテクと歩き出す。
天気もよく、すごしやすい気温、いいコンディションで、たくさんの人に追い越されながら沢沿いのルートを進んでいく。 ほどなくして夏沢鉱泉に到着。 ここは冬しか利用したことがないので、温度計がこんな気温を指していたり、全く雪のない景色はちょっと新鮮な風景に映る。谷間から遠くの山並みもきれい。
小休止のあと、オーレン小屋を目指す。 途中での休憩中に上からエンジン音 ?!? しばらくすると荷揚げの運搬車が山道を下りてきた。 最近はこんな道具も活躍しているんですね。
数回のつづら折りを登ってオーレン小屋に到着。
チェックインでは3歳は無料とのことでしたが、おいしいご飯をたくさん食べて欲しかったので、年齢4歳扱いにしてもらって食事つきの有料コースでお願いした。
一休みのあと、明日のアタックに向けて高度順化(が必要かどうかわからないけど、娘にとっては最高高度の記録更新なので、、、)と、娘の体調を見たいので、夏沢峠まで、あるいは、根石岳の三角コースに出発。
娘に、オーレン小屋に泊まることを伝えていたので、すっかりそのまま宿泊モードに入っていたらしく、少し、グズった(本人はどこまでわかっているのかわからないが、予定とは逆周りのオーレン→根石→夏沢峠→オーレンのコースを主張。 )のを騙しダマシ予定のコースを歩き始める。
オーレンから夏沢峠までの山道は、私の大好きな風景の1つ。 雪の季節しか通ったことがないけれど、夏もいいですね。
娘もそんな父親の心情を汲み取ったのか、ご機嫌で登っていく。
夏沢峠到着で、写真を撮って、昼食の用意をしていると雨が降ってきて、小屋で雨宿り。10分ほどで雨も上がり、再び外に出てうどんを作って食事。
さらに元気を回復して踊りまわっているので、体調は万全と判断し、明日登る山をよく説明してから、根石へ向かう。 冬には何度か通っていたのだが、予想より少し傾斜があって、予定時刻より少し遅い。 それでも元気に根石までのラストランで駆け上って行ってくれた。
はしゃぎすぎたのか根石からオーレンへの下りは言葉少なめ。 数字の勉強も兼ねて、GPSで残りの距離を読み上げながら小屋に戻って、入浴タイム。 大人でも入れないくらいの熱湯状態だったので、湯船に入るのはあきらめて、そのままお楽しみの夕食。
オーレン小屋名物のすき焼き。 とてもおいしいお肉で娘と取り合いながら完食。 娘の取り分けやら、お肉の世話やらで忙しすぎて、お酒を楽しむ余裕もなく、ドタバタでごちそうさま。
ここからが一番の難関。 早く寝すぎず、ちょうど消灯時間に合わせて娘が寝入ってくれるように、本を読んだりしながら微調整。 まあうまく寝入ってくれて、私も耳栓をして就寝。 zzz
深夜、一度目を覚ましたら、娘の足はお隣さんのほうへ越境。
起こさないようにそっと引っ張り戻しました。 お隣さん、ごめんなさい。
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<2日目> 晴れ のち 曇り
翌朝、山小屋名物のガサゴソ音にも気づかず、目を覚ますと回りはだれもいない。時計は5時。 食事は5時半からって書いてあったのに、みんな気が早いなーと思いつつ、トイレに行こうとすると、もう皆さん食事中! フロントで掲示を確認すると、やはり朝食は5時半〜。 どうなっているのやら、昨日のチェックインの際に、娘を4歳扱いにするかどうかで、チェックインがドタバタさせてしまったせいか、朝食時間を聞きそびれていた様子。
ただでさえ朝は弱い娘を、急いで娘をたたき起こして、寝ぼけた様子のまま、食堂へ。
食べてもらわなければ登る元気が出ないよーと、なだめてなんとか7割くらい食べさせる。
そのころには皆さん食事が終わって、出発準備。
大きくは崩れないとは思うが、昨日も遅くなるほど天候が崩れてきそうなので、早めに動きたかったが、なんとか遅ればせながら、硫黄岳登頂に出発。
順調に、朝の気持ちいい空気の中、一歩一歩を二人で楽しみながら夏沢峠に到着。
昨日、雨宿りさせてもらったので、娘のカルピスを1本購入。
シュリンゲを使って身も心も一心同体?
近所の公園の散歩道を歩くように娘は気楽によじ登っていく。
今回は山頂登頂ではなく森林限界越えを目標にしていたので、森林限界の上で、目標達成ということで、お菓子でお祝い! 元気に楽しく登れるか尋ねてみたら、絶対登る!との決意。
体調もよさそうだし、雨が降ったり、雲で真っ白になったり、雷の音が聞こえたら帰るよ!と約束の念押しをしてもう少し行ってみることに。
最初の難関(のつもり)の細いルートを通過。
ケルンを1つづつ通過。
だいぶ雲も近づいてきたので様子を聞いても、絶対に登る!との決意は変わらず。
それでは、山頂でカルピスで乾杯しようと決心し、一歩一歩しっかりと歩かせる。
無事元気に登頂。
天候を見ながら、曇ったり、晴れたりするダイナミックな変化を楽しんでくれている様子。
不安もあるかもしれないので、お母さんの声も電話で聞かせてお話してもらったり、一緒に写真写って欲しいというありがたいリクエスト?! 電話が切れてしまったのでにっこり笑顔ではなかったのが残念です。
下山後も、駐車場まで歩いてもらわなければいけないので、名残惜しい山頂に別れを告げて、ゆっくりと下山。 シュリンゲで確保している上に、常に手を握っているのは、心配なのか、引っ張って欲しいのか、、、 まあ、安心です。
ルートを逆にたどって、オーレンに戻り、昼食のカレーをいただきました。
食事中も皆さんにお声がけいただきました。
灰色の雲がやってきたのでボチボチと歩き出しますが、相変わらず、湧き水、草などに気をとられながら、のんびり下山。
3時のおやつは、夏沢鉱泉前のベンチで冷たいゼリー。
最後の桜平駐車場近くの河原で、水遊び。
休憩するたび、すれ違うたびに、皆さんの暖かいお声がけをいただいて、娘は今週もたくましく育ちました!
思ったとおり、中央道は30km渋滞。 大月からは下道に降りて何とか帰宅。
元気に「こんにちは!」と挨拶する娘さんに、元気をもらいました!
コメント、めったに付かないので、気づきませんでした。
娘は相変わらず元気な挨拶で登ってくれています。
またどこかで見かけたら、お声掛けください。
ヤマレコバッチが目印です! (笑)
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