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記録ID: 489790
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ハイキング
奥秩父

【山梨県】瑞牆山・ちょっと手前で退散 (みずがき山荘〜富士見平小屋〜瑞牆山)

2014年08月02日(土) ~ 2014年08月03日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:32
距離
6.3km
登り
844m
下り
880m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:16
休憩
2:56
合計
6:12
距離 5.0km 登り 832m 下り 602m
10:26
49
スタート地点
11:15
13:44
23
14:07
14:08
55
15:03
15:22
50
16:12
16:19
19
2日目
山行
0:50
休憩
0:00
合計
0:50
距離 1.3km 登り 12m 下り 306m
天候 ■8月2日(土):晴れのち曇り、一時雷雨
■8月3日(日):曇りときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
・新宿7:00発のスーパーあずさ1号の自由席(4・5・6号車)に確実に座るべく、6:08頃にホームに着いたところ、並んでいる人はまだわずかでした(4号車の列に一番乗り)。6:25前後から急に人が増え始め、列車が入線した6:45頃にはものすごい長蛇の列になっていました。自由席に確実に座ろうと思ったら、6:20までにはホームに着いていた方がよさそうです。
・韮崎駅の改札は松本駅寄りの一ヶ所(北側)にあり、自由席車両だと6号車の方が改札に近いため、早くバスに乗れます。私は4号車に乗っていたので出遅れ、1時間20分近くずっとバスの中で立ちっぱなしでした。
・韮崎駅からみずがき山荘に行くバスは、駅前ロータリーの2番乗り場から出ます。料金は大人・片道2060円で、運転手さんへの「現金前払い」なので、小銭を用意しておいた方がいいです(帰りも)。
→山梨峡北交通株式会社のホームページ
http://www.kyohoku.jp/modules/pico/index.php?content_id=5
コース状況/
危険箇所等
《みずがき山荘→富士見平小屋》
・歩き始めこそ道は平坦ですが、すぐに傾斜がきつくなり、林道を越えて木の階段が現れるところからもしばらく急登が続きます。瑞牆山が正面に望める稜線のベンチで一息つけます。しばらく歩いて、湧き水が地面を濡らしている部分が出てきたら、まもなく水場があり、小屋が近い印です。50分ほどの行程ですが、テント泊装備だったためか、想像していたよりもきつかったです。

《富士見平小屋〜瑞牆山(途中で引き返し)》
・天鳥川へ下る部分が、短いながらもやや急です。帰りの登り返しがきついです。
・天鳥川から瑞牆山への登りは、ゴロゴロした岩と木々が生い茂った歩きにくい急登がほぼ一辺倒に続きます。山頂手前の大ヤスリ岩が見えるところまでなんとか登ったのですが、自分の体力を考えて、下りられる体力があるうちに引き返しました。
JR韮崎駅。特急の自由席には座れたものの、改札から遠い車両だったため、バスには座れず。
2014年08月03日 08:41撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 8:41
JR韮崎駅。特急の自由席には座れたものの、改札から遠い車両だったため、バスには座れず。
韮崎駅前のロータリー。みずがき山荘行きバスは2番乗り場。現金前払い制(大人・片道2060円)で、乗車する時に運転手さんに払います。
2014年08月03日 08:44撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 8:44
韮崎駅前のロータリー。みずがき山荘行きバスは2番乗り場。現金前払い制(大人・片道2060円)で、乗車する時に運転手さんに払います。
みずがき山荘に到着。
2014年08月03日 10:14撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 10:14
みずがき山荘に到着。
みずがき山荘の前から歩き始めます。最初は平坦な道です。
2014年08月03日 10:23撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 10:23
みずがき山荘の前から歩き始めます。最初は平坦な道です。
段々と傾斜がきつくなります。
2014年08月03日 10:39撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 10:39
段々と傾斜がきつくなります。
いったん林道を横切り、木の階段が現れてから、けっこう急な登りが続きます。久しぶりのテント泊装備で、早くも汗びっしょりです。
2014年08月03日 10:45撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
1
8/3 10:45
いったん林道を横切り、木の階段が現れてから、けっこう急な登りが続きます。久しぶりのテント泊装備で、早くも汗びっしょりです。
ベンチがひとつだけ置いてある稜線に出ます。瑞牆山が正面に見えます。
2014年08月03日 10:55撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 10:55
ベンチがひとつだけ置いてある稜線に出ます。瑞牆山が正面に見えます。
やや傾斜がゆるくなった道を上がっていくと、しばらくして湧き水で地面が濡れ始め、
2014年08月03日 11:07撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 11:07
やや傾斜がゆるくなった道を上がっていくと、しばらくして湧き水で地面が濡れ始め、
水場の案内が出てきます。ここまで来ると、富士見平小屋はもうすぐです。
2014年08月03日 11:09撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 11:09
水場の案内が出てきます。ここまで来ると、富士見平小屋はもうすぐです。
富士見平小屋に到着。
2014年08月03日 11:12撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 11:12
富士見平小屋に到着。
テント泊の受付をすませ、一人分1000円を支払います。
2014年08月03日 11:13撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 11:13
テント泊の受付をすませ、一人分1000円を支払います。
トイレは1回100円ですが、テント泊者は無料です。個室はぽっちゃん式で、トイレットペーパーはありません。
2014年08月03日 11:16撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 11:16
トイレは1回100円ですが、テント泊者は無料です。個室はぽっちゃん式で、トイレットペーパーはありません。
どこまで続いているのかと思われるほど広いテント場。
2014年08月03日 11:16撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
1
8/3 11:16
どこまで続いているのかと思われるほど広いテント場。
小屋や水場に近い場所はすでに埋まっていますが、木々に囲まれた平坦な場所はよりどりみどりです。
2014年08月03日 11:18撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 11:18
小屋や水場に近い場所はすでに埋まっていますが、木々に囲まれた平坦な場所はよりどりみどりです。
ぽっかりと空いたちょうどよい広さのこの場所に張ることにしました。
2014年08月03日 11:18撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 11:18
ぽっかりと空いたちょうどよい広さのこの場所に張ることにしました。
テントはニーモ タニ1Pです。地面は付属のペグが刺さりやすい固さで、ペグ代わりの手頃な石も転がっています。
2014年08月03日 11:27撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 11:27
テントはニーモ タニ1Pです。地面は付属のペグが刺さりやすい固さで、ペグ代わりの手頃な石も転がっています。
テントを張り終えたところで、頭上に雷鳴が轟き、スマホに「猛烈な雨」の予報が届きました。急いでテントの中に入ります。
2014年08月03日 11:35撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 11:35
テントを張り終えたところで、頭上に雷鳴が轟き、スマホに「猛烈な雨」の予報が届きました。急いでテントの中に入ります。
雨音がテントを叩き、しばらくテント内で動けません。今日の瑞牆山行きはあきらめて、コンビニおにぎりを食べながらスマホをいじっていました。ドコモの3G電波は、何とかつながりました。
2014年08月03日 12:35撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
2
8/3 12:35
雨音がテントを叩き、しばらくテント内で動けません。今日の瑞牆山行きはあきらめて、コンビニおにぎりを食べながらスマホをいじっていました。ドコモの3G電波は、何とかつながりました。
1時間ほどで天候が回復したので、少し迷いましたが瑞牆山へ行くことにしました。
2014年08月03日 13:46撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 13:46
1時間ほどで天候が回復したので、少し迷いましたが瑞牆山へ行くことにしました。
富士見平小屋から小さなアップダウンを繰り返し、天鳥川の手前で急な下りになります。ここを登り返すのはつらそう。
2014年08月03日 13:59撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 13:59
富士見平小屋から小さなアップダウンを繰り返し、天鳥川の手前で急な下りになります。ここを登り返すのはつらそう。
水が流れていない天鳥川(水音は近くで聞こえる)を越えると、とてつもなく大きな球形の岩(桃太郎岩?)とその横の階段が見えてきます。
2014年08月03日 14:08撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 14:08
水が流れていない天鳥川(水音は近くで聞こえる)を越えると、とてつもなく大きな球形の岩(桃太郎岩?)とその横の階段が見えてきます。
ここから先は大小の岩と木々が転がる道が続きます。
2014年08月03日 14:10撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 14:10
ここから先は大小の岩と木々が転がる道が続きます。
とにかく歩きにくいです。途中でストックをザックに入れて、手でよじ登るようにしました。
2014年08月03日 14:27撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 14:27
とにかく歩きにくいです。途中でストックをザックに入れて、手でよじ登るようにしました。
登れども登れども、急な道が続きます。段々と疲労を感じるようになってきました。
2014年08月03日 14:32撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 14:32
登れども登れども、急な道が続きます。段々と疲労を感じるようになってきました。
途中、鎖場もあります。雨が降ったあとなので、慎重に登ります。
2014年08月03日 14:34撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/3 14:34
途中、鎖場もあります。雨が降ったあとなので、慎重に登ります。
巨大な柱状の岩が目の前にそびえる鎖場まで登ってきました。この岩の後ろに隠れているのが、写真などでよく見る大ヤスリ岩です。
2014年08月03日 15:02撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 15:02
巨大な柱状の岩が目の前にそびえる鎖場まで登ってきました。この岩の後ろに隠れているのが、写真などでよく見る大ヤスリ岩です。
しばらく休憩してから、鎖場を登ります。
2014年08月03日 15:07撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 15:07
しばらく休憩してから、鎖場を登ります。
大ヤスリ岩の基部まで来たからには山頂はもうすぐ、ということはわかっているのですが、下山するための体力・集中力の残量をしばらく考え、ここで引き返すことにしました。
2014年08月03日 15:17撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/3 15:17
大ヤスリ岩の基部まで来たからには山頂はもうすぐ、ということはわかっているのですが、下山するための体力・集中力の残量をしばらく考え、ここで引き返すことにしました。
登りが急だった分、下りも急です。登りよりも神経を集中させ、慎重に下ります。
2014年08月03日 15:23撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 15:23
登りが急だった分、下りも急です。登りよりも神経を集中させ、慎重に下ります。
天鳥川からの登り返し。思った通りきつい。
2014年08月03日 16:20撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 16:20
天鳥川からの登り返し。思った通りきつい。
富士見平小屋まで戻ってきました。テントに戻る前に、水場に寄ることにします。
2014年08月03日 16:41撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 16:41
富士見平小屋まで戻ってきました。テントに戻る前に、水場に寄ることにします。
水場は富士見平小屋から1〜2分下ったところにあります。10秒も手をつけていられないほど冷たく、美味しい水です。おかげで生き返りました。
2014年08月03日 16:51撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/3 16:51
水場は富士見平小屋から1〜2分下ったところにあります。10秒も手をつけていられないほど冷たく、美味しい水です。おかげで生き返りました。
テントは少し増えていますが、まだまだじゅうぶんな広さ。夜は、肌着のままシュラフ(モンベル U.L.スーパースパイラルダウンハガー#5)に入ってちょうどよいくらいの気温。標高1800m近いので、さすがに涼しかったです。
2014年08月03日 16:56撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/3 16:56
テントは少し増えていますが、まだまだじゅうぶんな広さ。夜は、肌着のままシュラフ(モンベル U.L.スーパースパイラルダウンハガー#5)に入ってちょうどよいくらいの気温。標高1800m近いので、さすがに涼しかったです。
ジオラマ風写真。
2014年08月03日 17:00撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/3 17:00
ジオラマ風写真。
夕食は、いつものようにカップヌードル・リフィルとレトルト味玉。
2014年08月03日 17:35撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/3 17:35
夕食は、いつものようにカップヌードル・リフィルとレトルト味玉。
あと、やきとりの缶詰。ガスバーナーを買った割には、固形燃料の時と食べるものがあまり変わっていないのが悲しい。
2014年08月03日 17:35撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/3 17:35
あと、やきとりの缶詰。ガスバーナーを買った割には、固形燃料の時と食べるものがあまり変わっていないのが悲しい。
翌朝、目が覚めた時に、しばらく体の疲労度・筋肉痛と相談し、今日は無理をせず下山することにします。
2014年08月04日 07:09撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/4 7:09
翌朝、目が覚めた時に、しばらく体の疲労度・筋肉痛と相談し、今日は無理をせず下山することにします。
てくてく歩いて、みずがき山荘に到着。
2014年08月04日 09:23撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
8/4 9:23
てくてく歩いて、みずがき山荘に到着。
帰りの列車を待つあいだ、JR韮崎駅のそば屋で食べたきつねそば&山賊焼き。山賊焼きは、ニンニクのきいた鳥の竜田揚げのようなものでボリューミー(山賊="取り上げる"からきているとか)。ハーフサイズもあり。
2014年08月04日 11:44撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/4 11:44
帰りの列車を待つあいだ、JR韮崎駅のそば屋で食べたきつねそば&山賊焼き。山賊焼きは、ニンニクのきいた鳥の竜田揚げのようなものでボリューミー(山賊="取り上げる"からきているとか)。ハーフサイズもあり。
JR韮崎駅のホームから見た茅ヶ岳。
2014年08月04日 12:11撮影 by  DMC-FT20, Panasonic
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8/4 12:11
JR韮崎駅のホームから見た茅ヶ岳。
撮影機器:

感想

 今年2回目のテント泊をしに、富士見平まで行ってきました。
 初日に瑞牆山に登り、二日目に金峰山に登る予定でしたが、富士見小屋のテント場でテントを張り終えた途端、雷鳴と雨が襲ってきたため、初日はあきらめてテント内にいようとしました。

 ところが、1時間ほどで天候が回復したため、遅ればせながらアタックザックに荷物を詰めて瑞牆山に向かいました。予想以上の急登の連続で、大ヤスリ岩が見える基部まではなんとか登ったのですが、慣れないテント泊装備と久しぶりの山行で疲労を感じ始めたため、下山できる体力と集中力があるうちに引き返すことにしました。
 有名な岩が目の前に見え、山頂まであと少しということもわかっていたので、残念にも思いましたが、また今度チャレンジすることにしました。

 翌日も疲労と筋肉痛と相談し、今回は下見と割り切って、下山することにしました。このところの仕事の忙しさで久しぶりの山行だったにも関わらず、テント泊を欲張ってしまいました。
 どうにも情けない山行になりましたが、自分の体力を見極めて撤退できたので、よしとします。

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