青葉山・常布ノ滝・嫗仙ノ滝
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- GPS
- 06:17
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,056m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道292号線の標高1697m付近のカーブの路肩に駐車 ※常布の滝 天狗山スキー場の北側で、国道292号線の北側の林道ゲート ※嫗仙(おうせん)の滝 嫗仙の滝駐車場 (各駐車場間は車で移動) |
コース状況/ 危険箇所等 |
青葉山は国道292号線の最寄り地点の標高とほぼ同じ。 国土地理院の『標準地図』を『写真』に切り替えて見ると、国道と青葉山の間の所々が裸地化している状況が分かります。 頂上は平坦で広く、膝程度の笹薮です。 常布の滝は芳ヶ平分岐から笹の激薮です。 笹薮をトラバースする区間が長く、登山道が拓かれた当時に設置したと思われるステンレスの鎖が張られていますが、笹薮に埋もれて使えない所が多いです。 7月下旬に行った時よりピンクリボンが多く、ほぼその目印を追って歩けます。 常布の滝下温泉へは分岐の目印や標識がなく、滝下温泉へ行くなら入念な下調べが必要です。 トラバする斜面は滑りやすく、私(takayama2)はチェーンアイゼンで歩きました。 嫗仙の滝は一般登山道で、よく整備されています。 『山と高原地図』では往路30分、復路50分、駐車場は7〜8台。 ナビ設定は『嫗仙の滝駐車場』です。 |
その他周辺情報 | 下山後、『大滝乃湯』に入りました。(takayama2のみ) https://onsen-trip.com/kusatsu_ootakinoyu \980(別途貴重品ロッカー\100) |
写真
感想
今年七月に、チャツボミゴケ公園から芳ヶ平へ周回した折、
香草分岐で常布ノ滝展望台に寄りたくなりましたが、
チャツボミゴケ公園駐車場の閉鎖時刻が気になっており
心を残しながらも、そのまま下山しました。
調べると、常布ノ滝は日本百名瀑、そんな滝があるのに驚くと共に、
百名瀑の中でも近づくことの難しい滝の一つと分かり、
一人で行けそうになく、せめて展望台までと思っておりましたところ、
tamayama2さんにお誘い頂きました。
実際に訪れてみて、かつての遊歩道は深く笹に覆われており
背の延びた笹が目に当たりそうで、搔き分ける手に当たり、
指が切れる可能性があり、手袋は必須でしょう。
笹の根で滑りやすい巻き道にも苦労し、慎重に歩きましたが、
新しいピンクテープが頻繁にあり、気持ちの面で随分助けられました。
大地を揺るがす音を立てて流れ落ちる水しぶきを浴び、
素晴らしい滝を目にすることができた喜びは言葉になりません。
takayama2さんには、もう一つの素晴らしい滝を計画に入れて頂き
訪れることができたのも感謝です。
駐車場、遊歩道が良く整備され、急斜面も歩き易くなっています。
帰りの迂回路で見上げた、燃え上がるような紅葉は
天気に恵まれた秋の日の鮮やかな思い出になりそうです。
志賀草津道路は11月11日(金)から冬季閉鎖となりますので、その前日に行きました。
志賀草津道路 冬季閉鎖 https://www.pref.gunma.jp/06/h2810053.html
渋峠のライブカメラを見る限りでは、10日現在、道路に雪はなさそうでした。
青葉山は、前回行った時に山頂標識がありませんでしたので、今回は標識を取り付けるのが目的でした。
頂上は膝程度の深さの笹薮で、西側は草津白根山の山塊が大きいですが、東側は北の岩菅山から南の浅間山までがよく見えます。
現地で見ていた時は気付きませんでしたが、帰宅後、浅間山と鼻曲山との間に見えていた奥秩父の画像を拡大すると、富士山が微かに写っていました。
常布の滝は前回(本年7月25日)は、崩落現場までは行きましたが、そこから下が木の葉に隠されていて、滝まで降りられるのかどうかわからず、万座の熊四郎山へ行った後でもあり、時間的にも精神的にも余裕がなくて、崩落現場で滝の写真を撮っただけで引き返しました。
今回行ってみて気付いたことですが、7月下旬以降に行った人が気を利かして付けてくれたらしく、ピンクリボンが多くあり、それを追って進める状況でした。
常布の滝下温泉(野湯)へは目印がなく、前回は踏み跡を追って行ったのですが、今回は滝と野湯の分岐が不明瞭でした。
たった一ヶ所で、洞窟のような常布の滝下温泉へ入るより、あちこちで野湯に浸かれる毒水沢へ行った方が、解放感は抜群に素晴らしいと思います。
ヤマレコの記録を検索すると、『常布の滝』と『嫗仙の滝』を同日に行っているレコが二件あります。
この二つの滝はルートは全く対照的ですが、滝の美しさ&素晴らしさはどちらも目を見張るものがあります。
間近で見る常布の滝は見事な直瀑で、滝の両岸は異様な雰囲気の岩肌でした。
嫗仙の滝の『嫗』は一文字なら『おうな』と読みますが、老女のイメージは全く無いなまめかしい穴のある岩肌を温泉水が滑り落ちる流水美の極致という印象でした。
kyom4さんと一緒に歩きましたので予定していた行程を早く終えることができ、最後は『大滝乃湯』に入りました。
二つの滝では他の登山者や観光客には会いませんでしたが、政府の全国旅行支援の影響か、『大滝乃湯』の駐車場は平日にもかかわらず満車で、湯舟では多くの人がくつろいでいました。
午後から夕方にかけては、いつも時間が経つほどドライアイが酷いのですが、温泉で目をしっかり洗うとかなり症状が緩和されますので、最近は出来るだけ温泉は入るように心掛けています。
帰路、長野原〜中之条は今が紅葉の盛りで、ディープブルーの快晴下、錦秋の美しさに心酔するほどでした。
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