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Yamareco

記録ID: 4900553
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

青葉山・常布ノ滝・嫗仙ノ滝

2022年11月10日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:17
距離
10.0km
登り
1,046m
下り
1,056m

コースタイム

日帰り
山行
6:03
休憩
1:05
合計
7:08
6:06
33
スタート地点
6:39
6:39
25
7:04
7:04
0
9:24
9:55
134
12:09
12:10
13
12:23
12:56
18
13:14
嫗仙の滝駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
※青葉山
国道292号線の標高1697m付近のカーブの路肩に駐車
※常布の滝
天狗山スキー場の北側で、国道292号線の北側の林道ゲート
※嫗仙(おうせん)の滝
嫗仙の滝駐車場
(各駐車場間は車で移動)
コース状況/
危険箇所等
青葉山は国道292号線の最寄り地点の標高とほぼ同じ。
国土地理院の『標準地図』を『写真』に切り替えて見ると、国道と青葉山の間の所々が裸地化している状況が分かります。
頂上は平坦で広く、膝程度の笹薮です。

常布の滝は芳ヶ平分岐から笹の激薮です。
笹薮をトラバースする区間が長く、登山道が拓かれた当時に設置したと思われるステンレスの鎖が張られていますが、笹薮に埋もれて使えない所が多いです。
7月下旬に行った時よりピンクリボンが多く、ほぼその目印を追って歩けます。
常布の滝下温泉へは分岐の目印や標識がなく、滝下温泉へ行くなら入念な下調べが必要です。
トラバする斜面は滑りやすく、私(takayama2)はチェーンアイゼンで歩きました。

嫗仙の滝は一般登山道で、よく整備されています。
『山と高原地図』では往路30分、復路50分、駐車場は7〜8台。
ナビ設定は『嫗仙の滝駐車場』です。
その他周辺情報 下山後、『大滝乃湯』に入りました。(takayama2のみ)
https://onsen-trip.com/kusatsu_ootakinoyu
\980(別途貴重品ロッカー\100)
青葉山へ行く途中で日の出
2022年11月10日 06:15撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 6:15
青葉山へ行く途中で日の出
朝日の当たる逢ノ峰方面
皆既月食を過ぎたばかりの月が綺麗でした。
2022年11月10日 06:21撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 6:21
朝日の当たる逢ノ峰方面
皆既月食を過ぎたばかりの月が綺麗でした。
青葉山頂上に山名標識を取り付けました。
(逆光の為、明るさ調整)
2022年11月10日 06:35撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 6:35
青葉山頂上に山名標識を取り付けました。
(逆光の為、明るさ調整)
中央やや左寄りの針葉樹のピークが逢ノ峰
その左は鏡池の火口丘
右のなだらかなピークは白根神社奥宮のあるピーク
2022年11月10日 06:35撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 6:35
中央やや左寄りの針葉樹のピークが逢ノ峰
その左は鏡池の火口丘
右のなだらかなピークは白根神社奥宮のあるピーク
奥は日光白根山〜男体山〜赤城山
2022年11月10日 06:37撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 6:37
奥は日光白根山〜男体山〜赤城山
奥で、お日様の左下は赤城山、右下は榛名山、
右の大きな▲は浅間隠山
2022年11月10日 06:45撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 6:45
奥で、お日様の左下は赤城山、右下は榛名山、
右の大きな▲は浅間隠山
右の浅間山と左の鼻曲山の間は奥秩父
2022年11月10日 06:51撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 6:51
右の浅間山と左の鼻曲山の間は奥秩父
奥秩父の画像を拡大すると国師ヶ岳の右奥に富士山が写っていました。
2022年11月10日 06:45撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 6:45
奥秩父の画像を拡大すると国師ヶ岳の右奥に富士山が写っていました。
【ここから常布の滝関係】
芳ヶ平への途中から常布の滝
(山と高原地図には香草と書かれている地点)
2022年11月10日 07:54撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 7:54
【ここから常布の滝関係】
芳ヶ平への途中から常布の滝
(山と高原地図には香草と書かれている地点)
芳ヶ平への登山道から常布の滝への入口
この「立入禁止」は一般登山者向けの看板
2022年11月10日 08:09撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 8:09
芳ヶ平への登山道から常布の滝への入口
この「立入禁止」は一般登山者向けの看板
常布の滝へ到着
2022年11月10日 09:29撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:29
常布の滝へ到着
直瀑の見応えのある滝
2022年11月10日 09:30撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:30
直瀑の見応えのある滝
滝の両側は異様な雰囲気の絶壁
2022年11月10日 09:30撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:30
滝の両側は異様な雰囲気の絶壁
鉄分?の黄色と緑の苔
2022年11月10日 09:31撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:31
鉄分?の黄色と緑の苔
何万年もの地層の境目は見えませんでした。
2022年11月10日 09:31撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:31
何万年もの地層の境目は見えませんでした。
滝壺
深さは目測で1.5m程度
2022年11月10日 09:32撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:32
滝壺
深さは目測で1.5m程度
絶壁の上部は地層の色が全く異なります。
2022年11月10日 09:33撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:33
絶壁の上部は地層の色が全く異なります。
地面の一部にみられる深緑色の苔
2022年11月10日 09:36撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:36
地面の一部にみられる深緑色の苔
滝全体が広範囲に眺められる、中央のやや傾いた岩場
左の三角の岩場へも行って行けないことはありません。
右は只の尖った岩(ピナクルとは言えないほどの小規模)
2022年11月10日 09:37撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:37
滝全体が広範囲に眺められる、中央のやや傾いた岩場
左の三角の岩場へも行って行けないことはありません。
右は只の尖った岩(ピナクルとは言えないほどの小規模)
対岸に洞窟状の穴が見えました。
暗くて奥が見上げられませんでしたが、石筍状の物があり、天井とはつながってなさそうでした。
2022年11月10日 09:41撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:41
対岸に洞窟状の穴が見えました。
暗くて奥が見上げられませんでしたが、石筍状の物があり、天井とはつながってなさそうでした。
滝から榛名山がよく見えました。
手前は暮坂峠の南の高間山と思われます。
2022年11月10日 09:47撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:47
滝から榛名山がよく見えました。
手前は暮坂峠の南の高間山と思われます。
滝へ下る手前の崖崩れ現場(足場は安定しています)
7月下旬に来た時は崖から下が木の葉で隠されて下れるかどうかわからず、ここで引き返しました。
【常布の滝はここまで】
2022年11月10日 09:50撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 9:50
滝へ下る手前の崖崩れ現場(足場は安定しています)
7月下旬に来た時は崖から下が木の葉で隠されて下れるかどうかわからず、ここで引き返しました。
【常布の滝はここまで】
【ここから嫗仙の滝】
滝壺の手前から
2022年11月10日 12:35撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 12:35
【ここから嫗仙の滝】
滝壺の手前から
火山性特有の岩肌
左の小滝は地層の境目から流出しています。
2022年11月10日 12:37撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 12:37
火山性特有の岩肌
左の小滝は地層の境目から流出しています。
滝壺
温泉水の影響で少し白濁していて、水深は分かりませんでしたが、深そうな感じでした。
常布の滝は水しぶきは全くありませんでしたが、こちらはしぶきが結構吹き付けました。
2022年11月10日 12:39撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 12:39
滝壺
温泉水の影響で少し白濁していて、水深は分かりませんでしたが、深そうな感じでした。
常布の滝は水しぶきは全くありませんでしたが、こちらはしぶきが結構吹き付けました。
滝の岩肌の穴
2022年11月10日 12:39撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 12:39
滝の岩肌の穴
同じ写真を何度も撮ってしまう。
2022年11月10日 12:40撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 12:40
同じ写真を何度も撮ってしまう。
帰路はカエデが綺麗で、緩やかな上りでした。
2022年11月10日 13:09撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 13:09
帰路はカエデが綺麗で、緩やかな上りでした。
観光客向けの注意看板
よく整備され、登山者なら問題ありません。
2022年11月10日 13:23撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 13:23
観光客向けの注意看板
よく整備され、登山者なら問題ありません。
行きはこの看板を見落としました(takayama2)。
帰りはこの迂回路を上がりました。
2022年11月10日 13:23撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 13:23
行きはこの看板を見落としました(takayama2)。
帰りはこの迂回路を上がりました。
駐車場から滝への入口
2022年11月10日 13:31撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 13:31
駐車場から滝への入口
嫗仙の滝案内図
2022年11月10日 13:31撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 13:31
嫗仙の滝案内図
滝へのコース、時間などの説明文
「女性的な雰囲気を醸し出している」とあります。
2022年11月10日 13:31撮影 by  iPhone 13, Apple
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11/10 13:31
滝へのコース、時間などの説明文
「女性的な雰囲気を醸し出している」とあります。

感想

今年七月に、チャツボミゴケ公園から芳ヶ平へ周回した折、
香草分岐で常布ノ滝展望台に寄りたくなりましたが、
チャツボミゴケ公園駐車場の閉鎖時刻が気になっており
心を残しながらも、そのまま下山しました。

調べると、常布ノ滝は日本百名瀑、そんな滝があるのに驚くと共に、
百名瀑の中でも近づくことの難しい滝の一つと分かり、
一人で行けそうになく、せめて展望台までと思っておりましたところ、
tamayama2さんにお誘い頂きました。

実際に訪れてみて、かつての遊歩道は深く笹に覆われており
背の延びた笹が目に当たりそうで、搔き分ける手に当たり、
指が切れる可能性があり、手袋は必須でしょう。
笹の根で滑りやすい巻き道にも苦労し、慎重に歩きましたが、
新しいピンクテープが頻繁にあり、気持ちの面で随分助けられました。
大地を揺るがす音を立てて流れ落ちる水しぶきを浴び、
素晴らしい滝を目にすることができた喜びは言葉になりません。

takayama2さんには、もう一つの素晴らしい滝を計画に入れて頂き
訪れることができたのも感謝です。
駐車場、遊歩道が良く整備され、急斜面も歩き易くなっています。
帰りの迂回路で見上げた、燃え上がるような紅葉は
天気に恵まれた秋の日の鮮やかな思い出になりそうです。

志賀草津道路は11月11日(金)から冬季閉鎖となりますので、その前日に行きました。
志賀草津道路 冬季閉鎖 https://www.pref.gunma.jp/06/h2810053.html
渋峠のライブカメラを見る限りでは、10日現在、道路に雪はなさそうでした。

青葉山は、前回行った時に山頂標識がありませんでしたので、今回は標識を取り付けるのが目的でした。
頂上は膝程度の深さの笹薮で、西側は草津白根山の山塊が大きいですが、東側は北の岩菅山から南の浅間山までがよく見えます。
現地で見ていた時は気付きませんでしたが、帰宅後、浅間山と鼻曲山との間に見えていた奥秩父の画像を拡大すると、富士山が微かに写っていました。

常布の滝は前回(本年7月25日)は、崩落現場までは行きましたが、そこから下が木の葉に隠されていて、滝まで降りられるのかどうかわからず、万座の熊四郎山へ行った後でもあり、時間的にも精神的にも余裕がなくて、崩落現場で滝の写真を撮っただけで引き返しました。
今回行ってみて気付いたことですが、7月下旬以降に行った人が気を利かして付けてくれたらしく、ピンクリボンが多くあり、それを追って進める状況でした。
常布の滝下温泉(野湯)へは目印がなく、前回は踏み跡を追って行ったのですが、今回は滝と野湯の分岐が不明瞭でした。
たった一ヶ所で、洞窟のような常布の滝下温泉へ入るより、あちこちで野湯に浸かれる毒水沢へ行った方が、解放感は抜群に素晴らしいと思います。

ヤマレコの記録を検索すると、『常布の滝』と『嫗仙の滝』を同日に行っているレコが二件あります。
この二つの滝はルートは全く対照的ですが、滝の美しさ&素晴らしさはどちらも目を見張るものがあります。
間近で見る常布の滝は見事な直瀑で、滝の両岸は異様な雰囲気の岩肌でした。
嫗仙の滝の『嫗』は一文字なら『おうな』と読みますが、老女のイメージは全く無いなまめかしい穴のある岩肌を温泉水が滑り落ちる流水美の極致という印象でした。

kyom4さんと一緒に歩きましたので予定していた行程を早く終えることができ、最後は『大滝乃湯』に入りました。
二つの滝では他の登山者や観光客には会いませんでしたが、政府の全国旅行支援の影響か、『大滝乃湯』の駐車場は平日にもかかわらず満車で、湯舟では多くの人がくつろいでいました。

午後から夕方にかけては、いつも時間が経つほどドライアイが酷いのですが、温泉で目をしっかり洗うとかなり症状が緩和されますので、最近は出来るだけ温泉は入るように心掛けています。

帰路、長野原〜中之条は今が紅葉の盛りで、ディープブルーの快晴下、錦秋の美しさに心酔するほどでした。

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