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Yamareco

記録ID: 4859885
全員に公開
ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

入道沢鉱山跡探訪〜青葉山登山

2022年10月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:51
距離
8.9km
登り
502m
下り
485m

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
0:23
合計
5:51
6:25
6:25
55
殺生河原・白根草津分岐
7:20
7:20
72
木段最上段
8:32
8:34
17
遭難碑
8:51
8:55
16
坑道口
9:11
9:12
21
遭難碑
9:33
9:35
30
作業道終点
10:05
10:07
25
国道駐車場
10:32
10:44
55
11:39
白根火山ロープウェイ山麓駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白根火山RW跡地に駐車
(平日は工事車両が駐車、一般車両は駐車スペースが制限される)
※志賀草津道路は11月11日(金)、天狗山ゲートから先が冬季閉鎖となります。
コース状況/
危険箇所等
白根火山RW跡地から入道沢の滑滝近くの作業小屋まで刈り払いされていた。
危険個所はないが、入道沢へ下降する際、崖になっていて降りられない所がある。
鉱山跡のみが目的で行くなら、沢が合流する所を渡るのが無難。
その他周辺情報 草津温泉 西の河原露天風呂
http://sainokawara.com/konyoku.html
日の出前
右奥は榛名山
2022年10月30日 05:53撮影 by  iPhone 13, Apple
4
10/30 5:53
日の出前
右奥は榛名山
登山道なの?
左は殺生河原、右は白根・草津と表示有り
2022年10月30日 06:25撮影 by  iPhone 13, Apple
1
10/30 6:25
登山道なの?
左は殺生河原、右は白根・草津と表示有り
途中に廃墟のような設備があった。
2022年10月30日 06:43撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 6:43
途中に廃墟のような設備があった。
送水設備らしいが、接続のパイプは外れている。
2022年10月30日 07:04撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 7:04
送水設備らしいが、接続のパイプは外れている。
途中、高低差約70m、距離にして約200mの木段有り
この木段は歩く人の歩幅にほぼ適合していた。
2022年10月30日 07:10撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 7:10
途中、高低差約70m、距離にして約200mの木段有り
この木段は歩く人の歩幅にほぼ適合していた。
木段を上から見下ろす。
2022年10月30日 07:16撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 7:16
木段を上から見下ろす。
白いズリ(ボタ山)が見えてきた。
ズリ
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%BA%E3%83%AA
2022年10月30日 07:27撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 7:27
白いズリ(ボタ山)が見えてきた。
ズリ
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%BA%E3%83%AA
所々にある大きなタンク状の中をのぞくと水が勢いよく沸き上がっていた(蓋はなかった)。
2022年10月30日 07:45撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 7:45
所々にある大きなタンク状の中をのぞくと水が勢いよく沸き上がっていた(蓋はなかった)。
水流を繋ぐ地点のタンクと塩ビのパイプ
2022年10月30日 07:45撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 7:45
水流を繋ぐ地点のタンクと塩ビのパイプ
ボタ山の右下が採鉱跡
2022年10月30日 08:03撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 8:03
ボタ山の右下が採鉱跡
国土地理院の『写真』かグーグルアースでも表示される。
2022年10月30日 08:13撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 8:13
国土地理院の『写真』かグーグルアースでも表示される。
碑盤が埋め込まれた大きな岩
2022年10月30日 08:32撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 8:32
碑盤が埋め込まれた大きな岩
木の影で読みにくいが肉眼では読めた。
2022年10月30日 08:32撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 8:32
木の影で読みにくいが肉眼では読めた。
上は坑道入口の天井、奥はコンクリの壁。
奥を歩いていた時、地下に水の流れる音が聞こえた。
ケーブルの構造から、地中の斜め下の奥から採掘していたのだろうか?
2022年10月30日 08:52撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 8:52
上は坑道入口の天井、奥はコンクリの壁。
奥を歩いていた時、地下に水の流れる音が聞こえた。
ケーブルの構造から、地中の斜め下の奥から採掘していたのだろうか?
撮影失敗
二箱ともダイナマイトと書かれているが、中身は金具類
2022年10月30日 08:54撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 8:54
撮影失敗
二箱ともダイナマイトと書かれているが、中身は金具類
手前はさび付いた鉄パイプ
奥は採掘絋入口を西から見た様子
2022年10月30日 08:59撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 8:59
手前はさび付いた鉄パイプ
奥は採掘絋入口を西から見た様子
東側は開けていて展望が良い。
右は松岩山かな?
2022年10月30日 09:06撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 9:06
東側は開けていて展望が良い。
右は松岩山かな?
帰りは雲で日陰となり、明瞭に読める。
私はまだ小学校入学以前だった。
2022年10月30日 09:11撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 9:11
帰りは雲で日陰となり、明瞭に読める。
私はまだ小学校入学以前だった。
大きな岩なので見つけやすかった。
2022年10月30日 09:11撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 9:11
大きな岩なので見つけやすかった。
青葉山へ上がる途中から振り返る。
2022年10月30日 09:23撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 9:23
青葉山へ上がる途中から振り返る。
3年前のヤマレコにある滑滝
2022年10月30日 09:30撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 9:30
3年前のヤマレコにある滑滝
滑滝を見上げる左上方に作業小屋があり、ドアにカギが掛かってなかったので中を見たら配電盤らしいものがあった。
ここまでの作業道は刈り払いされていたので、定期的に作業員が来るのだろうか?
2022年10月30日 09:33撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 9:33
滑滝を見上げる左上方に作業小屋があり、ドアにカギが掛かってなかったので中を見たら配電盤らしいものがあった。
ここまでの作業道は刈り払いされていたので、定期的に作業員が来るのだろうか?
度々振り返り、ボタ山に別れを告げる。
2022年10月30日 09:45撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 9:45
度々振り返り、ボタ山に別れを告げる。
左上のピークに白根神社奥宮がある。
白根神社奥宮
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=38073
2022年10月30日 09:45撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 9:45
左上のピークに白根神社奥宮がある。
白根神社奥宮
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=38073
青葉山へ上がる途中から
逢ノ峰〜入道沢左岸尾根(絶壁が連なる)
2022年10月30日 10:05撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 10:05
青葉山へ上がる途中から
逢ノ峰〜入道沢左岸尾根(絶壁が連なる)
右=逢ノ峰
左=鏡池北東の標高2110mピーク
2022年10月30日 10:05撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 10:05
右=逢ノ峰
左=鏡池北東の標高2110mピーク
西側方向
右端はR292、標高1772.4m北側の駐車場の観光案内板
高い鉄柱はソーラーパネル付きの火山観測設備
2022年10月30日 10:05撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 10:05
西側方向
右端はR292、標高1772.4m北側の駐車場の観光案内板
高い鉄柱はソーラーパネル付きの火山観測設備
R292を下る途中から
浅間隠山〜鼻曲山〜小浅間山〜浅間山の頂上
この後、浅間山は雲の隠され、見えなくなった。
2022年10月30日 10:09撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 10:09
R292を下る途中から
浅間隠山〜鼻曲山〜小浅間山〜浅間山の頂上
この後、浅間山は雲の隠され、見えなくなった。
R292から青葉山へ行く途中、奥が青葉山頂上
錆びた鉄柵があり、スキー場の名残りか?
2022年10月30日 10:20撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 10:20
R292から青葉山へ行く途中、奥が青葉山頂上
錆びた鉄柵があり、スキー場の名残りか?
青葉山頂上付近から西側
奥は右が榛名山、左は赤城山
2022年10月30日 10:36撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 10:36
青葉山頂上付近から西側
奥は右が榛名山、左は赤城山
榛名山〜浅間隠山
2022年10月30日 10:36撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 10:36
榛名山〜浅間隠山
左奥は赤城山、右奥は榛名山、右手前は高間山
2022年10月30日 10:37撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 10:37
左奥は赤城山、右奥は榛名山、右手前は高間山
逢ノ峰方面
2022年10月30日 10:43撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 10:43
逢ノ峰方面
本白根山展望所方面
2022年10月30日 10:43撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 10:43
本白根山展望所方面
白根火山RW跡地へ下る途中、北側に見えたボタ山
2022年10月30日 11:15撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 11:15
白根火山RW跡地へ下る途中、北側に見えたボタ山
絶壁を彩る紅葉
2022年10月30日 11:27撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 11:27
絶壁を彩る紅葉
RW跡地の青葉山レストラン
2022年10月30日 11:36撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 11:36
RW跡地の青葉山レストラン
駐車場の奥で巨大な砂防堰堤が建造中
完成しているようだった。
2022年10月30日 11:37撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 11:37
駐車場の奥で巨大な砂防堰堤が建造中
完成しているようだった。
RWが稼働していた頃の山麓駅
2022年10月30日 11:38撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 11:38
RWが稼働していた頃の山麓駅
『これより奥は関係者以外立ち入り禁止』の看板あり、ロープが張られていた。
奥は草津国際スキー場の青葉山ゲレンデ
2022年10月30日 11:40撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/30 11:40
『これより奥は関係者以外立ち入り禁止』の看板あり、ロープが張られていた。
奥は草津国際スキー場の青葉山ゲレンデ

感想

群馬県と長野県の県境に毛無峠があり、その南西に小串硫黄鉱山跡があります。
そこから東へ吾妻硫黄鉱山跡、石津硫黄鉱山跡、白根硫黄鉱山跡の計四つの鉱山跡があります。

このほか、谷沢川の支流の入道沢源流域には入道沢硫黄鉱山跡があります。
『入道沢鉱山跡』でネット検索し、上位に表示される数件を参考にしました。
この鉱山跡は対岸から全容が眺められるだけあって、壮観でした。
ピンポイントで探訪するため、草津から芳ヶ平に至る登山道は使わず、白根火山RW跡地から鉱山跡へ向かいました。
この作業道は3年前にヤマレコのパーティーが下っており、それを使わせていただきました。
記録を挙げて下さったパーティーには厚く御礼申し上げます。

以前、白根火山RW跡地の横を通った際、平日なので工事中でした。
もう工事は終わっているかどうかは確認しないまま行きましたが、駐車場の奥へは一般車両は立入禁止でした。
登山スタート後、二度ほど間違って進んで引き返しましたが、幸い大幅な時間ロスにはなりませんでした。
この作業道を歩いてみて驚いたのは綺麗に刈り払いされていたことでした。
笹は勿論、小さな灌木やススキまで払われていました。
過去レコを読み、草ぼうぼうの廃道ではないだろうかと思っていましたが、現役の作業道らしいです。

作業道の途中から沢に下りましたが、これが唯一の難所でした。
沢に下る笹原は見えるのですが、その下の笹の陰で見えない所が場所によっては掴まるもののない土の崩れた急斜面でした。

対岸に渡り、ボタ山の斜面はそれほど歩きにくくはなかったです。
坑道入口は色んな物が散乱した状態で、鉄製の物全てが甚だしく錆びていました。
ズリその物も酸化して茶色になっている所がありました。
遭難碑には【1956年1月31日 雪崩のためこゝに十四人の尊い生命が永遠に眠ってしまった】と記されていました。
昔は九州や北海道の炭鉱でしばしば落盤事故があり、多くの犠牲者が出たことを思い出しました。

帰路、適当な所から青葉山へ向かって上がりました。
所々に小さなダケカンバがあり、スギゴケの多い歩きやすい斜面でした。
行く前は笹の激薮ではないだろうかと予想していましたが、笹薮は国道の駐車場の西側で、沢の両岸だけでした。
ここも沢に下るルーファイを間違うと危険を伴う急斜面でした。

R292沿いの駐車場へ上がった時点では二台だけでしたが、国道は車がとても多く、できるだけ横断しない形で、青葉山へ至近距離の地点に下りました。

青葉山もグーグルアース、または国土地理院の地形図の写真で表示されますが、所々裸地化しています。
山頂は平らで広く、カラマツが数本ある以外は膝の高さ程度の笹薮でした。
地形図に山名と標高が書かれていますが、来る人が全くいないと思われ、山名板などは探しても見当たりませんでした。

青葉山から南へ笹に掴まって薮を下れば早く下山できそうでしたが、安全策を取って国道を下り、途中から工事用車道を歩き、出来たばかりの巨大な砂防堰堤を抜けて下山しました。

時間が早かったので草津の『西の河原 露天風呂』に入りました。
入浴料金は700円で、キー付きロッカーを使う場合は別途100円です。
毎週金曜日の17:30〜20:00は男性用の露天風呂が混浴可となるようです。
ずっと以前は遊歩道から露天風呂が丸見えでしたが、目隠し用の板が設置されてからは初めてでした。
広くていい露天風呂ですが、洗い場のないのが残念です。

★☆青葉山の記録は↓を参考にしました☆★
http://www.gekiyabu.sakura.ne.jp/public/2017/170624_2%20aobayama/aobayama.html
この駐車スペースは、最近まで国道の擁壁工事中で停められませんでしたが、もう工事は終わっていました。

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