入道沢鉱山跡探訪〜青葉山登山
- GPS
- 05:51
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 502m
- 下り
- 485m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 5:51
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(平日は工事車両が駐車、一般車両は駐車スペースが制限される) ※志賀草津道路は11月11日(金)、天狗山ゲートから先が冬季閉鎖となります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白根火山RW跡地から入道沢の滑滝近くの作業小屋まで刈り払いされていた。 危険個所はないが、入道沢へ下降する際、崖になっていて降りられない所がある。 鉱山跡のみが目的で行くなら、沢が合流する所を渡るのが無難。 |
その他周辺情報 | 草津温泉 西の河原露天風呂 http://sainokawara.com/konyoku.html |
写真
感想
群馬県と長野県の県境に毛無峠があり、その南西に小串硫黄鉱山跡があります。
そこから東へ吾妻硫黄鉱山跡、石津硫黄鉱山跡、白根硫黄鉱山跡の計四つの鉱山跡があります。
このほか、谷沢川の支流の入道沢源流域には入道沢硫黄鉱山跡があります。
『入道沢鉱山跡』でネット検索し、上位に表示される数件を参考にしました。
この鉱山跡は対岸から全容が眺められるだけあって、壮観でした。
ピンポイントで探訪するため、草津から芳ヶ平に至る登山道は使わず、白根火山RW跡地から鉱山跡へ向かいました。
この作業道は3年前にヤマレコのパーティーが下っており、それを使わせていただきました。
記録を挙げて下さったパーティーには厚く御礼申し上げます。
以前、白根火山RW跡地の横を通った際、平日なので工事中でした。
もう工事は終わっているかどうかは確認しないまま行きましたが、駐車場の奥へは一般車両は立入禁止でした。
登山スタート後、二度ほど間違って進んで引き返しましたが、幸い大幅な時間ロスにはなりませんでした。
この作業道を歩いてみて驚いたのは綺麗に刈り払いされていたことでした。
笹は勿論、小さな灌木やススキまで払われていました。
過去レコを読み、草ぼうぼうの廃道ではないだろうかと思っていましたが、現役の作業道らしいです。
作業道の途中から沢に下りましたが、これが唯一の難所でした。
沢に下る笹原は見えるのですが、その下の笹の陰で見えない所が場所によっては掴まるもののない土の崩れた急斜面でした。
対岸に渡り、ボタ山の斜面はそれほど歩きにくくはなかったです。
坑道入口は色んな物が散乱した状態で、鉄製の物全てが甚だしく錆びていました。
ズリその物も酸化して茶色になっている所がありました。
遭難碑には【1956年1月31日 雪崩のためこゝに十四人の尊い生命が永遠に眠ってしまった】と記されていました。
昔は九州や北海道の炭鉱でしばしば落盤事故があり、多くの犠牲者が出たことを思い出しました。
帰路、適当な所から青葉山へ向かって上がりました。
所々に小さなダケカンバがあり、スギゴケの多い歩きやすい斜面でした。
行く前は笹の激薮ではないだろうかと予想していましたが、笹薮は国道の駐車場の西側で、沢の両岸だけでした。
ここも沢に下るルーファイを間違うと危険を伴う急斜面でした。
R292沿いの駐車場へ上がった時点では二台だけでしたが、国道は車がとても多く、できるだけ横断しない形で、青葉山へ至近距離の地点に下りました。
青葉山もグーグルアース、または国土地理院の地形図の写真で表示されますが、所々裸地化しています。
山頂は平らで広く、カラマツが数本ある以外は膝の高さ程度の笹薮でした。
地形図に山名と標高が書かれていますが、来る人が全くいないと思われ、山名板などは探しても見当たりませんでした。
青葉山から南へ笹に掴まって薮を下れば早く下山できそうでしたが、安全策を取って国道を下り、途中から工事用車道を歩き、出来たばかりの巨大な砂防堰堤を抜けて下山しました。
時間が早かったので草津の『西の河原 露天風呂』に入りました。
入浴料金は700円で、キー付きロッカーを使う場合は別途100円です。
毎週金曜日の17:30〜20:00は男性用の露天風呂が混浴可となるようです。
ずっと以前は遊歩道から露天風呂が丸見えでしたが、目隠し用の板が設置されてからは初めてでした。
広くていい露天風呂ですが、洗い場のないのが残念です。
★☆青葉山の記録は↓を参考にしました☆★
http://www.gekiyabu.sakura.ne.jp/public/2017/170624_2%20aobayama/aobayama.html
この駐車スペースは、最近まで国道の擁壁工事中で停められませんでしたが、もう工事は終わっていました。
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