白山（別当出合〜）

2014年08月03日(日) ~ 2014年08月04日(月)

• GPS: 09:47
• 距離: 14.3km
• 登り: 942m
• 下り: 1,477m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:16
• 休憩: 0:44
• 合計: 9:00

9:00 別当出合
10:10 10:15 別当坂分岐
13:11 13:14 黒ボコ岩
13:44 13:59 白山室堂
14:43 14:55 白山
15:29 15:30 翠ヶ池
16:36 16:44 白山室堂
18:00 南竜山荘

2日目

• 山行: 2:27
• 休憩: 0:33
• 合計: 3:00

6:50 南竜山荘
7:27 7:30 南竜分岐
7:43 8:06 甚之助避難小屋
8:26 8:28 別当覗
8:57 9:02 中飯場
9:50 別当出合

・1日目
　別当出合から観光新道にて御前峰登頂後、お池巡りショートコースで 室堂に戻りエコーライン経由で南竜山荘へ。南竜ヶ馬場野営場でテント泊。
・2日目
　南竜湿原に早朝散歩後、南竜山荘から南竜分岐、砂防新道にて別当出合に下山。　　

天候

8月3日（一日目）　曇り稀に雨（遠望は概ねガス）。おかげで涼しかった。
8月4日（二日目）　小雨のち曇り（遠望は概ねガス）。降ったり止んだりの繰り返しで、そこそこ涼しかった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

1．市ノ瀬ビジターセンター（750台駐車可。駐車料金無料）
　・ビジターセンター入口付近に登山届ポストあり
　・トイレ、水場あり
2．マイカー交通規制により市ノ瀬〜別当出合までシャトルバス乗車（片道500円）
　別当出合マイカー規制日・シャトルバス運行情報は白山ベストガイドを参照↓
　http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/tozaninf/peak.html

コース状況／危険箇所等

1．登山コースweb概要
　白山ベストガイドを参照↓
　http://www.kagahakusan.jp/file/info/tozan.html

2．登山届ポスト
　市ノ瀬ビジターセンター及び別当出合にあり

3．登山口
　・観光新道　別当出合の吊り橋の左側にあり（吊り橋は渡りません）
　・砂防新道　別当出合の吊り橋が登山道入口を兼ねてます

4．トイレ
　・別当出合
　・鶴ヶ池避難小屋（仮設トイレボックス2コ）
　・室堂センター
　・南竜山荘（南竜ケ馬場野営場にもトイレあり）
　・甚之助避難小屋
　・中飯場

5．水場
　・別当出合
　・室堂センター
　・南竜山荘（南竜ケ馬場野営場にも水場（炊事場）あり）
　・甚之助避難小屋
　・中飯場（要煮沸）

6．登山道の状況
　別当出合〜室堂まで登山道及び登山に影響を及ぼす箇所に残雪なし、完全な夏道です。御前峰〜室堂のお池巡りショートコースに残雪あるも仮に転倒したとしても滑落の危険なくアイゼン不要です。
　a．観光新道（黒ボコ岩まで）
　　・前半の石段は濡れてると滑り易いので下山利用時転倒注意
　　・前半は急登ですがその後は展望も良くて迷うこともない
　　・水場が室堂まで無いので注意（別当出合に水場あり）
　　・一部岩場の片側が切れ落ちた巻き道あり下山時踏み外しによる滑落注意
　b．黒ボコ岩〜御前峰
　　・日中は登山者で混雑してるのですれ違いに注意
　c．御前峰〜お池巡りショートコース〜室堂
　　・残雪が一部あるも斜度なく滑落の危険なし。アイゼン不要です
　　・途中に3か所ほどコース図案内板ありガスっても迷いにくい
　　・登山道に少しゴロ石がある箇所あり転倒注意
　d．エコーライン（室堂〜南竜分岐）
　　・日中は登山者で混雑してるのですれ違いに注意
　e．南竜道（南竜ヶ馬場野営場〜南竜分岐）
　　・一か所だけプチ岩場あり踏み外しによる転倒滑落注意
　　・南竜湿原の木道が何箇所か破損してるので転倒注意
　f．砂防新道
　　・石段は濡れてると滑り易いので下山利用時転倒注意
　　・日中は登山者で混雑してるのですれ違いに注意
　　・別当出合への下山用一方通行ルートに「落石注意」の看板あり

7．山小屋・避難小屋情報
　a．南竜山荘・南竜ヶ馬場野営場
　　テント泊1人300円（炊事場・トイレあり。水利用無料）
　　http://city-hakusan.com/hakusan/naryusanso/
　b．その他施設は白山ベストガイド参照
　　http://www.kagahakusan.jp/file/shisetu/etc.html
　c．甚之助避難小屋情報（休憩時利用しました）
　　・トイレ（男女別）、水あり
　　・毛布3，4枚置いてあったと思う
　　・10人ほど宿泊できそう
　　・端っこに1畳半ほどカーテンレール設置あり女性の着替えで利用できそう　　
　　・土間が広く靴を履いたまま休憩利用可能

その他周辺情報

１．最寄りの立ち寄り温泉
　・永井旅館（白山温泉）　600円　市ノ瀬ビジターセンターより徒歩１０秒.
　　　男湯の場合、内湯のみで洗い場含め10人で満員。混雑時は避けたい。
　　　当日は空いてて浴室に裏山からの涼風が入り最高に気持ち良かった。
　　　http://www.mountaintrad.co.jp/ishikawa/hks/nagai/data.html
　・白山展望の湯（白山まるごと体験村施設内）　　
　　　http://shiramine.kokoronogohan.com/2006/09/post_27.html
　・白峰温泉総湯
　　　http://shiramine-m.com/

２．最寄りの道の駅的施設
　・白峰特産品販売施設「菜さい」(白峰温泉総湯のすぐそば）
　　　http://www.urara-hakusanbito.com/gourmet/view/812
　・道の駅瀬女（石川県白山市）
　　　http://hakusan.noto-p.com/shopping/road_station_sena/
　・まちの駅 レストラン和た里（福井県勝山市）
　　　http://www.net-katsuyama.jp/docs/member/detail.php?cd=11

写真

ハクサンフウロ、タテヤマウツボグサ、シモツケソウ

装備

個人装備

ｻﾞｯｸ36L(1) ﾂｪﾙﾄ・張網ﾍﾟｸﾞｾｯﾄ(1) ｼｭﾗﾌ(1) ｼｭﾗﾌﾏｯﾄ(1) ｼｭﾗﾌｶﾊﾞｰ(1) ｶﾞｽｺﾝﾛ･ｺｯﾍﾙｾｯﾄ(1) ﾍｯﾄﾞﾗﾝﾌﾟ(兼ﾗﾝﾀﾝ)(2) 水筒(兼湯たんぽ)(1) 25L防水袋(1) ﾛｰﾌﾟｽﾘﾝｸﾞﾋﾞﾗﾊﾟｯｸ(1) ｻﾞｯｸｶﾊﾞｰ(1) ﾚｲﾝｳｪｱｾｯﾄ(1) ﾚｲﾝｸﾞﾛｰﾌﾞ(1) ｲﾝﾅｰｸﾞﾛｰﾌﾞ(1) ﾗｲﾄｸﾞﾛｰﾌﾞ(1) ﾋﾞｰﾆｰ(1) ﾊﾞﾗｸﾗﾊﾞ(1) 帽子・ｻﾝｸﾞﾗｽ(1) 日焼け止め・虫よけｾｯﾄ(1) ﾀﾞﾌﾞﾙｽﾄｯｸ(1) GPS(1) ｺﾝﾊﾟｽ(1) 地形図(1) 山行計画書(1) 温度計･ﾌｨｰﾙﾄﾞﾉｰﾄ(1) ﾎｲｯｽﾙ･ﾅｲﾌ(1) ｴﾏｰｼﾞｪﾝｼｰﾊﾟｯｸ(1) ﾊﾞｯﾃﾘｰﾊﾟｯｸ(1) ﾀｵﾙ･ﾃｨｯｼｭ一式(1) 替着 (靴下下着)(1) 主食ﾊﾟｯｸ(1) 副食ﾊﾟｯｸ(1) 行動食ﾊﾟｯｸ(1) 非常食ﾊﾟｯｸ(1) 上 ﾄﾞﾗｲ(1) 上ﾍﾞｰｽ(1) 上 ﾐﾄﾞﾙ(1) 上ｳｨﾝﾄﾞｼｪﾙ(1) 上保温1(1) 上保温2(1) 下 ﾄﾞﾗｲ(1) 下ﾍﾞｰｽ(1) 下ﾊﾟﾝﾂ(1)

備考

・持って行けば良かったもの　ツェルト�競蹈鵐亜�ツェルト�気任篭垢�て雨天時は着替えが大変。

感想

titojichan

GPSログは最初暴走したため途中まで削除したためスタート地点は観光新道の途中からになってます。また御前峰お池巡りから室堂へ戻る途中で電池切れでログがありません。

当初の計画では　1日目　市ノ瀬から別山、甚之助避難小屋泊、2日目　白山の予定でしたが、台風影響確認で自宅出発を遅らせたため、1日目 白山　2日目は状況が良ければ別山に急きょ予定変更しました。

1日目（8月3日）
　観光新道を2時間くらい歩いてからお花がぞくぞくと増えてきてなかなか前に進めない状況が延々と続きうれしい誤算。ただハクサンコザクラに出会えないまま御前峰まで登頂。ガスってたけどお池巡りコースに行きハクサンコザクラにやっと会えた。満足してショートコースで室堂に向かうとこの区間にいっぱいハクサンコザクラが群生しててこちらもうれしい誤算でした。
　室堂センターで明日朝の天気予報を確認すると雨で別山は厳しそうなので、明日2日目は南竜湿原を歩いて別当出合に下山することに決定。宿泊先も甚之助避難小屋から南竜ヶ馬場野営場に変更しテント泊（正確にはツェルト泊）。
　夜7時頃から雨が降り始め、星空も眺められないので、「白山・花ガイド　文写真 栂典雅」を読んで過ごした。あまり気温が下がらずシュラフは使わずシュラフカバーのみにくるまって就寝。ツェルトの上にツェルト床面積より広いアルミ発泡シートをアルミ側を下面にして凹状になる様に敷き床下からの浸水をブロックしました。

2日目（8月4日）
　朝4時前、顔に水が滴り落ちて目を覚ます。ツェルト天頂部の縫目から浸みてきた模様。トイレに行きたくなり狭いツェルト�気涼罎妊譽ぅ鵐ΕД△鮹紊襪里�大変だった。脱ぐのも大変だろうから撤収して炊事場で朝食を摂る。昨日の予報通りまだ雨が降ってるので予定通り南竜湿原を散歩して下山することに。野営場脇に普通にハクサンコザクラが咲いてるし水も無料だしここの野営場とても気に入りました。
南竜道もお花が多く雨が降ってても楽しい。砂防新道に入り甚之助避難小屋で視察がてら休憩。土間が広いので靴を履いたまま休憩できます。トイレも水場もあるし平日登山時宿泊に利用したい。
次第に当日の入山者行列とバッティング。前方を見てない人が多く一人一人に挨拶する様にして結構気を使いました。昨日も同様で、弥陀ヶ原あたりを歩いてる時に対向する登山者が仲間との話に夢中で木道を横列で歩かれてて端に寄ってても危うく接触しそうになるし。パーティでトップを歩く人に挨拶しても後方の仲間に人が通る旨を伝えない人も結構見られそれを見越して一人一人に挨拶するのに疲れた。人が多くても、この場所では常時熊鈴を鳴らして歩いてもいいかなぁとも思いました。
下山後は、市ノ瀬ビジターセンターより徒歩10秒の永井旅館（白山温泉）でさっぱり。こじんまりした浴室に裏山から涼風が通り抜け気持ち良かったです

写真などはブログで公開しています↓
http://titogy.naturum.ne.jp/e2188961.html

20140803・0804白山