浅間山・天狗温泉浅間山荘から前掛山往復
- GPS
- 05:33
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,157m
- 下り
- 1,145m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日本百名山だけに多くのひとが歩いているためか、よく踏まれてて道じたいには問題なし。強いていうなら、火山館手前の沢を渡る前のトラヴァース箇所が不安定か。 雪もほぼ解けており、問題となるような量ではなかった。 |
その他周辺情報 | 天狗温泉浅間山荘で入浴 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
ストック
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感想
日本百名山の86座目として、浅間山(前掛山)に登って来た。今年は飯豊と朝日連峰を狙ってたけど、梅雨時の大雨の被害状況がよく分からなかったため断念し、浅間山に行くことにした。ホントは11月3日に行く予定だったけど、強風の予報が出ていたため延期し、雷倉に行った(笑…https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4872549.html)。この時期の浅間山は、雪がどれだけ積もってるかが気になるところだけど、1992年11月29日に湯ノ丸山に登ったことがあって、北面の登山道は凍ってるところがあったけど概ね問題無かった成功体験があったので「大丈夫だろう」と踏んでいた。勿論『ヤマレコ』に毎日のようにアップされる最新記事をみて、雪の状態のチェックを欠かさなかったことは言うまでもない(苦笑)。
富山から浅間山の登山口に行くには、北陸道─上信越道で東部湯の丸I.C.か小諸I.C.まで行くのが手っ取り早いけど、高速料金代と(遠廻りになるので)ガソリン代が嵩むため、安房トンネルで松本に出て、松本トンネル─三才山トンネル経由で4時間かけて登山口の天狗温泉浅間山荘へ向かった。朝2時に『キャラメルハウス』を出発し、6時に浅間山荘に到着。走行距離は片道約200 km。駐車場には\500かかる旨の標識が立ってたけど、料金はどうすりゃいいの?…と思ってたら、集金人がちゃんと徴収しに来た(苦笑)。登山口の鳥居横のトイレで用を済ませてから、6:24に登山開始。
著名な浅間山だけあって老若男女いろんなひとが上りに来てる。したがって、登山者の歩く速度にかなり差があり、道を譲ってあげる・譲ってもらうことが多々あった。道は最初のうちは蛇堀川に沿って緩く上って行き、不動の滝からニノ鳥居の立つ尾根に上ってしばらくは尾根歩きとなるも、やがて硫黄臭漂う沢沿いの道となる。最後に源頭部で沢を渡ってひと登りで火山館に7:53に到着。
登山口でトイレしたばかりだけど念のため火山館でもトイレを使わせてもらおう…と思ったけど、小銭が無く協力金\200が払えなかったので、そのまま頂上へ向かう(結局、トイレは下山までもった)。湯ノ平口分岐と賽の河原分岐を過ぎ、いよいよ本格的な上りとなる。登山口からずっと沢だったり日蔭のなかを歩いてたので、ず〜〜〜っと寒かったけど、ようやく陽が当たるようになって来た。「いかにも火山」といった植物も何も無い殺風景な道を、四阿山をみながら往く。早くも登頂を済ませたひとたちが次々下りてくる。2,300 m超えた辺りから、岩蔭に雪がほんのり残るようになったけど、登山道を歩く分には全く問題無い。登山道の凍結を想定して普段は持ち歩かないストックを今回は背負って来たけど、使う場面は最後まで無かった。立入禁止告示板で火口縁の一端まで上り詰めると、あとは縁に沿ってひたすら上るだけ。上るにつれ傾斜が緩くなってく。9:25に前掛山頂上に到着。天気は快晴で、頂上からは、富士山、蓼科山と八ヶ岳とその奥の仙丈、御嶽、乗鞍、槍穂、立山剱、五竜白馬、頸城三山、四阿山、志賀高原、上越国境…と山岳展望が楽しめた。しかし、風もあって寒い! 寒くて長居出来ないので、たった10分で退散・下山開始。
賽の河原分岐と湯ノ平分岐の間に、火山館で消費される薪が大量に並べてある場所があって「一本でも下げて」とのお願いが書かれていたので、薪3本を手で持って、火山館まで運んであげた。ザックに余裕があったので、ザックに入れようとしたけど、薪って意外に大きく、木屑がザックに入るのもイヤだったので断念したけど、どうせなら杖型に薪を切ったらどうだろう? そうすれば杖代わりにして薪を下げてくれる登山者も多いのではないかな?
火山館からの下りは南を向いて歩くため、さすがに暑くなって来たので、途中でウールのシャツを脱ぐ。ニノ鳥居ではママとちっちゃい男の子の2人が、火山館行くのにどっちのコースに行くべきか悩んでたけど、どっちを選んでも合流するって教えてあげた。さすがに火山館までだろうけど、もし、前掛山まで行ってたら凄い! 二ノ鳥居からは不動の滝を経由しない山腹コース(仮称…苦笑)を選んでみたけど、途中で一ノ鳥居へ下ろされた(苦笑…地形図に載ってる浅間山荘近くまで続く歩道は廃道になっているよう)。一ノ鳥居からは、クルマでも通れそうな道。陽射しを浴びながら歩き、11:57に浅間山荘に戻った。
百名山だけあって多くのひとが歩いているお蔭で歩き易い道。登山口から頂上まで1,000 mを超えるので弟子(妻)には同行をあまり勧められずひとりで来たけど、次は連れて行きます!(笑)
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