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Yamareco

記録ID: 4911463
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

沖ノ山〜若杉峠〜長義(なぎ)山 晩秋🍃若杉天然林さんぽ

2022年11月12日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 鳥取県 岡山県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:20
距離
18.2km
登り
1,002m
下り
1,039m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
0:41
合計
7:16
距離 18.2km 登り 1,034m 下り 1,039m
8:52
8:55
27
9:22
9:23
38
10:01
49
10:50
10:59
42
11:41
24
12:05
34
12:39
12:44
4
12:48
37
13:25
24
13:49
13:50
4
13:54
29
14:23
14:36
28
15:04
15:06
18
15:24
15:31
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沖ノ山直下の管理道路,山頂直下まで舗装された道が付いているが,荒れて放置状態。若杉峠から県境尾根の道を踏み間違え,下の林道に下りてから途中復帰。ところどころ周囲の眺望が開ける静かな森の道です。
天候 ☀晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山市内より美作道路,美作市内を北東に進み西粟倉村の若杉天然林駐車場へ。途中,帰路ヒルダウン用のチャリを峰越峠にデポ。
コース状況/
危険箇所等
若杉天然林内→散策道,道標,植物名の札等よく手入れされている。
若杉峠〜沖ノ山→中国自然歩道部分は良路,分岐からも踏み跡明瞭な道。沖ノ山の管理道路は舗装されているが,傷みが激しく放置状態。山頂部,膝上〜腰程度のササ漕ぎあり。
若杉峠〜峰越峠→県境縦走路で踏み跡明瞭。
峰越峠〜長義山→杉林の中に踏み跡,テープ等あり。
その他周辺情報 西粟倉村「湯〜とぴあ黄金泉」に寄って♨♨♨。
大茅スキー場を過ぎて峰越峠に上がる。カーブミラーに帰り用のチャリを展開しくくった。この先に県境の看板が表示されている。
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大茅スキー場を過ぎて峰越峠に上がる。カーブミラーに帰り用のチャリを展開しくくった。この先に県境の看板が表示されている。
若杉天然林駐車場には先行車2台。ツツジやモミジの紅葉が残る程度。ちょっと前までは最高の景色だっただろう。スタートします。
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若杉天然林駐車場には先行車2台。ツツジやモミジの紅葉が残る程度。ちょっと前までは最高の景色だっただろう。スタートします。
真っ青な空に向かってスギが伸びる。人工林でも気持ちよい。
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真っ青な空に向かってスギが伸びる。人工林でも気持ちよい。
天然林の散策コース周辺は樹木名の表示や解説の看板が充実。ついつい足が止まる。
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天然林の散策コース周辺は樹木名の表示や解説の看板が充実。ついつい足が止まる。
頭上の紅葉,最後のサービス中。
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頭上の紅葉,最後のサービス中。
葉を落とした木々が青空にまっすぐ。これはサワグルミかな。
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葉を落とした木々が青空にまっすぐ。これはサワグルミかな。
空を見上げると,木々が踊っているような不思議な感覚になる。
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空を見上げると,木々が踊っているような不思議な感覚になる。
だいぶ上まで上がってくると視界が開けた。正面にくらます。当然登ったことはなし。
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だいぶ上まで上がってくると視界が開けた。正面にくらます。当然登ったことはなし。
少し南側の三室山は雲を纏っていた。
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少し南側の三室山は雲を纏っていた。
稜線に出ると中国自然歩道に合流する。ここは第3分岐点と名前が付いている。お茶を飲んでから,沖ノ山への道へ進む。南側(岡山側)は自然林,北側(鳥取側)は人工林が続きます。
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稜線に出ると中国自然歩道に合流する。ここは第3分岐点と名前が付いている。お茶を飲んでから,沖ノ山への道へ進む。南側(岡山側)は自然林,北側(鳥取側)は人工林が続きます。
樹林を進むとところどころに眺望が得られる。進行方向に快晴の沖ノ山が姿を現した。
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樹林を進むとところどころに眺望が得られる。進行方向に快晴の沖ノ山が姿を現した。
そして南側には後山山塊がどっかり。左手前は最後に行く予定の長義山,ダルガ峰〜大海里山〜駒ノ尾山と続く。
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そして南側には後山山塊がどっかり。左手前は最後に行く予定の長義山,ダルガ峰〜大海里山〜駒ノ尾山と続く。
足下が滑る土のロープ場以外,起伏が少ない縦走路を快適にさんぽ♪。この時期の木々はみんなダンスしてます。
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足下が滑る土のロープ場以外,起伏が少ない縦走路を快適にさんぽ♪。この時期の木々はみんなダンスしてます。
スギの樹林の中に,点名「若杉」三角点,1196m。
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スギの樹林の中に,点名「若杉」三角点,1196m。
西の方向に雲を纏った袴ヶ山,その向こうに那岐山系。
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西の方向に雲を纏った袴ヶ山,その向こうに那岐山系。
管理道路に出会う手前の丘の上から。沖ノ山と西の山々の遠望。
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管理道路に出会う手前の丘の上から。沖ノ山と西の山々の遠望。
舗装された管理道路に出て沖ノ山にアプローチ。傷みが激しく倒木や落石がそのまま放置された残念な道。沖ノ山へは簡単に行けるようになったのだろうが...。
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舗装された管理道路に出て沖ノ山にアプローチ。傷みが激しく倒木や落石がそのまま放置された残念な道。沖ノ山へは簡単に行けるようになったのだろうが...。
山頂の手前は尾根に取り付き,正しく?ササ漕ぎをして進む。尾根に上がると,ほら。周りの山が見えるようになります。右に東山,左に鳴滝山。
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山頂の手前は尾根に取り付き,正しく?ササ漕ぎをして進む。尾根に上がると,ほら。周りの山が見えるようになります。右に東山,左に鳴滝山。
そして宍粟方面の大パノラマが広がった。ササ原の向こうに氷ノ山〜。
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そして宍粟方面の大パノラマが広がった。ササ原の向こうに氷ノ山〜。
氷ノ山山頂アップ。三ノ丸でキラキラ光っているものの正体が分からず...。太陽光パネルかなんかあったかなあ?
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氷ノ山山頂アップ。三ノ丸でキラキラ光っているものの正体が分からず...。太陽光パネルかなんかあったかなあ?
北東方向には白骨樹の立ったよさそうなササ原が広がる。その向こうに東山の大乢まで続く中国自然歩道の稜線。その向こうに氷ノ山。
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北東方向には白骨樹の立ったよさそうなササ原が広がる。その向こうに東山の大乢まで続く中国自然歩道の稜線。その向こうに氷ノ山。
ササを漕いで進んではひと休み。振り返れば宍粟の山々のパノラマ。雲を被っていた三室山も姿を現した。
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ササを漕いで進んではひと休み。振り返れば宍粟の山々のパノラマ。雲を被っていた三室山も姿を現した。
最後は平坦な山頂へ。沖ノ山1317.9mです。二等三角点あり。
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最後は平坦な山頂へ。沖ノ山1317.9mです。二等三角点あり。
青空は見えるようになったが,山頂での眺望は得られない。下山は管理道の終端の西側へ。西側の眺望は...。雲が増えて得られず。那岐山雲隠れ。伯耆大山確認できず。
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青空は見えるようになったが,山頂での眺望は得られない。下山は管理道の終端の西側へ。西側の眺望は...。雲が増えて得られず。那岐山雲隠れ。伯耆大山確認できず。
帰路,見通しのよい場所から。東のくらますはずっとよい展望。
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帰路,見通しのよい場所から。東のくらますはずっとよい展望。
後山〜船木山〜駒ノ尾山。逆光で写りが悪い。ダルガ峰のてっぺんはススキ天国と思われる。
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後山〜船木山〜駒ノ尾山。逆光で写りが悪い。ダルガ峰のてっぺんはススキ天国と思われる。
帰りは縦走路をさっさと歩く。若杉峠手前から東山のてっぺん。ササ原が広がっていい感じです。
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帰りは縦走路をさっさと歩く。若杉峠手前から東山のてっぺん。ササ原が広がっていい感じです。
県境の縦走路にはいくつもブナ・ゲートがあります。
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県境の縦走路にはいくつもブナ・ゲートがあります。
ほどなく若杉峠の休憩舎へ。お一人休んでおられた。ごあいさつしてランチタイムにする。暖かいものが沁みる時期になりました。そぼろ,こんぶの自家製おにぎりとおいしくいただきチャージ。
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ほどなく若杉峠の休憩舎へ。お一人休んでおられた。ごあいさつしてランチタイムにする。暖かいものが沁みる時期になりました。そぼろ,こんぶの自家製おにぎりとおいしくいただきチャージ。
若杉峠。往時は美作と若桜を結ぶ要路だった。お地蔵様あり。
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若杉峠。往時は美作と若桜を結ぶ要路だった。お地蔵様あり。
ここから県境尾根を上がるつもりが林道に下りてしまう。上に行くのを止めてしばらく林道歩き。遠回りだが道は繋がってます。
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ここから県境尾根を上がるつもりが林道に下りてしまう。上に行くのを止めてしばらく林道歩き。遠回りだが道は繋がってます。
ときどきナラの紅葉が残る。
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ときどきナラの紅葉が残る。
県境ピーク手前から歩きやすそうな林をつたって県境尾根に復帰。林の向こうにはすばらしい眺望がありそうだが...。なかなか見えない。
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県境ピーク手前から歩きやすそうな林をつたって県境尾根に復帰。林の向こうにはすばらしい眺望がありそうだが...。なかなか見えない。
県境ピークを下りた林道出会いの前後だけ眺望が開けた。ここからだとくらますが真正面。氷ノ山の見え方も変わる。
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県境ピークを下りた林道出会いの前後だけ眺望が開けた。ここからだとくらますが真正面。氷ノ山の見え方も変わる。
そして左手,三室山もだんだんと近くになってくる。
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そして左手,三室山もだんだんと近くになってくる。
去年扇ノ山の登山口へ下りる途中に沖ノ山が見えた。今回,こちらから扇ノ山を見る。もうすぐ雪山。
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去年扇ノ山の登山口へ下りる途中に沖ノ山が見えた。今回,こちらから扇ノ山を見る。もうすぐ雪山。
この分岐からほど近いところに三国平。上り下りもあまりなし。寄ってみる。
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この分岐からほど近いところに三国平。上り下りもあまりなし。寄ってみる。
5分ほどでとうちゃこ。宍粟50名山三国平1128m。林間で眺望はない。森林セラピーによさそう。ここで本日最大,5人(家族)パーティーにすれ違った。
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5分ほどでとうちゃこ。宍粟50名山三国平1128m。林間で眺望はない。森林セラピーによさそう。ここで本日最大,5人(家族)パーティーにすれ違った。
心地よい森を峰越峠へ進む。足下は落ち葉の絨毯でふかふかです。
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心地よい森を峰越峠へ進む。足下は落ち葉の絨毯でふかふかです。
ところどころに思い出したように赤いモミジが残る森。
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ところどころに思い出したように赤いモミジが残る森。
チャリンコをデポした峰越峠に下りて来た。
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チャリンコをデポした峰越峠に下りて来た。
ここは県境。どうでもいいが,一応県境を跨いでおく。ツーリングのバイクが爆音を響かせて何台も走り抜けていた。
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ここは県境。どうでもいいが,一応県境を跨いでおく。ツーリングのバイクが爆音を響かせて何台も走り抜けていた。
本日最後のピークは長義(なぎ)山。奈義町の那岐山と同じ名前だが,由来は分かりません。峰越峠からのスギの樹林を抜けると銀色のススキの世界が広がった。
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本日最後のピークは長義(なぎ)山。奈義町の那岐山と同じ名前だが,由来は分かりません。峰越峠からのスギの樹林を抜けると銀色のススキの世界が広がった。
急登を登ると1106m長義山頂まではすぐ。こちらも展望無しの残念ピークでした。
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急登を登ると1106m長義山頂まではすぐ。こちらも展望無しの残念ピークでした。
最後のススキの原が美しく,景色を眺めてしばらくボーッとしていた。では下りましょう。
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最後のススキの原が美しく,景色を眺めてしばらくボーッとしていた。では下りましょう。
三叉路まで下りたら,若杉天然林の駐車場までぷちヒルクラ。久々にチャリを漕ぐ。ギア軽くて思ったより楽ちん。
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三叉路まで下りたら,若杉天然林の駐車場までぷちヒルクラ。久々にチャリを漕ぐ。ギア軽くて思ったより楽ちん。
カラマツの紅葉。夕陽に照らされて美しかった。
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カラマツの紅葉。夕陽に照らされて美しかった。
ゴール。ちょうど帰る車1台。まだの車1台。昼の間はほどほど来ていたのでしょうか。チャリを載っけて♨へ。晩秋の静かな山歩きでした。
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ゴール。ちょうど帰る車1台。まだの車1台。昼の間はほどほど来ていたのでしょうか。チャリを載っけて♨へ。晩秋の静かな山歩きでした。

感想

今週末日曜日は☂マーク。土曜日☀なんで,鳥取の沖ノ山に出かける。先週登った鳥取の東山から南に見えた山。西粟倉村の若杉天然林から上がり,峰越峠まで県境尾根を歩いてチャリンコで下りる計画。ルートの近くにある三国平と長義(なぎ)山にも道草する森林さんぽコース。
道中,吉井川の周辺は,この時期らしい深い霧の中。大原まで霧だったが,西粟倉に入ると光が差して青い空が広がった。今日もいい天気だ。まず,帰り用のチャリを峰越峠にデポし,若杉天然林駐車場から出発。先行車は2台だった。若杉天然林上空は青空が広がり眺望に期待する。
天然林内の散策コースの紅葉は終了していて,青空に向かって伸びるブナ,ミズメ,ミズナラ,サワグルミなどの木々が静かに出迎えてくれた。樹木名の表示や解説板が充実している道が続く。
第3分岐からは沖ノ山への縦走路となる。スギの人工林やブナの自然林の中を歩くと,ところどころに周囲の山が見える。沖ノ山の前後は傷んだ管理道を歩き山頂直下にアプローチし,最後はササを少し漕ぎ山頂へ至る。沖ノ山の管理道路や尾根は眺望がよい。宍粟方面や那岐方面のパノラマが楽しい。伯耆大山は雲の中に霞んで見えなかった。
若杉峠〜峰越峠の県境尾根は,はじめ踏み跡を外してしまい興ざめの作業林道を歩いてしまう。途中から稜線に復帰し,三国平や長義山に寄り道してから,デポしたチャリで駐車場まで戻った。
県北の山の紅葉は完全に終わり,後は冬を待つばかりとなった。落ち葉を踏みながら,この時期らしい静かな森を歩くことができました。
出会った人 沖ノ山ピストン中3,若杉峠休憩舎1,県境尾根の道1,三国平5。シマヘビ1。

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