花瓶山と茨城栃木県境縦走

2022年11月12日(土) [日帰り]

• GPS: 06:58
• 距離: 11.9km
• 登り: 644m
• 下り: 385m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:51
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:45

5:57 スタート地点
6:04 0:00 関の田和峠
6:08 0:00 杉林の緩い稜線へ
6:25 0:00 広い林道合流
6:27 6:31 新いわき線送電線鉄塔
6:48 6:50 高戸山
7:22 0:00 584m峰
8:03 8:16 主図根のあるピーク
9:23 0:00 花瓶山の標識
9:28 9:42 花瓶山
9:59 10:01 次郎ブナ
10:20 10:24 太郎ブナ
10:34 10:44 見晴らしの良いピーク
11:48 11:53 西側の伐採されたピーク
12:42 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

前回のゴール地点、茶の里トンネルの栃木県側の狭い空き地に駐車した。
他にも栃木側は峠への旧道の入口。茨城側にも駐車スペースはある。

コース状況／危険箇所等

高戸山の近くから花瓶山を経て太郎ブナ2世付近まで広大な伐採地が点在する。その多くは現地の様子や先人の記録から伐採されてから間もないようで、眺望に優れ、小灌木やトゲトゲの木の少ない快適な山歩きが楽しめる。
なお、太郎ブナ2世の先からゴール地点の県道28号大子那須線の県境までは伐採地が1箇所あるだけで、植林帯も少なく、雑木林の紅葉を楽しみながらのプチ藪歩きとなる。
コースは今までと同様に、枝尾根への道迷いがあるので、GPS機器による現地確認は欠かすことはできない。

その他周辺情報

雲厳寺の駐車場にあるトイレが利用できる。

写真

11/12 5:03

ゴール予定地点の県道28号大子那須線の県境に自転車をデポ。

11/12 6:05

出発地、県道205号須賀川大子線　関の田和峠の茶の里トンネル、栃木側の空き地に車を停めて出発。

11/12 6:06

旧道への入口。旧道は車が進入できないように、鎖が張られている。

11/12 6:11

旧道の関の田和峠より、県境の縦走を開始。

11/12 6:15

難なく稜線へ。早速頭の赤い境界杭がお出迎えしてくれた。

11/12 6:33

広い林道を横断。シカ捕獲のため罠が仕掛けられているとのこと。

11/12 6:39

送電線の鉄塔に出た。

11/12 6:37

東京電力新いわき線の149号鉄塔だ。

11/12 6:42

まもなく伐採地に出た。

11/12 6:45

伐採地の中に、植林帯をまとった高戸山が姿を見せた。期待が高まる。

11/12 6:50

振り返ると先ほど通過した149号鉄塔が見えた。

11/12 6:53

高戸山頂上に到着。三等三角点高戸屋581.2m。(高圧線の延びる方向にたぶん見張山。）

11/12 6:57

伐採地が続いている。

11/12 6:56

頂上に立つ送電線鉄塔。東京タワーと同じ赤と白に塗られている。

11/12 6:55

東京電力新いわき線の148号鉄塔。

11/12 7:04

しばらくはこの境界杭を頼りに稜線を行く。

11/12 7:04

奥に八溝山。手前左はこれから辿る県境稜線。手前右手の朝日を浴びて斜面の赤い山は706m峰と思われる。（初めは花瓶山かと思ったが違うようだ。）

11/12 7:09

伐採地が続く。

11/12 7:17

ちっぽけなコウヤボウキの花を見つけた。⇒キッコウハグマに修正。花が3つ集まって一つの花のように見えるので。

11/12 7:20

伐採地の終点の

11/12 7:24

ピークから、

11/12 7:25

小灌木の藪へ。

11/12 7:29

植林帯を経て、

11/12 7:36

再びの藪。藪は長く続かない。

11/12 7:47

境界杭のある広い稜線の林。

11/12 7:49

休猟区栃木県の看板。

11/12 8:09

今度は西側（栃木県側）が伐採されていた。

11/12 8:11

小ピークに主図根点が置かれていた。

11/12 8:24

黒羽町のもののようだ。

11/12 8:11

谷を隔てた尾根。

11/12 8:11

花瓶山への登山路にある548m峰のようだ。

11/12 8:54

紅葉の稜線を行く。

11/12 9:01

落ち葉の敷き詰められた登山路のような稜線。

11/12 9:23

笹の藪もあるが長くは続かない。

11/12 9:30

花瓶山の標識が現れ、

11/12 9:36

花瓶山頂上に着いた。

11/12 9:36

ここにも大の字の図根点があった。大子町のものか。

11/12 9:47

花瓶山は南側が伐採されていた。

11/12 9:50

地図上の花瓶山頂上の山頂プレート。

11/12 9:57

花瓶山を後にして間もなく、八溝山が樹々の間から見えた。

11/12 10:00

西側（栃木県側）が伐採された稜線を行く。

11/12 10:02

目を凝らすと伐採地の右上に大きなブナが見えた。

11/12 10:08

次郎ブナのネームプレートがかけられていた。幹が太くどっしりしていた。

11/12 10:12

半分残った植林帯を回り込んで、開けた稜線に出ると、

11/12 10:18

太郎ブナ2世がロープで仕切られた一角に保護されていた。

11/12 10:27

伐採地のピークで小休止。

11/12 10:27

ピークから来し方を振り返る。

11/12 10:32

八溝山が大きくなった。

11/12 10:34

八溝山からパノラマで。

11/12 10:34

八溝山に次いで高い山は高笹山だろうか。

11/12 10:34

その右手。

11/12 10:55

再び藪へ。

11/12 11:00

727m峰付近。

11/12 11:09

小さなピークを越えていく。同じような光景が続く。

11/12 11:16

紅葉を愛でながら歩けるのはうれしい。

11/12 11:27

三等三角点取上744.4m付近。
三角点は県境から少し外れていてGARMINのGPS機器に未記載のため三角点に到達できなかったのが残念。

11/12 11:37

紅葉の道は続く。

11/12 11:50

眺望が開けた。

11/12 12:06

林野庁の境界見出標を追って歩く。

11/12 12:16

大の字の図根点のある小ピーク。

11/12 12:27

八溝山が樹々の間から姿を見せた。

11/12 12:38

栃森公と記された境界杭と境界見出標。

11/12 12:46

矢印のペンキ書きのある分岐。一度通り過ぎたが、戻ってこの矢印から車道に下った。

11/12 12:50

県道28号大子那須線の県境にゴール。デポした自転車で下る。

11/12 14:13

自転車は明神峠トンネルと、

11/12 14:44

茶の里トンネルへのいずれも登りがきつくて自転車を降りて歩いた。駐車地点までおよそ14kmほど。休憩を含め1時間45分かかった。

撮影機器：

RICOH WG-50 リコー

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 タオル カメラ

感想

山とハム

伐採されてまもない稜線は砂漠の中のオアシスのように思える。当たり前のようにずっと藪漕ぎをしてきたので、歩きやすくて眺望もよい、そんな伐採地に出会えたらラッキーと私は思う。
八溝山が近くなるにつれて、そんな伐採地が増えてきているように思えた。
きれいに整備された植林帯もまた趣があって良いけれど。

次回はいよいよ八溝山の頂上を踏み、茨城福島縦走の世界に一歩足を踏み入れる予定だ。