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Yamareco

記録ID: 492059
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アルパインクライミング
甲斐駒・北岳

南アルプス/北岳バットレス四尾根

1998年08月22日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.6km
登り
1,676m
下り
1,676m

コースタイム

0100 茅ヶ崎発⇒0400-0435 広河原<1500>→0622 二俣<2200>→0700 C沢出合→0740-0810 下部岩壁下→1005-1025 四尾根取付き→1230 マッチ箱→1500-1535 終了点→1550-1610 北岳山頂<3192>→1800 八本歯のコル経由二俣→1930-2000 広河原→2330 茅ヶ崎着
天候 晴れ後曇り
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場
広河原手前側駐車場に駐車。
大樺沢沿いで休憩を取る。
大樺沢沿いで休憩を取る。
c沢からバットレスを眺める。
c沢からバットレスを眺める。
c沢で地図を確認。
c沢で地図を確認。
b沢とc沢の尾根をb沢側に降りて全体を見る。白いのがcガリー大滝。
b沢とc沢の尾根をb沢側に降りて全体を見る。白いのがcガリー大滝。
朝食時。
bガリー大滝をリードする13Kさん。
bガリー大滝をリードする13Kさん。
きわめて急に見えるが困難さはない。
きわめて急に見えるが困難さはない。
bガリー大滝上でAki-CLさんをビレイする13Kさん。
bガリー大滝上でAki-CLさんをビレイする13Kさん。
エーデルワイス。北岳は花の宝庫である。
エーデルワイス。北岳は花の宝庫である。
四尾根取付きに到着。
四尾根取付きに到着。
フランケの登攀者。
フランケの登攀者。
いざ、取付き。卦蕕砲靴討脇颪靴ぁ
いざ、取付き。卦蕕砲靴討脇颪靴ぁ
再びフランケを見る。
再びフランケを見る。
控蕕粒某管堯先行パーティの登攀。
控蕕粒某管堯先行パーティの登攀。
順番待ちのひととき。
順番待ちのひととき。
V級ピッチのAki-CLのリード。
V級ピッチのAki-CLのリード。
V級ピッチのAki-CLのリード。(その2)
V級ピッチのAki-CLのリード。(その2)
V級ピッチのAki-CLのリード。(その3)
V級ピッチのAki-CLのリード。(その3)
V級ピッチのAki-CLのリード。(その4)
V級ピッチのAki-CLのリード。(その4)
V級ピッチのAki-CLのリード。(その5)
V級ピッチのAki-CLのリード。(その5)
5ピッチ目のリッジを渡る。
5ピッチ目のリッジを渡る。
マッチ箱と僕とフラットソール。
マッチ箱と僕とフラットソール。
マッチ箱からの懸垂下降。
マッチ箱からの懸垂下降。
マッチ箱の上。
北岳山頂(3192)に到着。
北岳山頂(3192)に到着。
北岳山頂(3192)に到着。
北岳山頂(3192)に到着。

感想

計画よりも1時間遅れで広河原に到着。駐車場はいっぱいで車を止められない。結局林道を15分ほど戻った駐車場に止める。お盆休みが終わったのにすごい人である。

大樺沢に沿って歩き始める。すぐに明るくなる。天気は晴れ。昨年のように間違えないようにC沢からバットレスへ向かう。霧もなく下部岸壁が見渡せる。朝食をとる。cガリー大滝及びdガリー大滝上部にザイルがぶら下がっているが人はいない。

我々はbガリー大滝へ。ホールド豊富で容易。踏み後をたどって樹林帯を進む。cガリーを横断して四尾根取り付きへのリッジの基部へ。ここは昨年登ったのでcガリーよりの樹林帯を進む。先頭をいく。
四尾根取り付きへ後高差50mm位の所でかすかにカラッと音がしたので見上げると黒い陰が見える。一瞬鳥かと思ったがすぐに落石とわかる。下の二人に「ラーク」と叫ぶ。木の葉が邪魔で二人の姿は見えない。石が落ちてくるまでの時間が非常に長く感じられる。大きさは直径40〜50cm位。真正面1m位の所に落ち大小2個に割れる。大きい方は右へ。とっさに左によける。体の50cmほど右をすっ飛んでいった。下の二人も無事。岩岳沢のことがあったのでほっとする。

四尾根取り付き部で一休み。
1ピッチ目リード。凹角部の3mが意外としょっぱい。後は楽。セカンドはtadomasaさんがユマールで登りラストは13K君。
2ピッチ目は13K君がリードしてtadomasaさんがユマール、ラストがAki-CL。この繰り返しで登る。
いづれのピッチも容易で岩も硬く楽しんで登れる。残念なことに登はんが始まってからは霧が出てきて眺めは今ひとつ。第二のコル下で先行パーティを待つ。
3mの垂壁は控蕕判颪い討△蠅笋呂蠅靴腓辰僂いコルのすぐ上で高度感が無く気楽に登れる。ここからは先行パーティを待ちながらとなりペースが大きく落ちる。マッチ箱での懸垂は下りる方向を間違え上部フランケ最終ピッチ20mも登ることになる。クラックを利用して登るが容易。この先新たなる先行者が登場しまたまたペースが落ちる。
枯れ木テラスへtadomasaさんが登ってくる時、霧が晴れマッチ箱のコル、大樺沢とゲレンデとはひと味違う迫力ある景色が広がる。

終了点で休憩し、頂上で記念写真を撮って下山。コースタイムが短い八本歯経由とする。
ヘロヘロで広河原へ下山。計画に余裕がなかった事を体で反省しつつ、帰路へ。車に乗って10分程でバケツをひっくり返したような大雨。御池小屋経由にしなくて良かったと思いつつ、前がよく見えない林道を運転。
翌日から筋肉痛が待っていました。次回はゆっくりテントまたは小屋を利用して余裕をもって北岳を楽しみましょう。
(Aki-CKさん筆)

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